―― この日はちょっと慌しく準備を進めるGMすがたけ。
 スケジュールの都合上、2時間で完了するようなシナリオを作ることになった訳なのだが……
GMすがたけ : シナリオはおぼろげに浮かんでるけど、2時間ではちと無理そうです(笑)
GMすがたけ : まぁ、オチがつくのかどうか判然としないのであれば、行きましょうか
GMすがたけ : いや待て……やっぱりこれどうよ
こたろ : うぃうぃ■w■)
GMすがたけ : ぬーぬぬぬぬぬ……よし、ちょっとヨレるかも知れないけど、こう行こう
 ―― と、前途多難なシナリオ開始。何せこの時にはタイトルもシナリオの結末も決まっていないと言う体たらく。アドリブでどこまで行けるか、がポイントとなるのです。
GMすがたけ : というわけで、今日も今日とて遊びに出ていた二人。夕焼け小焼けで日が暮れて、いつものねぐらに帰ったまではいいのですが……ねぐらの洞窟に何かの気配がします
???? : 「たー、うー」
こたろ : ねぐらはきりかぶのうろですよ。
ゆゆ : 「にーやん、なにか聞こえるよー」
GMすがたけ : なにぃ?!前提一気に覆りおっただとっ!?<切り株のうろ
こたろ : 「ゆゆ、降りて下がっていろ」慎重に中を覗きこみます。
GMすがたけ : ま……まぁいいや。それならそれで行こう
こたろ : ぢゃ、蒸し暑い季節になると避暑に使っている涼しい洞窟があるとゆー事で。
GMすがたけ : 「あー?」覗き込むこたろを見ているつぶらな目―――― 丸々と太った赤ん坊です
ゆゆ : 「わ、わ、赤ちゃんだよ!?」かけよるですよー。
こたろ : 「捨て子か……?」匂いを嗅いで健康状態をチェックしつつ、書き置きなどが無いか探します。
GMすがたけ : 『この子をお願いします。名前は達海です』と記された書置きと一緒に、乱雑に着替えやおむつを詰め込んだ籠がそこにあります
こたろ : 「……誰を相手に『お願い』しているつもりなんだ、この親は?」<洞窟の中に放置
ゆゆ : 「たっちゃん、ママだよー」
こたろ「ぅおい(汗)」<ママ
八ツ目御前 : 「待っておったぞ。どうしたものかと思っておったのじゃ」そう言うのは、近隣の森の土地神である八ツ目御前。人間態は絹のような光沢のある赤い着物を着た、黒髪の女性です
ゆゆ : 「あ、やっちゃんだー。こんにちわー」
こたろ : 「御前、これはあんたの仕業か?」
八ツ目御前 : 「最初はわらわへの供物かと思っておったのじゃが―――― どうも様子が違うらしい」
こたろ : 「あぁ、どうやら捨て子というヤツらしいな」
こたろ : 「丸々太っているという事は、貧困のあまりに思い詰めて……って事じゃないだろう。何か理由があるんだろうな」
八ツ目御前 : 「そう言うでない。わらわも困っておるのじゃ。人など久しく食っておらぬ故、供物であれば食らうもよかろうが……よろしく、などと言われて捨てられてはのぅ」
ゆゆ : 「こんなかぁいい赤ちゃんを手放すなんて…」
GMすがたけ : それはそうと、『ママ』に つ【夢】
こたろ : 「しかし俺達にどうしろと。持ち込まれた所で乳は出んぞ」
ゆゆ : 「ゆゆ、がんばってみるよっ」<おっぱい
こたろ「何をどう頑張るつもりだ」
八ツ目御前 : 「頑張るでない、そんなこと」
こたろうわ、一瞬素でツッコんでしまいました(笑)
ゆゆ : 「だ、だって、かわいそうだよ〜」
こたろ : 「まぁ、出来れば助けてやりたいのは俺もなんだが、問題はどうするかだな。親を探すべきか、警察に届けるか、俺達で面倒を見ながら親が思い直して帰ってくるのを待つか」
八ツ目御前 : 「わらわとしては思い知らせた上で諭してやりたいが……あいにくとわらわは土地神じゃによって、人里に出ることなど出来ぬ。そこで頼みじゃが……主ら、この赤子を親元に帰してはくれぬか」 (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
こたろ : 「帰してどうなるかは分からんが、それは親次第って事か。まぁ、帰ってきた我が子の顔を見てもう一度捨てようとは思えないかも知れないしな」
ゆゆ : 「この子を捨てたお母さんだって、すごくすごく辛かったと思うよ。もう一回捨てるだなんて、絶対にムリだよ!」
八ツ目御前 : 「そうじゃろう……そうでないとならぬ」二人の言葉に頷きながら、御前は糸で背負子を編みます。「ふむ……これでよかろう」 (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
こたろ : ところで、ここに粉ミルク等はありますか?<乱雑に着替えやおむつを詰め込んだ籠がそこにあります
GMすがたけ : 粉ミルクと哺乳瓶も入っています<籠の中 (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
こたろ : なら、物資に不安はありませんね。「親探しの間、この子の面倒は御前にお願いしても良いか?」
こたろ : ちなみにこの赤ちゃん、生後何ヶ月くらいでしょうか? それと性別は?
