工具楽屋総合ファイル




         






愛敬(あいきょう):國生さんにとって、仕事でないと出す必要のないもの。


愛は馴れアイ(あいは・なれあい):「動物が同じ檻に入れられていたら勝手につがうのと同じように、馴れ合っているうちに愛は育つもの」という、この世の真理。『國生陽菜兄嫁化計画』に水を差した斗馬の慎重論を封じるために、果歩りんによって使用された。


愛は馴れアイ(改訂版):『はじめてのあく』においてポチが使用した。動物界においても真理である……というか、元々動物の論理だ、これはッ!!


active!(あくてぃぶ):ブランド名。作品中のスポーツメーカー。ロゴから推察するとモデルは恐らくNIKE。工具楽家では我聞と珠がこのメーカーのTシャツを愛用している他、ほっちゃんやめぐみんも愛用している。バッタもんとして、モーちゃんの愛用している『悪ちぶ』というメーカーも存在する。


active!(改訂版):辻原の過去話でも登場していたため、結構古くからあのロゴらしい。そういえば、NIKEがあのロゴになったのはいつ頃だったんだろーか。


悪魔(あくま):國生さんをハメる際、優ねーさんの言動の後ろによく見え隠れするもの。流石にGHK参謀、“鬼”の総統と並んで容赦なしである(笑)。つか、鬼と悪魔が手を組んでるよ、GHK……素敵です(うっとり)!


安部仙術(あべせんじゅつ):電撃を駆使する仙術。使う時には静電気で髪が立つ。


安部雪見(あべ・ゆきみ):人名。かなえさんを「かなえ姉」と呼ぶ19歳の安部仙術の使い手。真芝壊滅作戦参加時にはセーター着てた辺り、いつも本業後には静電気に悩まされてるかもしれない。なお、同名のキャラ(というか、本人?)が藤木先生の初期作品『特命高校』のヒロインとして活躍していたりもする(笑)。


安部雪見(改訂版):西音寺進くん曰く、愛称は『ゆっきー』らしい。


天野恵(あまの・めぐみ):朝に弱い神奈川県立御川高校二年五組の女子生徒。卓球部所属でTOKIOではグッさん。大のイベント好きなガンダマーであり、特にお気に入りはGガンダム……てか、ファーストなんか目じゃないくらい好きというのは、はっきり言ってどうよ?対國生ファンクラブのド突きツッコミ担当。○○っちというあだ名をよくつける。使用ラケットはシェイクハンド。


蟻(あり):全国に生息する昆虫。群れをなして行動し、巣に食料を貯蔵する習性を持つ。家の中に迷い込んだ蟻に戸棚に隠された饅頭を発見してもらった斗馬は『二人だけの秘密』とばかりに饅頭を与えたが、所詮昆虫だったため、秘密は護られなかった。


アリクイ:その名の通り蟻やシロアリを主食とする、主に中南米に生息する哺乳類。我聞VSほっちゃんにおいて、蟻のオーラを纏った我聞に対してほっちゃんのオーラとして登場した。


安全╋地帯(あんぜん・ちたい):玉置浩司を中心にし、80年代後半に活躍したポップス・グループ。代表曲は『ワインレッドの心』『プルシアンブルーの肖像』など。優ねーさんの安全メットにネタとして登場し、25歳という年齢に疑いを持たせてくれた。


安全メット(あんぜん・――):正しくは安全用ヘルメットの略。大抵は黄色地に緑か黒の字で『安全╋第一』と刻印されている、建築現場御用達の一品。だが、優ねーさんの場合、『安全╋地帯』だったりする。我聞にとっては、ニックネームの一つでもある。


アンデス山脈(――・さんみゃく):南米大陸を縦に貫く山脈。念のために言うけど、チリが積もって出来たものではないぞ。




池ヶ谷(いけがや):人名。体操部に属する國生さんのクラスメートの一人。跳び箱の記録は校内最高の15段。


伊左衛門(いさえもんorいざえもん?):合宿に向かう車中で國生さんが飲んでたお茶。


一休さん(いっきゅう・――):室町時代に実在した一休禅師の少年時代の逸話を基に構成された人気アニメ。斗馬が扮して、将軍様(=果歩)に吊るされた。


犬夜叉(いぬやしゃ):架空の戦国時代を舞台に半人半妖の主人公が現代からやってきたヒロインとともに旅をする、高橋留美子作の人気連載マンガ。だが、作中では『紅夜叉』の特攻服に紛れて優ねーさんがコスプレしていた特攻服のチーム名。




胡散臭い(うさん・くさい):辻原さんを最も端的に表した言葉。


うす胸(――・むね):桃子のつけた果歩のあだ名。


うっかりさん:國生さんのミス連発の原因を口を滑らせてしまった優が口にチャックをしながら漏らした言葉。これ以降、優ねーさんには結構うっかり発言やうっかり行動が目立つようになる……こんなうっかりさんを参謀に据えて…大丈夫か、GHK?


うむ、苦しゅうない(――・くるしゅうない):工具楽屋一同に斗馬がした挨拶。そんな無礼なことしてると……。


うめぼし:↑の言葉を吐いた斗馬が、教育的指導として果歩りんに執行された刑。鉄拳で両こめかみ抉られる地獄を味わう。


裏工具楽家(うら・くぐら・け):果歩を頂点にした合議制で運営される、工具楽家の重要事項の決定機関。当面の目標として『國生陽菜兄嫁化計画』の実現に向けて動いている。


「裏の人間か!!」:辻原の「こう見えても昔は人間専門のこわしや」発言に十曲が悟ったこと。てか、そもそも“こわしや”自体が裏の世界のものだし…はっきり言ってしまえばお前自身含めた真芝グループの8研究所そのものも完璧裏の世界の住人やんけ!自覚がないとは……やはり『バカ様』か……。




エアアーマー:青・参式に内蔵された対爆裂弾用防御機能。青・弐式を破壊した我聞の撃・爆砕の威力をデータにフィードバックしている。


エア・ジェット:“青”・参式・改に増設された新装備。圧縮空気を背部のスラスターから噴出することによって高機動移動を可能にする。


エア・ジェット・ハンマー:“青”参式・改、及び、十曲才蔵専用の“青”シリーズ最終タイプ“青若”に搭載された装備。スラスターによるエアジェットと高速パンチを作用させてかまいたちを発生させ、その真空の刃による攻撃を付加する。


営業スマイル(えいぎょう・――):國生さんの得意技の一つ。はっきり言って、表の仕事ではまったく仕事らしい仕事をしてるところを見たことないどっかの営業部長より得意なのでは、という疑いがある。


ATM強盗(えーてぃーえむ・ごうとう):七見イサムがこわしやをおびき出すために各地で行っていた犯罪。本来の目的がこわしやだったためか、ユンボを盗み出す手際は兎に角、肝心のATMを盗む手際は異常なまでに悪い。


X攻撃(えっくす・こうげき):林檎を砕いた優ねーさんの銃撃に騙されなかった我聞を気絶させるべく、果歩りんの指令を受けた珠と斗馬の二人が使用した奇襲技。ターザンの如くロープにぶらさがり、背後から同時に襲いかかる。しかし見事にかわされてしまい自爆してしまう。はるるんの膝枕で目覚めた我聞が見たかったGHKの面々が、この技を避けやがった我聞の直感を怨んだことはいうまでもない。


M(えむ):マゾヒストの略。週刊連載作家はこれじゃないとやってけないと言われているとかいないとか。


延髄切り(えんずいぎり):首の後ろ…延髄付近を蹴る、アントニオ猪木の得意技の一つ。




狼(おおかみ):犬科の動物。我聞の九州での修行編において、“我聞を國生さんに連れ帰らせる”というGHKの『滝と我らの思うツボ』作戦において、協力する振りをしながらだまくらかして引き込んだ國生さんにつけられたコードネーム。


