セレッソ観戦記




 2006年4月22日(土):VSサンフレッチェ広島(広島ビッグアーチ)


 今年の初観戦となるアウェイ広島戦 ―― 正直言って、ここまでの8節の成績は1勝6敗1分と芳しくなく……その結果、小林伸二監督が解任 ―― 塚田雄二新体制での緒戦という、奇跡の連勝を歩んでいた頃の昨年のこのカードの観戦とはまた違う意味で非常に大事な試合になってしまいました。


 そんな大事な試合に臨むにあたり、家を出たのはAM6:30―― 気合が入っているというか、正気じゃないといった雰囲気がありありと見えてます(笑)。


 何故にそうまで早く出たかというと、正規の駐車場に止めたいから!


 去年止めた臨時駐車場はスタジアムから徒歩で20分の位置&そこから出た後に巻き込まれるであろう、1km強の距離で1時間を軽く超えるレベルの超大渋滞を避けるには、正規の駐車場に止めるしかないのです!


 まぁ、高速使えばもっとゆっくり出てもいいんだろうけど―― 流石に給料前に往復で高速は使いたくないし(笑)。


 貧乏人の呟きはともかく、五日市ICの直近にある広島ビッグアーチに到着したのは開門前のAM12:30。悠々と正規の駐車場に止めることが出来ました。


 ただし、この日は生憎の空模様 ―― 加えて、広島は18位と17位のセレッソと同じく不振なこともあり、客足が少ないことを考えると、この時間で本当に止めることができるかどうかは残念ながらいまだに不明。来年、広島がJ2落ちしなければ、もう一回検証してみようと心に誓いつつ、スタジアムでアウェイが食いにかかります(笑)


 


グリーンカレー¥550


辛さをココナッツミルクが中和してくれて、なかなかいいバランス。


ただし、食べ慣れてくるうちに徐々に甘さが目立ってくるようになる。


ボリュームもあり、\550と価格も手ごろ。


高くて味はそこそこ、というのが普通なスタジアムの屋台ということを考えると、


かなりの高水準なのではなかろーか。


とはいえ、メインの具の一つである茄子に火があまり通っておらず、かなり硬かったのはちょっとマイナスと言えるだろう。


あと、個人的にヒットなのは木のスプーンを使ってたこと。


プラスチックの奴よりも親しみやすく、好感を持てました。






黒豚焼売\250×2


週刊サッカーマガジンの1コーナー“サッカーの素”の第176回


『アウェイどうよ』で赤サポの人に絶賛されていたことと、


偶然にもグリーンカレー&ホワイトカレーの隣の屋台で売っていたことで興味を抱き、ついでに購入。


画像が小さいので大きさは判りづらいかもしれないけど、


直径5cm強の大振りのシューマイが三つ串に刺してあり、かなり食べでがある。


直前に美味しく頂いたグリーンカレーもあり、1本にしておけばよかったなぁ、とちょっと後悔 ――でも食った(笑)。


確かに旨いことは旨いけど、気温が13度前後と冷え込みが厳しかったこともあり、


冷えてくると一気に味が落ちてしまうという屋台料理の弱点も浮き彫りになってしまった。


あと、脂の旨みが濃厚なので、ビールに対しての誘惑も果てしなく大きくなる、というのも弱点といえば弱点―― こんなのを食ってビールが飲めないというのは、車で来てる奴には余りに酷です(笑)。





 アウェイも食ったことだし、雨の広島戦―― キックオフ!


 開始早々、かつてのチームメイト、寿人(佐藤寿人・広島#11)にホントにいきなりゴール(公式記録ではJ最速の9秒ゴール)を喰らう!


 それまでやってきた3−4−2−1から4−4−2(実質的にはほぼ4−5−1)に変更したことで生じた意識のズレが原因なのか、それとも、スタメンで今季初登場のエゾ(江添・#14)が滑るピッチにいきなり足を取られたのか?


 しかし、あまりにも早過ぎる得点&今季未勝利のせいで広島は守りに入ったのか、セレッソの猛攻が小気味良く続く。フィニッシュだけがうまく行かないものの、なんだかいいパンチングマシーンを得たかのように続くセレッソの時間帯は、新システムをフィットさせ、最初にとんでもないミスを犯してしまったDF陣の動きも時間を追うごとに活性化していく。


 そして、セレッソの猛攻は後半開始5分の時点で漸く花開いた!


 バイタル・エリア付近でアキからの縦パスを受けたモリシがそのままドリブルで持ち込み、シュート!


 このDFの間をすり抜けて放った、モリシのシュートそのものは広島のGK下田(#1)に阻まれたものの、こぼれに詰めていたのが、2トップの片割れ、トク!!


 このおいしいゴールを落ち着いて決め、やっと1−1の同点!


 広島も勝ち越しゴールを狙って攻めに出るが、サイドの攻防はセレッソが制し、ゲームを8割方支配する。


 そして後半25分を回った頃―― サイドから切れ込んできたフルが撃ったミドルが広島ゴールを襲い、下田の手も届かない。


 ―― よし!勝ち越しゴール!!と思ったのもつかの間、ポストに嫌われ、ゴールならず。


 結局、終始押し気味に試合を進めながらも結局は1−1のドロー。


 カウンターに徹してワンチャンスを狙う広島の攻撃があまりにも単調すぎたこともあるが、出会い頭のゴール以外に危険なシーンは殆んど与えず、ほぼ完璧な試合運びをしたDF陣はいいけど、ゲームを完全に支配したにもかかわらず、判断ミスやシュートやクロスの精度不足で試合をひっくり返すことが出来なかったアタッカー陣にはほんのちょっとだけ不満。この辺はまぁ今後の課題、ということだろう。


 だがそれ以上に、一旦流そうとしているからなのか、審判が遅れ気味に判定するのが気になった。


 上川さん―― SRなら、毅然とした判断をしてくださいな。流した判定をブーイングで覆すのはみっともないぜ?





 なにはともあれ、引き分けで勝ち点1を得たとはいえ、日程の4分の1を終えたところで勝ち点5はかなりの危険エリア。次回更新時にはどれだけ勝ち点を積み重ねているか……非常に気になるところです。





 P.S.正規の駐車場でも、抜けるのに40分もかかりやがった_| ̄|○


 何やってるんだ、駐車場整理?博多の森のガードマンを見習って、車を流す順番をバランスよくしやがれ、こんちくしょー!





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