ゆゆ : 「おかね」で写真が作れるといいんですけど…?
ゆゆ「達海」だから男の子ですよ、にーやん。
こたろあぁ、そうか(笑)<達海
GMすがたけはい。男の子で、生後3〜4ヶ月といったところでしょうか<たっくん (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
八ツ目御前 : 「わらわがか?」こたろの言葉に虚を突かれたかのように驚くと、赤ん坊をまじまじと見ます「わらわが赤子を―― うーむ」 (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
こたろ : 「無理なら鈴音か人間の知り合い(若葉)にでも相談してみるが」<年寄りなので「子育てが得意なのは女性」という思い込みがある犬。
八ツ目御前 : 「うむ……判った。ならばやってみようぞ」編んだばかりの背負子を使って赤ん坊を背負いますが……「それはそうと……これはどう扱えばよいのじゃ?」哺乳瓶と粉ミルクを前に腕組み (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
こたろ : とりあえず人化して、「この器にこの粉をここまで入れて、人肌くらいのぬるま湯をこー入れて、この吸い口を口に含ませるんだ。で、飲むのを止めたらうつ伏せにして背中をさすり、ゲップをさせる事。下の粗相にはこの紙オムツを……」一通り説明します(笑)
達海 : 「きゃっきゃっ!」そんな御前の思案顔に関係なく、赤ん坊は無邪気に笑うのでした (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
ゆゆ : 「すごい…にーやん、お母さんみたいー(きらきら)」
GMすがたけ : 実は長い犬生の中でメスだった時期があるんじゃね?<こたろ (夢:(こたろ:0/ゆゆ:1)
 ―― あったら凄いわ。
こたろ : 「昔、飼われをやってた家に赤ん坊が居てなぁ……(遠い目)」
GMすがたけ : というわけで、こたろのお母さんぶりに夢を(笑) (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 「と、とりあえず頼んだぞ」赤ちゃん本人と手紙に染み付いた匂いを覚えます。
GMすがたけ : では、ここで一旦場面を変えましょう。 (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
GMすがたけ : では、匂いを覚えるには……『けもの』で、判定値は7です (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 思いを3使って成功。
こたろ : ついでに御前と達海に印象判定をします。けもので4
ゆゆ : あ、わたしもやっておきます。へんげで4です。
GMすがたけ : では、御前からはこたろには信頼、ゆゆには保護でつながりを結びます。達海からはどちらも好意で (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 御前へは尊敬、達海には保護を。
ゆゆ : やっちゃんに尊敬を。たっちゃんに愛情をです♪
GMすがたけ : そして、つながりが結ばれましたので、次の場面では想いとふしぎをそれぞれ6追加です (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : とりあえず、御前の社から匂いが辿れるでしょうか? (想い;8 不思議:10)
GMすがたけ : 匂いを覚えているので、問題なく辿って行けます (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : どんな方面に続いて行きますか?<匂い (想い;8 不思議:10)
GMすがたけ : 住宅地の一角ですが……途中で匂いが二手に分かれています。 (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 「おや?」 (想い;8 不思議:10)
GMすがたけ : 新しい匂いはどちらか、というのは、けもの8かへんげ7で判ると思います (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : あぁ、なるほど。古い方は社に向かった時の、新しい方が社から何処に行ったのかですね。思いを4使ってけもの8です。 (想い;8 不思議:10)
GMすがたけ : では、こたろは新しい匂いが曲がり角から少し離れた公園から続いているのが判ります。 (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 「こっちだ」と公園に向かいます。 (想い;4 不思議:10)
ゆゆ : 「赤ちゃんとやっちゃん、だいじょうぶかなぁ…」ちょっと気がそぞろです。 (想い;10 不思議:10)
男の子 : きーこー きーこー 涙目の男の子がブランコに乗ってます (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 「子供、だと?」 (想い;4 不思議:10)
こたろ : 植え込みに隠れながら近づいて観察してみますが。 (想い;4 不思議:10)