大牟田(おおむた):地名。藤木先生の出身地。正式には福岡県大牟田市。熊本県との県境に位置する工業都市。名物は草木饅頭と大蛇山。


奥津仙術(おくつせんじゅつ):火や熱を操る仙術。爆砕を持つ工具楽仙術に性質は近いのかな?と思ってたが、違った。


奥津太一(おくつ・たいち):人名。51歳という高齢ながら真芝壊滅作戦に参加するほどの実力を誇る、奥津仙術の現当主。ハチマキと煙管がトレードマーク。


長部君子(おさべ・きみこ):人名。神奈川県立御川高校一年生。卓球部所属の女子。見た目は斗馬に似ているが、斗馬に比べて活動的。使用ラケットはペンホルダー。


お代官プレイ(おだいかん・――):あーれー、いけませぬー。もちろん子供は見ちゃ駄目。面白がるし。


鬼(おに):我聞と國生さんをくっつけるためなら果歩りんが呼ばれるのも辞さないもの。でも、後ろに『ババァ』をつけると本気パンチで殴られちゃうぞ!


おもしろい:優ねーさんの行動原理。


オリマー=ヒゲリオン:筋肉に飽くなき執着を見せる情報盗賊“ヒゲブラザーズ”の兄。惚れっぽい。


大蛇山(おろちやま):大蛇山(本当は『だいじゃやま』)を、知らない人が読むとこうなる。コツカケやってー。






解・穿功撃(かい・せんこうげき):仙術。質量をもった氣を相手の関節に撃ち込み、打撃の捻りでその関節を外すという、仙術の中でも基本中の基本に位置する技。連撃として繰り出す『解・穿功連撃』という発展技もある。


学生証(がくせいしょう):我聞の名刺代わり。


神楽牙王(かぐら・がおう):人名。真芝グループの会長にして、中之井さんやさなえばーちゃんと同じく旧軍の特殊部隊に所属。どんな特殊技能を持っていたかは残念ながら不明だが、中之井さんと同い年なのに40代にしか見えない辺り、特殊なのは外見がメインと思われる。


 仙術とそれに対する力―― 反仙術を手にするべく恐らくは戦時中に幾度か見た静馬さなえら仙術使いの使う仙術という不可思議な……しかし、解析も不可能ではない、という『力』に魅せられたことと無関係ではないと推察出来よう。


鹿児島県(かごしまけん):地名。増刊版『こわしや我聞』の舞台になった場所。殆ど方言が出なかったし、面影といえば暴走装甲車を止めた時の道路標識の地名だけ、と、非常に寂しい思いはしたが、はっきり言って、方言なんかで喋ったら九州人にもヒアリングは難しいシロモンなので、それはそれで辛い。とはいえ、鹿児島から神奈川に舞台が移ったのはショックでした。なお、藤木先生が大学時代に在住していた場所であり、アシスタントの中馬氏の出身地でもある。


カタトール:『爆発物解体セットB』の中にあった、スプレー式の型取り用凝固剤。たぶん優ねーさんの自作。


ガダルカナル:一五五ミリ砲を撃つ時に中之井さんが思い出すもの。


ガダルカナルの狂犬:中之井さんが戦時中に呼ばれていたもの・その2。


勝ちに行こうぜ(かちに・いこうぜ):『静馬ばーちゃんとの修行・缶蹴り編』の時、優ねーさんが着てたTシャツ『チョメジTシャツ』の背中の文字。チョメジTシャツ、欲しいなぁ。


河童(かっぱ):全国に生息する?いたずらと相撲、胡瓜が大好きな妖怪。御川高校や神奈川近辺の山中にも存在する……つか、卓球部員?よく霊を見るらしいアシ高橋氏の出身県……の隣の県の名物。


神奈川県立御川高等学校(かながわけんりつ・みかわこうとうがっこう):生徒の自主性を重んじる校風が特徴の、非常にリベラルな公立高校。マンガにありがちな『このガッコ、偏差値幾つだ!』とツッコミ入れたくなる、バカチンと優等生が同居する学校。


果歩のツインテール(かほの・――):ある程度の自律行動が可能な、非常に便利な髪。GHKの初の作戦行動でターゲット・我聞に計画をバラしそうになった珠の洗脳にも使用された。いっそのこと、我聞を直接洗脳した方がよかったというのは、気のせいではないだろう。


我聞ウルトラダイナミック(がもん・――・――):こわしや連中で向かった真芝グループ壊滅記念の慰安旅行……その中で行われそうになった理来さんの覗きに大して放たれた回し蹴り。おっぱいへの情熱で無敵と化した理来さんをぶちのめし、壁を粉砕ほどの威力を誇る。


我聞ダイナミック(がもん・――):ツルツルに磨り減ったラバーで力ずくに打ったパワードライブを、我聞流に言うとこうなる。佐々木曰く『びんぼードライブ』。


我聞のTシャツ(がもんの・――):既製品らしいが、『男鍋』『漢道』『明鏡止水』etc…と、無闇に漢らしいロゴが踊っているものが多い。


我聞の母(がもんの・はは):現時点で唯一名前が判らないキーキャラ。恐らくは今の我聞に対しての國生さんのように我也のサポーティングを行っていたのだろうが、我聞10歳の時に、とある仙術使いの暴走に巻き込まれ、帰らぬ人となった。


我聞の母(改訂版):結局名前は判らずじまいだったが、某絵チャットにいらっしゃった藤木先生によって我聞の祖父の起こした暴走によって亡くなったということが明かされ、周囲を驚愕の渦に叩き込んだ。


我聞・陽菜くっつけ委員会(がもん・はるな・くっつけ・いいんかい):17年の人生で異性に触れる機会そのものがなかった究極レベルの朴念仁・我聞の将来を案じ、果歩の家事に対しての負担も軽減するという副次的な意味合いも含んで結成された会。略称は『GHK』。工具楽家の裏家長・果歩を頂点として、珠、斗馬に加え、工具楽屋鰍フ技術部長・森永優を参謀として招聘した四人で構成されている。その名の通り、工具楽我聞と國生陽菜をくっつけてしまおうというその計画は着々と進行中……なのか、どうなのか?少なくとも、障害になる國生陽菜ファンクラブを敵と認識したため、今後の抗争が見ものである。


狩人(かりうど):GHKの『滝と我らの思うツボ』作戦において、GHK総統・果歩りんが用いたコードネーム。やはり、『羊』と『狼』両方を狩ることを念頭に入れてのコードネームだろうと思われる。


缶コーヒー(かん・――):辻やんが、経費で落とそうとするくらい依存してるもの。とはいえ……一缶120円くらい自腹を切らんか、高給取り!


カンジ:人名。工具楽屋助っ人組の、顔は濃いのに影の薄い方。VSユンボ戦で敗北した我聞に『セクハラ』と止めを刺した。


『感じるな、考えろ』(かんじるな・かんがえろ):仙術の基本理念。『究極の肉体コントロール術』であり、心や体はおろか、感覚すらも理解し、コントロールするという仙術の法則性を示している。


貫・螺旋撃(かん・らせんげき):仙術。打撃に込めた氣を螺旋状に相手に“透す”ことで打撃面の反対側にまで衝撃を通す技。古流空手で言うところの『裏当て』であり、人体の内部破壊においては穿功撃よりも上位に位置する。なお、『空気の壁に当て、その裏に透す』という解釈で行けば本来の間合いの外でも十分攻撃可能なのだが、残念ながら、それが実行されたのは我聞の暴走モード時だけだった……親父ならノーマルモードでやりそうだな、きっと。




氣(き):万物に宿るエネルギー。某『星の入った七つの球を集める冒険が忘れ去られてしまったバトルマンガ』のようなめちゃくちゃな使い方は出来ないが、浸透させて捻ることで関節外すことぐらいはお手の物。


如月仙術(きさらぎせんじゅつ):身体硬化術“鉄”の理を持つ仙術。


如月湧次郎(きさらぎ・ゆうじろう):人名。見た目はおっさんだが、実はまだ27歳の如月仙術の当主。かなえさんに惚れてるようだが、その想いは絶対に報われないため、どう粉砕されるかという今後の活躍が見もの。つか、某アルデ○ランみたいな、典型的な頑丈系ヤラれ専門キャラなので、先に敵に粉砕されないことを祈っとこうか。


如月湧次郎(改訂版):結局、連載中では粉砕はされなかったものの、多分絶対かなちんへの恋の成就も無理……不憫な(笑)。


機動武闘伝Gガンダム(きどうぶとうでん・じー・――):荒廃した地球をリングにして各国コロニー代表のガンダムが覇権を賭けてド突きあう、ガンダムシリーズの異色作。すっ飛んでいるが、そこが面白い。藤木先生のお気に入り。


鬼怒間リン(きぬま・――):人名。御川高校三年生。眼鏡・おデコ・ちびっ子という特徴をもつ、足癖の悪い生徒会長。卓球部によるメイドカフェ計画を叩き潰そうとした辺り、一応は常識人だが、異常なまでに筋肉が嫌い。なのに、不覚にも惚れちゃった部長は学校でも有数の筋肉(マッスル)の権化……人生、なにがどう作用するかわからないものである。


キノピー:人?名。自律型戦闘マシーン『クーパー』のAIユニットであり、桃子の親友とも言うべきキノコ型ロボット。高度な自律AIが搭載されているからか、創り主であるはずの桃子相手ですらもネリチャギをかまして説教をするほどの大人振りを発揮する漢気溢れるキノコ。でも、コントローラーには絶対服従と言う弱点も併せ持つ。後にクーパーの装備であった防御フィールド『プリズムシェル』を搭載して工具楽屋VS真芝との最終決戦に途中から参加、中之井さん&優ねーさんの危機を救った。

九州弁(きゅうしゅうべん):九州地方特有の方言。少年マンガでは関西弁に次いで使用頻度は高いが、字にした場合は殆ど一緒なのに同じ県でも地域によってイントネーションに大きな差がでるため、ヒアリングでの判別は実のところ九州人じゃないと……というか、ごく一部では九州人でもほぼ無理という、非常に難易度の高い方言。某水島マンガのような、バイとタイだけが九州弁と思っている人は、九州のド田舎に来た時、苦労するよ……保証するから。




クーパー:馬鹿でかい亀の形をした真芝第五研開発の自律型戦闘マシーン。開発コード05-298。自動誘導型攻撃ユニット『コクーパー』、光粒子の結晶を展開して物理的な攻撃を反射する防御機構『プリズムシェル』を搭載する。


くぐっち:恵のつけた我聞のあだ名。親友・住友子には不評らしい。


工具楽我也(くぐら・がなり):人名。我聞の父親であり、現役でも最強の呼び声も高かった、工具楽屋先代社長。増刊時代から影が掛かっていたため、2004年12月現在では顔は不明だが、我聞をワイルドにした感じだろう。また、テンガロンハットとアメリカ空軍流出品の革ジャケット、あと煙草というトレードマークから、かなり豪快系な人物として扱われることは間違いない。とはいえ、出番があったとしても凪原に撃たれた國生さんあたりを庇うか何かして背中から撃たれそう。登場時には背中に注意が必要だ!


工具楽我也(改訂版):2005年2月、なんと敵である真芝の重要な協力者として初登場!これにより、凪やんに撃たれる可能性は一割減(試算)になりました。


工具楽我也(再改訂版):2005年11月、無事と言うには多少の無理はあるものの、額の面積を増やして元気に帰還。つか、足の一踏みでバカ広いホールを崩落させる辺り……元気よすぎだ、この親父(笑)。


工具楽果歩(くぐら・かほ):人名。工具楽家の炊事・洗濯のみならず家計も管理するしっかりものの長女。中二。トレードマークはツインテールに分けた黒髪。周囲がボケばかりのため、基本はツッコミ……だが、やはり工具楽家の一員、暴走系の一面をしっかり併せ持っている。辻原を見るか我聞の不甲斐なさを見ると暴走する率は跳ね上がるようだ。


工具楽我聞(くぐら・がもん):人名。工具楽家の長男にして、代々受け継がれてきた工具楽仙術を操る工具楽屋鰍フ現社長。社長のくせに長年便利使いされてきた癖が抜けないためか、基本的に下っ端仕事ばっかり進んでこなす。ボケ・天然系。性格・性質ともにおめでたい上、思考回路は直列で構成されているため、非常に騙されやすいが、騙されたことに気付くのも非常に遅い……というより、気付かないままうやむやになってしまうこともしばしば。また、恋愛感情にも凄まじく疎い、世界遺産レベルの朴念仁。今の國生さんとの関係から見て、将来はカカア天下になることは間違いない。工具楽仙術二十五代目当主。


工具楽仙術(くぐら・せんじゅつ):工具楽家に代々伝わる仙術。“理”は爆発を中心としたもの。


工具楽珠(くぐら・たま):人名。女子にしておくには勿体無いほどの『漢』の魂を有する、工具楽家の次女。小五。我聞と互角の天然ボケ。木刀やヌンチャクをお土産として欲しがる、非常に経済的な嗜好の持ち主。


工具楽斗馬(くぐら・とうま):人名。常にマイペースな工具楽家の次男。小二。属性としては基本的に判りボケなので、実は工具楽兄弟の中でも最も計算高いという噂はあるが、蟻に饅頭喰われてしまった点から考えて、それは錯覚だろう。中村曰く『変な弟』……その表現、非常に正しい!株の売買に強い興味を持っており、お土産にヤフー株やライブドア株、真芝株を狙っているため、そのうち、工具楽屋の株を売り払いかねない。


工具楽屋(くぐらや):表向きは零細解体業、裏では政府や企業が秘密裏に破壊したいものの破壊を請け負う“本業”を生業としている隠密破壊業。社長はもちろん、社員一同ともどもバケモンじみた特殊な技術を持つ、ある意味TRPGのパーティっぽい企業……そう思って、手持ちの現代ものTRPG『ダブル+クロス』使って、工具楽屋再現してみたところ、サポートには國生さん、射撃系は中之井さんがいるので問題ないけど、接近戦担当という点では我聞と辻やんがモロにキャラ被るし、何より、アイテム創造役の優ねーさんがどっちかというと回復系……なんか変な毒物うっかり渡されそうだな。


工具楽屋労働組合(くぐらや・ろうどうくみあい):スパイを送り込んだこわしや会長の横暴に対抗すべく作られた、組合長・森永優率いる労働組合。つか、部長以上の役付き&社外の人間で構成されているので、そもそも労使運動は出来ない(笑)。これにとっ捕まってしまい、パンツマンの称号を受けてしまった番司の薄幸ぶりには……笑いがこみ上げてくる(極悪)。


草場道輝(くさばみちてる):一学期の期末テストで赤点喰らった二年七組の生徒。通称『鮫殺し』と呼ばれてるとか(ウソ)。


熊殺し(くまごろし):優ねーさん特製……てか、『ブキはトモダチ』と豪語する優ねーさんのトモダチの一人・ゴム弾バズーカ。正式名称はAR−7――えっと……ドムバズーカ?!