男の子 : 「……たっくん、誰かが拾ってくれたのかなぁ―――― まだだったら、お腹すいてるかなぁ」 (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
ゆゆ : 「ね、ねえ、もしかして…」 (想い;10 不思議:10)
こたろ : 「あぁ、どうやあの赤ん坊を置いて行ったのはこの少年だな」 (想い;4 不思議:10)
ゆゆ : 思わずたぬきのまま、飛び出しちゃいますw「どうしてそんなことするのさ!」 (想い;10 不思議:10)
男の子 : 「連れて帰らないと……でも、連れて帰ったらまたお父さんもお母さんも……」言って、震え出します (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
男の子 : 「うわっ!」『びっくり』して、バターン、とブランコから転げ落ちます……想いを使って大人を0に下げます(笑) (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
ゆゆ : 「あ、赤ちゃんには…お父さんとお母さんが…ひ、必要なのに…ひどいよ…そんなのひどいよ…(涙)」あとは言葉になりません。 (想い;10 不思議:10)
GMすがたけ : つ【夢】<ゆゆ (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
男の子 : 「でも……でも……お父さんもお母さんもたっくんにばっかり構って、ぼくのことなんかどうでもよくって……うわーん」腰を抜かしたまま、大泣きします (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : 「驚かせて済まんな、少年」のっそりと、犬のまま姿を現します。さりげなく逃げ道を塞ぐ位置取りでw (想い;4 不思議:10)
GMすがたけ : ……しまった。獣状態で会話成立させてる……ある意味びっくりしてねぇ(笑) (夢:(こたろ:1/ゆゆ:1)
こたろ : そして顔を舐めて「だいじょうぶ」を。 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
男の子 : 「……ひっく、ひっく」泣き止みました。はとこの言葉よりも効果覿面です(笑) つ【夢】 (夢:(こたろ:2/ゆゆ:2)
ゆゆ : 二本足でえぐえぐ泣きじゃくってます。 (想い;10 不思議:10)
こたろ : 「聞いておくれ、少年よ」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
男の子 : 「……」ぐしゅっ!と鼻をすすります (夢:(こたろ:2/ゆゆ:2)
こたろ : 「あそこで泣いているまめだぬきだが、あれには親がおらん。赤子の時に二人とも亡くなった」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「あれは毎日毎日泣き暮らしておったよ。それこそ涙で池が出来るくらいな」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「今でも夜中に夢の中で泣いている事がある」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「子供が親を失うというのは、それほどに辛いものなのだろうな」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「そして、子供を失う親もまた辛いものだ」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
男の子 : 「……」言葉もなく、涙を溜めた目でまじまじとゆゆを見ます。 (夢:(こたろ:2/ゆゆ:2)
こたろ : 「子供を無くした親も、あそこで泣いているまめだぬきのように、ずうっと泣き続けるのだろう」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「達海といったか、お前の弟なのだな」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
男の子 : 「……うん」こくり (夢:(こたろ:2/ゆゆ:2)
こたろ : 「お前の弟は泣くのだろう。泣き続けるのだろう。お前の二親も泣き続けるのだろう。ずっとずうっと泣き続けるのだろう。毎日、毎日なぁ」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「それでもお前は、弟が居ない方が良いのかね?」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「弟なぞ、要らんかね?」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
男の子 : 『毎日、毎日』という言葉に、びくっ!と震えて、泣きながら首を横に振ります「嫌だよ、そんなの。絶対嫌だよ!」 (夢:(こたろ:2/ゆゆ:2)
こたろ : 「日が沈むまで、良く考えてみる事だ。俺達はあの洞穴で待っている、お前の弟と一緒にな」ひょいとゆゆを背中に乗せて、公園を後にします。 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