クラゲ:珠ちゃんの配下・海版。




携帯(けいたい):我聞は持ってないし、國生さんは会社用で私物じゃない……この二人、現代の高校生とは思えません。


撃・水弾 跳弾乱舞(げき・すいだん・ちょうだんらんぶ):静馬仙術の基本である水弾を強化、発展させた理の技の一つ。四つほどの水弾を同時に開放し、着弾と同時に乱反射させる。障害物の密集しているような場所や密室のような限局された場所でなら威力を発揮するが、開放された場所ならただ単に水弾がてんでばらばらな場所に飛んでいくだけという、使用する場所を選ぶ技。また、水弾の飛ぶ方向は最初の開放以外はほぼランダムであり、純粋に攻撃よりは、むしろ撹乱に使用する方が頻度としては高そう。


撃・大水弾(げき・だいすいだん):仙術。静馬仙術の基本技の一つである水弾を単純に巨大化して威力を増した、静馬仙術の理の技の一つ。


撃・大水流(げき・だいすいりゅう):仙術。氣で制御した巨大な水の球をある一方向に指向性を持たせて解放することで水流を作り出す、静馬仙術の理の技の一つ。殺傷能力というよりは、その流れで相手の動きを制限することに重きをおいている。多数の相手に有効。


撃・超大水弾(げき・ちょうだいすいだん):仙術。撃・大水弾を更に強化した静馬仙術の理の技の一つ。仙核&タリズマンによってようやっと理の技を使えるようになった七見イサムのバッタモン収束爆砕を相殺するだけの威力を誇る。


撃・鉄槌(げき・てっつい):仙術。鉄化した拳でブン殴るという、実にシンプルな如月仙術の理の技の一つ。だが、なぜか手がハンマー状に変化している謎だらけな技でもある。


撃・鉄槌(改訂版):コミックス6巻の裏表紙で、砂鉄を左手に集めてハンマーを構成している描写がなされている辺り、磁力も操っているのだろうと推察される。


撃・爆砕(げき・ばくさい):仙術。氣を増幅し、拳で爆発させる我聞の持つ理の技一号。下手に放ったら本人も吹っ飛ばされる程の爆発力は、グレネードランチャー級の威力を誇る。なお、対空迎撃にも使用できるようだ。


ケミス鳥(けみすとり):佐々木のTシャツのロゴの一つ。元ネタはもちろん、人気アーティスト『ケミストリー』だが、いかんせん“鳥”である。脱力感は計り知れない。なお、ケミのバッタもんとしては、『ケミフタリー』というものがある(実話)。




國生さんの水着写真(こくしょうさん・の・みずぎしゃしん):一枚千円。他の写真と比べて25倍の価格のため、「ボリ過ぎ」と佐々やんは言ってたが、そうはいいながら國生FCは当然買ったに違いない。それにしても、最低でも4枚以上は売れるこの上がりをかわいそうな財力の我聞に少しだけでも還元してはどないや?一応我聞がいたから國生さんが来ることになった訳だし。


國生武文(こくしょう・たけふみ):人名。仙術使いの氣を霧散させ、吸収する反仙術の使い手にして、工具楽屋前秘書。飛行機事故によって死んだと思われていたが、真芝によってその身柄をひそかに確保され、洗脳されたのちは真芝グループ会長・神楽牙王の秘書として真芝の研究に手を貸す。『約束は絶対に守る』が身上であり、記憶を失っていてもなお娘・陽菜との「ゆびきり」を深層心理で憶えていた。記憶を取り戻した後は、我聞と國生さんとの間に生まれる孫を楽しみにしつつ、親友でもある我也とともに真芝の残党を叩き潰すために世界を巡る旅に出た(微妙に捏造)。


國生陽菜(こくしょう・はるな):人名。工具楽屋の秘書兼経理部長。高二。我聞と同じく県立御川高校に通っており、才色兼備かつ文武両道の人気者ぶりを発揮しているが、仕事を最優先するという向きが非常に強いためか、人間関係の構築においては明らかな未熟さもある。基本的にはツッコミだが、一般的な高校生らしい生活を送ることがなかったためか、友達づきあい関係になるとボケに変身する、ある意味器用なマルチタレント。また、本業においては主に指揮・サポートを担当しているものの、合気道をベースにした接近戦での戦闘技術も多少持っており、そっちの面でもマルチタレントっぷりを発揮している。なお、仙術関係の何らかの特殊能力も持っているらしい。


國生陽菜(改訂版):父親・武文の血統から受け継いだ反仙術の力に目覚め、我聞の暴走すらも押さえ込めるまでに至った。―― やはり、将来はカカァ天下間違いなしだろう(笑)。あと、胸と美術の成績だけはないらしい……美術の成績は兎に角、とてもそうは見えないのになぁ―― でも、優ねーさんと比べてだしなぁ……基準間違いです、優ねーさん(笑)。


國生陽菜ファンクラブ(こくしょう・はるな・――):略称國生FC。文字通り、國生さんのファンによって構成された非公認団体。主な構成人員は卓球部……というより、卓球部の男子部員の半数近くが部活そっちのけでファンクラブ活動に専念している。こんなんで大丈夫か、卓球部?ちなみに、最大の敵はGHK。


コスプレ:コスチューム・プレイの略。頻度はどうしても國生さんに偏る。その遍歴は2005年1月現在で『某泥棒三姉妹』『レディース』『ウエディングドレス』『町娘』『ボクサー』『メイド』……九州の山奥の神社か何かに居を構える静馬の本拠地に、我聞と一緒に修行に行った場合、『巫女』も追加されそうな雰囲気が極大……とか思ってたら、案の定追加された。しかし、朴念仁の我聞にはそもそも効果がなかった。


理(ことわり):氣を制御し、個人の特性に見合った自然法則を操るための法則。平たく言えば『格闘ゲームにおける必殺技のコマンド出し方』(笑)。だが、理を得ていないと当然ながらその資質に見合った“理の技”は使用できない……つまり、レバガチャでは暴発しないので、嬉しいのか厄介なのかちょっと複雑。なお、理を得た仙術使いとぶつかることで理を得るという、ある意味感染症じゃねーか、とツッコミ入れたくなる特性がある。


こわしや:江戸時代から続く、政府や企業が壊したいものを隠密裏に破壊する……所謂一種の裏稼業の略称。基本的には仙術使いを中心として、そのサポーティングメンバーを含めたチームの総称だが、理を得た仙術使い単独でも『こわしや』と言うようである。






西音寺進(さいおんじ・すすむ):人名。“木”の理を持つ西音寺仙術の仙術使い。本業の時にもラフな服装で参加してるので、多分普段は大学生をやってるに違いない21歳。仙術に棍を使ってた辺り、基本体術にも棍を使用しているだろうことがうかがえる。


西音寺仙術(さいおんじせんじゅつ):木製の棍を通して周囲の植物に氣を伝え、操る仙術。周囲に自然物があるときはまだしも、砂漠や都会のど真ん中はもちろん、ツンドラ地帯や極地、ヒマラヤの山奥なんかでは戦力がガタ落ちしてしまいそうな、最も場所を選ぶ仙術。つか、きっぱりと『肉体コントロール』じゃないぞ、ここまで来ると。


西音寺時宗(さいおんじ・ときむね):人名。内閣調査室室長。西音寺進くんと血縁なのかどうかというのも気になるが、それよりむしろ、あの御付きのサングラスのおねーさんの方が気になります。


砕・金剛弾(さい・こんごうだん):仙術。全身を鉄と化し、相手に突撃する如月の理の技。ヘリから飛び降りるなどの空中からの特攻みたいな使い方をする時にはこの名前で構わないだろうが、地上戦ではこの名前通りに『弾』になれるのかどうか……現当主はその辺を説明したまえ!


砕・追功穿(さい・ついこうせん):仙術。打撃で皹を入れたものに続けて気を流し込むことで皹を広げ、破壊する技。ハンマー使用の技なので、結構忘れられやすい節がある。


砕・雷走(さい・らいそう):仙術。壁を通して遠距離に電撃を伝える安部仙術の一つ。でも、使い手である雪見ちゃんは正式名称ではなく、自分で勝手に付けたであろう『ライトニングボルト』と呼ばれている辺り、結構不遇な技でもある。


サウンドイレイザー:一定以上の音量の音を打ち消す、真芝モニタリング部隊の必需品。見た目扇風機。


坂本轍平(さかもと・てっぺい):モブキャラ。サッカーマンガの傑作・『ファンタジスタ』の主人公。体育祭の準備のシーンで机を運んでいた所を二度目撃された。なお、『ファンタジスタ・日本編』で彼の登校していた「東京都立水本高校」は、藤木先生のデビュー作『私のラクロス部』の舞台になった高校でもある。また、ライバルの一人の所属してた学校「福岡県・私立天神高校」も『わたラク』の重要なキーワードになってたりする。


佐々木亮吾(ささき・りょうご):人名。我聞のクラスメートの一人。卓球部No2の実力者ではあるが、何より、國生FCの実質的なNo1の猫目。使用ラケットはシェイクハンドであり、必殺技として『佐々木☆スペシウム』や、『佐々木☆スペシウム ギャラクティカ』という強力なカットを持つ、実力はあるのに……気の毒というかなんというか、なカットマン。天野恵が天敵。


佐々木亮吾(改訂版):部長のあとを受けて卓球部部長に就任 ―― 勝てるかどうかは別にして、さらに楽しい部活にはなるだろう。


佐々やん(ささやん):めぐみんのつけた、○○っち以外のあだ名。主に佐々木攻撃時に使用。


散撃・八岐水蛇(さんげき・やまたのみずち):複数の水弾を同時に制御することで、多数の敵を一度に攻撃することを目的とした、静馬仙術の理の技の一つ。


斬水糸(ざんすいし):仙術。氣で制御した水を糸状に伸ばし、破壊力と間合いとを両立させた、静馬仙術の理の技の一つ。


斬・水刃(ざん・すいじん):仙術。氣で制御した水を刃と化する静馬仙術の理の技の一つ。ばーちゃんの現時点での最大射程は目測で50M。




ジィル=ヒゲリオン:人名。兄弟情報窃盗コンビ『ヒゲブラザーズ』の弟。几帳面だかなんなんだか。


地獄の合宿(じごくの・がっしゅく):卓球部伝統の合宿。地獄な割にヌルさに定評があり……って、駄目じゃん。実際は構成要素の99%が部員間の親睦深めるためのただの旅行。そんな地獄の合宿なら、江ノ島よりは大分県の別府か長崎県の雲仙の――地獄温泉にでも行くことをお勧めする。文字通りの『地獄』(で)の合宿だし、温泉卓球……ますます観光旅行だ。


静馬かなえ(しずま・――):人名。23歳にして静馬仙術二十四代当主とこわしやの会長を務める女性。性格はあらゆる面で容赦なし。かなりの強度を誇るであろう潜水艦も苦もなく切り裂く斬水糸や国宝級の松もヘシ折る水弾といった、水を制御・使用する静馬仙術を使いこなす手練。最近は眉間の皺が気になってきたようだが、下手に指摘したら水弾の餌食になるので黙っておいたほうが身のためである。


静馬さなえ(しずま・――):人名。静馬仙術元二十一代当主であり、我聞や我也、かなえや番司の師匠にあたる……いわば『東西南北中央不敗グランドマスター・シズマ』とでも言うべき元こわしや。性格は子供には優しいものの、基本としてはかなえと同じくまったく容赦しない性格……てか、我聞や國生さん、果歩りんの夜襲時には斗馬を囮に使ってるあたり、正直『子供に優しい』のも疑わしい。大戦時に特殊部隊に所属していた中之井さんの元上官(大尉)でもあり、約60年経った今でも中之井さんを未だに恐怖で縛っている。


静馬仙術(しずませんじゅつ):氣を制御し、練り上げることで水を操る、静馬一族の使用する仙術。主武器が飛び道具――中長距離で使える技ばっかりなので、戦略面で言えばはるかに我聞よりも番司の方が戦力として計算しやすいが、逆説的に言えば“水が無いと戦力ガタ落ち”となる、非常に厄介な面も併せ持つ。


静馬番司(しずま・ばんじ):人名。静馬仙術二十五代当主予定の高一。性格も性質も実力も我聞とどっこいだが、感受性だけは我聞よりも強いようで、國生さんの撒き散らす魔法の粉か精神制御用ナノマシンだかに感染…國生FCと同じく國生さんの前ではポンコツと化す。トレードマークは虎柄ハチマキ。一応は理を得たこわしやなのだが、工具楽屋ヒエラルキーでは一番下っ端に組み込まれてしまった悲劇の漢。別名パンツマン。


支店長(してんちょう):不破信用金庫の支店長。支店の予算を自在に運用し、砲弾でも壊れない金庫を作り出した人……とか書くと、業務上横領で逮捕されそうだが、マジにそうなってもおかしくないので笑える。「ただのコンクリとは違うのだよ、ただのコンクリとは!!」「壊させはせん、こわさせはせんぞー」などと、いろいろ名言が多い。


自爆(じばく):優ねーさんにとってはお約束。


下村(しもむら):人名。御川高校の体育教師。男子の担当。すぐに殴るらしく、基本的に嫌われているようだ。


社長業(しゃちょう・ぎょう):主にドブさらいや車のワックスがけ、草むしりなど……言うなれば下っ端仕事。だが、馬鹿にしたら我聞は烈火の如く怒る。


ジャック・ベーター:人名。凪原によって暴走装甲車の搭乗員にされた、クソ怪しい日本語とナイフ扱いに長けた香港マフィアの構成員。タンクトップ着てた割にどこからともなくナイフを取り出せる……ドラ○もんか、貴様は。


ジャンゴウ:人名。ゲリラに捕まり、処刑されるところを凪原に買われた元傭兵。通称『ヒゲスーツ』。真芝グループ第8研で開発中の特殊兵装“青”シリーズのモニター兼ボディガードとして凪原に「使用されて」いた。典型的な猪突猛進型パワーファイターであり、戦闘中毒の気が強い。我聞の理の技一号“撃・爆砕”の前に敗れ、不用になったために凪原に捨てられた。


収束 撃・爆砕(しゅうそく・げき・ばくさい):仙術。工具楽仙術の“理”の技『撃・爆砕』の開放点を一点に収束することで指向性を持たせ、高い貫通能力と中距離の射程を持たせた、言うなれば『槍』のような技。


瞬天降魔脚(しゅんてんこうまきゃく):國生さんに邪魔されなければ桃子に放たれていたであろう、蹴り上げた対象を空中踵落としで撃墜し、地面に落ちた対象に追い討ちのドリルキックを放つという、工具楽果歩のド派手な奥義。仙術使えないのに……凄いよ、果歩りん(笑)。だが、恐らく、これを喰らうのは番司だけかと思われる。


情報操作(じょうほうそうさ):真芝グループの得意なもの。


触・樹操根(しょく・じゅそうこん):地面に立てた棍を通して氣を送り込んだ植物の根を操る、西音寺の理の技。


白浜兼一(しらはま・けんいち):モブキャラ。週刊少年サンデーで好評連載中の『史上最強の弟子ケンイチ』の主人公。体育祭の片付けの時に、ヒロイン・風林寺美羽さんといっしょに目撃されている。兼一居たりてっぺい居たりと、御川高校……心底豪華なガッコである。なお、『ケンイチ』では我聞と國生さんがモブキャラとしてこっそり登場していたりするので、油断できない。


ジロー:眉毛犬。飼われているけど、猫を見ると野生の血が騒ぐぜ!