ゆゆ : にーやんの背中から叫びます。「あの子がいらない子なら、ゆゆが育てるんだからっ」 (想い;10 不思議:10)
ゆゆ : 「ゆゆがぜったい、あの子を『いらない子』なんかにしないんだからっ」 (想い;10 不思議:10)
ゆゆ : 「いらない子なんて、どこにもいないんだからねーっ!」 (想い;10 不思議:10)
こたろ今回は珍しく、ゆゆが怒っていますねw (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
GMすがたけ : では、こたろとゆゆは、二人を追いかけるように森へ向けて駆け出す小さな気配に気が付きます。誰のものかは……振り向くまでもありませんね (夢:(こたろ:2/ゆゆ:2)
こたろ : そのまま山に帰ります。 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
GMすがたけ : チクショウ……【夢】が一回で1点しか与えられないのが辛いぜ (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : わざと待たずに全力疾走で洞穴へと帰り、黙って待つ事にしますよ。 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 何やらかにやら聞いてくる御前には、「まぁ、今は待つ事だ」とか言ってかわしていますw (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
男の子 : 「待ってっ…!たっくんをっ…連れてっちゃっ… やだよっ!」必死に叫びながら走りますが、そこは子供と犬の脚力の差、見る見るうちに引き離されていきます (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ : にーやんにしがみついて、まだぐずぐず鼻を鳴らしてます。 (想い;10 不思議:10)
GMすがたけ : それでは場面を再び変えて、二人のねぐらに戻りました。 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : (後悔と反省を一歩ごとに踏みしめながら山を登ってくるが良い。それがお前の糧になる) (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
こたろ : 「さて、戻ったぞ」 (想い;4 不思議:4(想い;4 不思議:4)
ゆゆ : 「ぐすん…ぐすん…」 (想い;10 不思議:10)
男の子 : それから遅れることしばし……藪の中をこけつまろびつしてきたのでしょう。すっかり泥だらけの傷だらけになった男の子が現れます。「返して……ぼくが悪かったから、たっくん……返してよ」ふらふらになりながら、洞窟へと (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : 「おや、先ほどの少年よ。落し物かね、探し物かね?」 (想い;4 不思議:4(想い;10 不思議:10)
ゆゆ : じっと男の子を見つめています。 (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 「主がこの赤子を捨てたのか?」ミノムシ状に糸でぐるぐる巻きにした赤ん坊をぶら下げて「捨てたのであろう?いらぬのであろう?ならばわらわが食らってよい、ということじゃのう!」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : あえて口を挟みません。御前への信頼があるからです。 (想い;4 不思議:4(想い;10 不思議:10)
男の子 : 「返してよ!」言って、御前へと頭からぶつかっていきます。「たっくんはいらない子じゃないんだっ!」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : 御前の前に出て、体で受け止めます。 (想い;4 不思議:4(想い;10 不思議:10)
八ツ目御前 : 「いらない子でないならば……なぜ捨てた」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : そして御前に「こう言っているがどうする?」と、目で語りかけます。既に答えを確信した目つきですが(笑) (想い;4 不思議:4(想い;10 不思議:10)
八ツ目御前 : 「止めるでない、こたろ。どうあっても赤子を渡さぬ、というのであれば、代わりにこの者を食らわねばなるまい」こちらも次に出す答えを準備した上で目で返答します (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
八ツ目御前 : 「しかし困ったのぅ……ここで主を食らっては、この赤子を連れて帰るものはおらぬ」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : 「心配無用。俺が匂いを辿って届けてやるさ。だから安心して食われるが良い」 (想い;10 不思議:10)
八ツ目御前 : 「主が『頼む』と言って置いていったのは、このように歩くこともままならぬ赤子じゃ。誰かが助けてやらねば生きていくことも出来ぬ」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