スキヤキ:工具楽家における、簡易バーサーカー発生装置。


スクール水着(――・みずぎ):GHKの陰謀でビキニ買わされるまでの、國生さんの水中用装備。むしろ、高校で体育の授業に『水泳』が組み込まれてるのが管理人にとっては驚きである(知ってる限り福岡県の高校の授業になかったので、想像の外だった)。じゃないと、中学当時のもの……そんなんじゃ流石に買わないといくまい。あと、珠ちゃんも愛用している。


スタンガン:優ねーさんの親友。親友だけに、たぶん肌身離してません……つか、肌身離してないから親友か。


スタン弾(――・だん):炸裂と同時に20万ボルトの電粒子を半径10M圏内にバラ撒いて圏内の相手を気絶させる、工具楽屋技術部長森永優特製武器の一つ。一発10万円……つか、10万の低予算でそんな荷電粒子兵器を作り出せる優ねーさんの方が、真芝の研究班よりもよっぽどタチ悪いです。


昴真矢(すばる・まや):真芝グループ第6研所長。非常に眠そうなおねーさん。23歳。多分きっと、無表情な寝ぼけまなこなままで殺人兵器を使いこなすんだろーな。


住友子(すみ・ともこ):TOKIOはなんと言ってもリーダーという、我聞のクラスメートの一人。同じく卓球部に所属する親友・天野恵とともにアイキャッチガールズを結成して……るはずはないが、学校編の頭には大抵二人で登場している。だが、このところ中村と一緒に暴走卓球部のストッパー役に回っていることも多く、なにやら怪しい関係にある。感受性は結構強く、Gガンで泣いちゃった。使用ラケットはシェイクハンド。


皇翔馬(すめらぎ・しょうま):人名。別名部長……てか、れっきとした御川高校卓球部の部長。しかし、國生FCでは明らかに佐々木よりは下っ端だし、イベント事ではめぐみんに主導権を奪われている、すっかり傀儡な部長。トレードマークはドレッド&マッスルの高三……なのだが、本人曰く「今年受験」な割に追試受けたり、普通なら夏の大会終わった時点で引退しているはずの部活――すらもそっちのけで國生FCの活動に精出したりと、非常に将来が心配されるシェイクハンド使い。


寸勁・爆腑(すんけい・ばくふ):中国拳法。寸勁を繰り出す時の身体の捻りを利して、寸勁を発する腕の逆側の肘を背後の相手にも当てる変則寸勁。寸勁というよりむしろ靠(体当たりっぽい当て身)。




正拳(せいけん):拳を真っ直ぐに突き出す、空手の基本技。モロに喰らえば仙術使いでも悶絶する。


セクハラ社長(――・しゃちょう):ほっちゃんによって贈呈された我聞の称号。否定してたが……國生さんに着替え見せつけたり、腰から抱き上げたり、ラブホ街連れまわしたり、ピチピチのレオタード姿を見せびらかしたり――当たってるじゃん?




空・愛・台風(そら・あい・たいふう):本来は二人でやるのが正しいサッカーの技……ただし、実際にやったら一発でイエローカードをプレゼントされる反則。珠ちゃんがやってたのを見て『空破弾』かと思ってたが、違った。


相対性理論(そうたいせいりろん):アインシュタイン博士が提唱した理論。『光より早いものは存在しない』というくだりは超有名。だが、少年マンガにおいては大抵矛盾を指摘されるために登場する。作中でも、ハイになった優ねーさんが矛盾点を指摘、國生さんの寝不足を引き起こすという事態を招いた。






大蛇山(だいじゃやま):大牟田初夏の祭り。火を吹く大蛇をかたどった『山』(神輿みたいなもの、と思いねェ)を牽いて目抜き通りを練り歩く。珠や斗馬がこれをプリントしたTシャツを着てる。


高瀬千紘(たかせ・ちひろ):人名。もともとは十曲家のメイドだった真芝第8研の一員。まごうことなきボケであり、所長・十曲才蔵を『何もそこまで』と突っ込みたくなるほど盲信している……割に、我聞や辻やんとの第一戦でダメージ負ったバカ様轢いて止め刺したり、治療してるバカ様の傷口にピンセット突き刺してさらにダメージ与えたりと、やってることは散々。オペレーター+バックアップ担当。特徴はソバカス&眼鏡。テンパると眼鏡が渦巻きになる――まさにパーフェクトなまでのボケキャラ。


タチ悪い(――・わるい):工具楽屋葛Z術部長・森永優さんの発明品全般の共通項。本人はその評価が気に入らないらしいが……その発明品の数々見てると、國生さんや辻やんではないが『何か異論でも?』と言いたくなること受けあい。


珠の価値基準(たまの・かちきじゅん):『強いか、そうでないか』と、非常にシンプルかつハード。『我聞をボコった國生さん』は、珠ちゃんの兄嫁条件を充分果たしたようだ。


タリズマン:第三研の研究成果である『通常人にも仙術を使わせる』兵器。そのサンプルが最強の仙術使い・工具楽我也と言うこともあり、使える“理”の技は工具楽仙術。


だるーん:半死半生モードでぐったりしてる時に発する擬音。主に我聞や優ねーさんが発する。


弾・双掌砲(だん・そうしょうほう):仙術。ダメージよりむしろ相手を弾き飛ばすことに主眼を置いた技。




ちっ:果歩りんが佐々やんめがけてバットを振り下ろした時に出た舌打ち。うあ、殺る気だ。


チートイツ:優ねーさんのシャッター切るときの掛け声。


着メロ(ちゃくめろ):國生さんしか着信シーンが出てないが、そのバリエーションは『ガンダムのアイキャッチ』『燃えよドラゴン』『ドラクエのレベルアップ』と、結構豊富。少しでいいんだ、一応社用なんだし……控えようよ。


卓袱台(ちゃぶだい):『巨人の星』の登場以降は、もっぱらひっくり返すためにあるもの。工具楽屋の指揮車にも常備している?


帖佐理来(ちょうさ・りく):フェミニスト……というか、ナンパ師な“光”の仙術使い。直接的な破壊力は持たないものの、像を結び、像を消す幻惑系の仙術を使うため、潜入任務には最適な人材……なのだが、いかんせん性格的に派手好きなため、かっこ良く決めようとするあまりに高圧電流に引っかかるという失敗をぶちかまし、第三研への潜入時にはとっ捕まる原因となった。てか、そんな人間が潜入任務するのって、どうよ?




辻原蛍司(つじはら・けいじ):人名。何から何まで謎まみれな工具楽屋鰍フ営業部長。だが、仕事内容はほぼ『本業』に特化しているようで、表の仕事では忙しくしている國生さんを尻目に堂々と居眠りなんぞしてやがる横着者。そのくせ高給取りらしい……経理担当の國生さん、工具楽屋の赤字解消には何よりこいつの賃金カットが先決ですよ(悪魔の笑み)?昔は人間専門のこわしやであったという程の中国拳法の達人であり、我聞にとっては体術の師匠でもあるため、一見ツッコミのようだが、その謎かつ胡散臭い言動はところどころ抜けており、実は激しくボケではないかという疑いも強い。別名『メガネヒゲ』もしくは、『ヒゲメガネ』。


辻原蛍司(改訂版):かつては真芝第二研の支配下にある実験部隊に所属し、ナイフ術と体術のみで各地を転戦していた殺し屋であったが、我也にいとも簡単に敗北……その後、我聞によって『正しいナイフの使い方』を教えてもらい、その見返りに体術を教えて以来、我聞にとっての兄のような存在となる。我也救出のために第一研に潜入した際に銃でビシバシに撃たれて高層階から落下した。フツー死ぬが、ごくフツーに生きてた辺り、流石の胡散臭い男である(笑)。




手鏡(てかがみ):我聞の母の形見の一つ。これが原因で騒動も起きたが、これが原因で工具楽家の嫁問題が一気に進展したのもまた事実!あなたも長男を案じていたんですね、お母さん!


新理論(テキスト):正式には『新理論・パターンG』と呼ばれる、真芝グループの開発するオーバーテクノロジーの大元の理論。その出所も法則も不明であり、真芝の各研究班もこの『新理論』を解析、研究しながら製品を作っているようである。


“デルタ”シリーズ:GHK各員の作戦行動中の呼称。年齢順にナンバーが振られており、現在のところデルタ4まで。デルタ255でもいいからデルタ○○の称号欲しいなぁ。




桃子・A・ラインフォード(とうこ・えー・――):人名。14歳にして真芝グループ第5研所長として君臨している、ピーチ姫とハーマイオニーが融合したツンデレお嬢様。人を小馬鹿にしたような笑みと八重歯、そして、だぶついた白衣とアンテナペンが特徴。その天才性から両親にすらも恐れられ、真芝に『売られた』というヘヴィな過去を持つ。そのため、友達はキノピーのみという孤独な生活を強いられていたが、我聞に敗北後、その孤独にも終止符が打たれることになった。やはりと言うか何というか我聞に惚れたものの、我聞と國生さんとの間にある絆を早とちりから強固なものにしてしまい、悔いを残したまま九州の静馬本家に引き取られた。ネコミミモードを有し、瞬間での変身も可能。


桃子の隠し資産(とうこの・かくし・しさん):それを見た斗馬に、真芝株の買いを指示させるだけの破壊力を誇る額。


斗馬のTシャツ(斗馬の・ティー・――):自作。墨だから、滲むぞ……普通。


十曲才蔵(とまがり・さいぞう):人名。真芝グループによって吸収された十曲家の者として逆に組織の中から真芝を乗っ取ると言う野心を持つ、20歳の真芝グループ企画開発部・第8研所長。好物は納豆。自称天才の『若様』だが、いかんせんそのエキセントリックな言動は紙一重の『紙』というものがとてつもなく分厚いものであるという確信を抱かせてくれるに足りている。 とはいえ、天才性も確かにあり、次世代型兵装防護服である“青”シリーズを開発し、その性能で我聞を二度追い詰めた。しかし、極秘の作戦行動中に相手に名刺を投げつけて名乗ってやったり、理論通り我聞の爆砕を巧く防御出来たからといっていきなり踊りだしたりと、基本はやっぱり『バカ様』である。ボケ度合いではもしかすると我聞を抜き、千紘ちゃんと並ぶくらいのランクに達しているのではないのか、と疑いたくなるくらいの大ボケ。確かにこれじゃ笑われるわ、第8研も。


富と名誉(とみ・と・めいよ):めぐみんのモチベーション。はっきり言って、明らかに富の方が強い。


Don't Think Feel(どんと・しんく・ふぃーる):“新理論”によって実現が可能な、第8研製作の特殊兵装『青・参式』の超反応モード。考えずとも、感じた瞬間に最も適当な攻撃を繰り出すものだが……普通のストレートが伸び切るより先に十数発の打撃を繰り出すようなスピードで攻撃なんかしちゃ、普通、腕もげるぞ。元ネタは、ブルース・リーの名台詞『考えるな、感じろ』であり、仙術の基本理念である『感じるな、考えろ』の逆を行く、まさに我聞のライバルとして登場したバカ様にぴったりな決め技。






内閣調査室(ないかく・ちょうさしつ):西音寺時宗を室長とする、文字通り内閣直属の特務機関。CIAやKGBのような諜報活動を主な任務にしているのだろーが、いくら相手が大企業であろうとも、一企業の闇の部分も抑えられないというのはいかがなものか?


ナイファンチ:漢字で書くと『内歩進』となる、古流空手の型の一つ。前進が身上の構えであり、國生さんへの障害となる我聞相手にこれを見せて立ち向かった佐々やん&部長の覚悟の程がうかがえる(笑)。


中之井千住(なかのい・せんじゅ):人名。78歳にして経理と現場を取り仕切る工具楽屋鰍フ専務。「この道50年」の、まさに社の生き字引というべき存在。大戦中には特殊部隊に在籍しており、静馬さなえ大尉の下、しごかれまくったという過去を持っている。その経験を活かしてか、本業においては射撃全般とドライビングテクニックにおいて前衛の我聞らをサポートする。基本的にはツッコミ……というか、説教役だが、突然ボケに変わることも多い。天敵はさなえばーちゃん……つか、大声ですごまれるとショック死しそうなくらいに恐怖が擦り込まれている。でも、ガダルカナルを思い出したり、ロシアの猟犬だったり……ホントの配属先は一体どこだったのだろーか?


中村孝博(なかむら・たかひろ):人名。我聞のクラスメートの一人。我聞とは中学時代からの付き合いであり、学校では國生さんと並んで暴走しがちな我聞を止める役に回るクールな男。どれくらいクールかというと、我聞と國生さんの結婚式で國生FCが嘆き悲しみ、大騒ぎしている横で『くっつくだろうと思っていたから驚かないが……ま、おめでとう』とでも言って簡単に祝福しそうなくらいクール。卓球部No1の実力を誇り、やることなすこと全てにソツがないため、御川高校卓球部が強くなりたいなら、間違いなくこいつを次期部長にしたほうが強くなれる。だが、我聞のモットーである『部活は明るく、楽しく』には、ちょっと窮屈になるかもしれない。つか、我聞と付き合い長い割に影響受けずにクールすぎるのは一体どういう了見か?!なお、友子ちゃんとのツーショットがかなり多く、はっきり言っていい雰囲気。


中村孝博(改訂版):……とか思ってたら、案の定付き合ってたらしいことが判明。やっぱりソツがない男である。


凪原(なぎはら):人名。自称『ただのビジネスマン』という真芝の営業……な割に、はっきり言ってバカ様よりも偉そう。通称『グラサン』と呼ばれるだけあって、左眼の傷を隠すために付けているサングラスが特徴。口癖は「ディス・イズ・ビジネス」だが、銃突きつけたり負い目を負わせたりと、圧倒的優位に立たないと交渉に立たない辺り、その交渉術は正味の話、疑問以外の何物でもない。同じく営業としての能力が疑問視されている辻やんとの因縁があるのか……期待が持たれる。


凪原(改訂版):元真芝の実験部隊であり、辻やんには常に戦闘技術で上を行かれてたり左眼潰されたりと、関係大有りでした。やはり、どっちも営業能力なくて当然だわ(笑)。


七見イサム(ななみ・いさむ):基本技だけなら我聞よりも上手だったはぐれ仙術使い。理の技を得るために舎弟……つか、パシリ二人を従えて各地でATM強盗を行い、こわしやをおびき出そうとしていた。だが、折角おびき出した仙術使い、我聞に理の技を使わせることなくブン殴られ、直接戦闘の正味の時間では5分経たずに性根を叩き壊された。でも、もしおびき出されたのが番司だったりしたら……きっと使ってたな、仙術。


七見イサム(改訂版):真芝の政治力を駆使して釈放され、真芝実験部隊の一員となる。“廉価版工具楽我也”になれるタリズマンを装備し、最終決戦で我聞らの前に立ち塞がるものの、結局番司とバカ様にボコられた。


七見仙術(ななみ・せんじゅつ):はぐれ仙術使い・七見イサムを排出(←わざと)してしまった仙術使いの一族。そのペナルティからか、真芝壊滅作戦には参加できなかったので、当主も理の技も判らない。




西青海(にし・あおみ):人名。内閣調査室付きの若きエージェント。能力の程はまぁある程度はあるのだろうが、はっきり言って非常識の塊である工具楽屋などのこわしやには振り回されている、作中数少ない常識人の一人。國生さんのファン。果歩りん、ここにも敵がいますよ!