八ツ目御前 : 「ふむ、それもそうじゃな」長い黒髪の間から八つの目を覗かせて、男の子に近づきます (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ「連れて帰る人間が必要だから食わないでやる」だと、御前が悪者になりすぎますしねw<届けてやる (想い;10 不思議:10)
男の子 : 観念して、目を瞑って食われようとします。 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ自分は悪者になるクセに〜w<若葉ちゃんのお父さんを脅したこたろさん (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 「……主、名前は何と言う?」その問いに、「…………大輔」ぽつり、と答える子供 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ自分が泥をかぶるのは平気でも身内がそうなるのは嫌いな、そういう古臭い生き物なのだよw (想い;10 不思議:10)
八ツ目御前 : 「安心せい、大輔。少しばかり痛くはせぬぞ」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ「………(汗)」<やっちゃん、ホントに食べちゃうのかなって、はらはらしてるまめたぬ (想い;16 不思議:16)
ゆゆ「おろおろおろ」<あれ? にーやん止めないの? と、ふたりの間に視線をさまよわせてるまめたぬ (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 二の腕に爪を立てて大きく口を開け……目の前で『がちん』と噛み合わせると「今、主は死んだぞ、大輔」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
八ツ目御前 : 「大切な弟を捨てて行った愚かな主はわらわに食われて死んだ。今いるのは、この赤子にとって大切な兄の……強い気持ちを持った大輔じゃ」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
八ツ目御前 : 「じゃが、覚えておくがよい。主につけたその傷がある限り、赤子を大切にする気持ちを忘れたならば、いつでも食らいに行くぞ」本当は森から出れませんが(笑) (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
こたろ : っ【夢】>御前 (想い;10 不思議:10)
ゆゆ : っ【夢】>やっちゃん (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 「判ったか?判ったならば、連れて行くがいい」言って、大輔にミノムシ包みになった達海を渡します (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
達海 : 「あー。きゃっきゃっ!」何も判っていないまま、笑顔で抱かれます (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
大輔 : 「たっくん……ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」と、子供は弟を泣きながら抱きしめるのでした (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ : 「…ねえ、大輔くん」 (想い;16 不思議:16)
大輔 : 「……え?」 (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ : 「たとえ赤ちゃんがいたって、大輔くんのお父さんとお母さんが、大輔くんのことを大切に思ってのは変わらないよ。変わったりなんか、しないよ」 (想い;16 不思議:16)
大輔 : 「……ほんと?」えぐえぐ、と泣き声で返します (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ : 「だから大輔くんだって、いらない子なんかじゃないよ」 (想い;16 不思議:16)
こたろ : 「親は赤ん坊にかまう物だが、それは先ほど御前が言った様に赤ん坊は弱くて何も出来ないからだ。決してお前より赤ん坊の方が好きになった訳じゃない」 (想い;10 不思議:10)
八ツ目御前 : つ【夢】<ゆゆ&こたろ (夢:(こたろ:3/ゆゆ:3)
ゆゆ : 「ホントだよー。ゆゆがほしょうするんだよー」 (想い;16 不思議:16)
こたろ : 「もう一度言うが、赤ん坊は弱くて何も出来ない。だから羨ましがるんじゃなくて、その分お前が守ってやれ」 (想い;10 不思議:10)
こたろ : 「お前は、お兄ちゃんなんだからな」 (想い;10 不思議:10)
大輔 : 「うん……判った」こたろの言葉に兄としての自覚を揺り動かされたのでしょう。力強く、頷きます。 (夢:(こたろ:4/ゆゆ:4)
GMすがたけ : つ【夢】<こたろ (夢:(こたろ:4/ゆゆ:4)
八ツ目御前 : 「ならば早く帰るがよい。二親も主らを待っておるぞ」言って、土地神の能力である『はこびだし』を使って、森のすぐ外まで兄弟を……見送りたいのであれば、こたろとゆゆも一瞬で運びます (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
ゆゆ : 見送ります。そんで、お別れの時にまた泣いちゃいます。 (想い;16 不思議:16)
こたろ : 自分達があやかしである事を説明してから、別れの言葉を言います。「二人とも、達者でな」 (想い;10 不思議:10)
ゆゆ : 「ぐすん…ばいばい、たっちゃん。ばいばい、大輔くん」 (想い;16 不思議:16)
大輔 : 「うん……ばいばい」辺りはすっかり暗くなり、夕食の匂いがあちこちから漂ってきているそんな通りを、大輔と達海は帰って行きます。その背中を、二匹はいつまでも眺めているのでした (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
大輔 : というわけで、場面を変えまして最後の場面。 (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
ゆゆ : あ、大輔くんの背中を見送りながら、「ねえねえ、にーやん、やっちゃん」 (想い;16 不思議:16)
ゆゆ : 「やっちゃんはさっき、どうして大輔くんを食べようとしてたの?」<まだわかってなかったまめたぬ (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 「さぁて、なんでじゃろうな?」にやり、と悪戯っぽく微笑みます。 (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
ゆゆ : 「ホントに食べちゃうのかなって、ゆゆ、ちょっと恐かったよ…」 (想い;16 不思議:16)
こたろ : 「あぁ、それはまぁ、よーするに」 (想い;10 不思議:10)
こたろ : 「八ツ目御前が、とびっきり優しい女だって事だ」 (想い;10 不思議:10)
ゆゆ : 「…そっかぁ」<よくわかんないけど、とりあえずにーやんの言葉を信じて納得するまめたぬ (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 「何を言う、わらわは神様じゃぞ?神様は、怖くて祟るものと相場が決まっておるじゃろう」 (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
こたろあぁ、なるほど。この会話をやっておかないと、まめたぬの中で御前が「人食い」になってしまうんですな。 (想い;10 不思議:10)
ゆゆ : 「ちがうよー。神様はやさしいんだよー。すずちゃんもやさしいしー」 (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : こたろの言葉に照れるようにそう言う御前。 (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
こたろ : 御前の主張は相手にせず、ただ笑っています。「さて、俺達の山に戻ろうか」 (想い;10 不思議:10)
ゆゆてゆか、にーやんの答えは予想外でした(汗) 説明になってないー(汗)<とびっきり (想い;16 不思議:16)
八ツ目御前 : 「じゃから取り違えるでない。わらわの森、じゃ!」 (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
GMすがたけ : そんなみんなに、夜風は優しく吹くのでした。 (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
こたろ : 「家賃でも払えって?」<わらわの森 (想い;10 不思議:10)
GMすがたけ : というわけで、即興シナリオ『赤ちゃんとぼく』終了です(笑) (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
ゆゆ : 達海くんは、みのるくんだったですね♪(笑)<赤ちゃんとぼく (想い;16 不思議:16)
GMすがたけ : えーい、ちくしょー。1時間オーバーした (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
こたろ : あれ、まだ「最後の場面」があったのでは? (想い;10 不思議:10)
GMすがたけ : いや、最後のシーンに入ろうとしたけど、ゆゆの演出に乗っかってみたら、いいエンディングになってたので、もう下手にシーンを作りに行くよりはこれで行った方が良かろう、と判断しました(笑) (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
こたろ : なるほど(笑)<ゆゆの発言 (想い;10 不思議:10)
GMすがたけ : タイトルも今決めた、という超絶即興でしたが……時間以外は何とかなって幸いです。では、また次回まで! (夢:(こたろ:5/ゆゆ:4)
こたろ : うぃうぃ■w■) (想い;10 不思議:10)
こたろ : では、お疲れ様でした■w■)ノシ (想い;10 不思議:10)
SystemGMすがたけさんが退室しました。
ゆゆ : みなさん、おやすみなさい♪・w・ミノシ (想い;16 不思議:16)
Systemゆゆさんが退室しました。
Systemこたろさんが退室しました。