ネコマッシグラ:第6研開発の超小型自動追尾弾。これを見て真っ先に思い出したのがGS美神の麻酔弾だった俺って、やっぱりサンデー読者なんだと実感(笑)。


猫目カード(ねこめ・――):某三姉妹泥棒コスプレ時、果歩りんが用意していた……準備いいのな(笑)。








パタパタくん:第5研製作の虫型盗聴ロボット。テントウムシの形をしている。


発破(はっぱ):ダイナマイトの通称。大規模な解体には必須。だが、工具楽屋では予算を引き上げる敵として排除されやすい。


はるるん:國生さんのあだ名・優ねーさん版。管理人はこっちの方がお気に入り。


番司のあだ名(ばんじの・あだな):ハチマキ……パンツマン……商売敵……ウチのバカ――最初の奴は兎に角、残りははっきり言ってあんまりではあるが、それ以上に笑えるのは何故だ(大笑)。


反仙術:仙術の源であり、人間の生命力の大元である“氣”の流れを接触することで断ち切り、仙術を打ち消す、國生の家系に伝わる能力。熟達すれば、人間の生命そのものを吸い上げることすらも可能になる。


パンツマン:番司のあだ名の一つ。冤罪で磔にされた上、こんな仕打ちまで受けてしまうとは(笑)。でも、我聞の着替えには頬染めてた割に、磔にされた番司には眉一つ動かさなかった國生さんって……一体。




P・T・F(ぴー・てぃー・えふ):週刊連載で発見されたD・T・Fの誤植。コミックスでは直ってたので一安心。


控えめ胸:(ひかえめ・むね):果歩が桃子につけたあだ名。結局のところ、優ねーさんにしてみれば虚しい争いに過ぎないものであった。


ビキニ:國生さんが優ねーさんの「布地が少ないほうが安いに決まってるでしょ!!」という言葉によって買わされた新しい水着。でも、國生さんを必要以上に恐れ、ヘタレまくっていた我聞は殆ど見なかったので優ねーさんの必殺の策は不発に終わってしまった。つか、白いビキニ――透けないように加工が施されてるのでむしろ高いぞ。気づけ、國生さん!何はともあれ、技術の進歩に乾杯!


ひき逃げアタック(ひき逃げ・――):“青”参式・改より追加されたエア・ジェットを使用した、バカ様の必殺技。まぁ、見た目どおり突進力と耐衝撃機構を活かして目標に突進する『だけ』の……技?


羊(ひつじ):その毛を織物に使用されたり、肉を食用として使用される気弱な性格の家畜。『滝と我らの思うツボ』作戦においては、我聞につけられたコードネームでもある。


ヒビキ:活躍する前に収束爆砕によってぶっ壊された第4研開発の無音戦車。戦車まで無音で作るなんて、どういう理屈なのだろう(笑)。


百五十五ミリ砲(ひゃくごじゅうごみり・ほう):工具楽屋名物。使用する砲弾によって様々なバリエーションあり。


ヒロ:人名。七見イサムの舎弟の一人。ユンボの運転を担当していた。




ファンタジスタ:テクニックを持っているサッカー選手によく与えられる称号。本来は『見ている者をドキドキさせるサッカー選手』という意味であり、天然記念物並にめったにお目にかかれない……というのに、御川高校では体育倉庫に常備されているらしい。サンデーコミックスから全25巻で刊行されている『ファンタジスタ(作:草場道輝)』は、サッカーマンガの中でも最高ランクの一つといってもいい名作なので、未読の方はぜひ見てみるように!アシスタント時代の藤木先生もおまけマンガや背景、群集シーンを描いてるぞ。


夫婦初の共同作業(ふうふ・はつの・きょうどう・さぎょう):普通はケーキカットをいうのだが、我聞と國生さんの場合、記憶を操作された新婦の父親をハンマーで殴りつけることだった(捏造)。


フジイ:人名?なぜか博多弁臭い九州弁を喋る我聞のクラスメートの一人であり、卓球部員。同時に國生FCの一員でもあるが、文化祭の実行委員会に出てたり警官だったり新幹線の乗客だったりと、いろいろなところで目撃されている。よく脱ぐ。頻度で言えば部長以上によく脱ぐ。


藤原兼人(ふじわら・かねと):人名。警視庁特別公安部所属の、所謂『典型的なヤなキャリア』。“他人は全て自分の部下”的な言動が目立ち、そこを嫌われたため、ユンボ攻防戦で動けなくなったところを國生さんの指示によって置いてけぼりにされ、駆けつけた紅夜叉一同によってボコられた。


“青”参式(ぶるー・すりー):正式名称は『開発ナンバーGAS08−033 兵装防護服“青”参式』。試作型として先行開発された“弐式”までに装備されていた、銃弾も通さない装甲と圧縮空気によるパワーアシストシステムに加え、パワーアシストに使用する圧縮空気を一気に解放することによって人間の限界を超えた力やスピードを引き出す“ブースト”、同じく圧縮空気を解放して爆発や熱を分散する対炸裂弾防御機能“エアアーマー”……そして、リミッターを解除して発動する超反応モード“D・T・F”といった機能を備え、我聞を追い詰めたものの、暴走モードの我聞には勝てず、完膚なきまでに破壊された。


“青若”(ぶるー・わーかー):『若様仕様』の青シリーズの最終式。右手に第三研の開発したタリズマンを装備し、爆砕の使用すらも可能としたものの、我聞の崩・一点破によって破壊された。


不破信用金庫(ふわ・しんようきんこ):金庫が丈夫な信用金庫。我聞に金庫を壊されてから、変なとこに金使いすぎて経営傾かんかどうかが心配。




紅夜叉(べにやしゃ):ほっちゃんがかつて特攻隊長として所属していたレディース。大規模な上、結構ハイテク。




崩・一点破(ほう・いってんぱ):物体の構成点を見切り、そこに衝撃を加えることで崩壊させる、仙術の基本技奥義。力よりも集中力を要し、“理”を得た我聞ですらも成功率は低いという難易度の高い技。


防・樹障壁(ぼう・じゅしょうへき):木を操って防壁を形作る西音寺仙術の理の技。地下からの緊急脱出ポッドとして活用も出来る優れもの。


保科ますみ(ほしな・――):元ヤンキーのユンボ乗り。20歳・通称ほっちゃん。身長143cmと、中学生以下を除けば作中では最低身長を誇るが、身長や童顔など、中学生っぽい外見のことを言うと、容赦なく空手マスター・ほっちゃんの鉄拳や蹴りが飛んでくるので注意しろ!






マーメイド喫茶(――・きっさ):文化祭において卓球部の『メイド喫茶』を敗北に追いやった、水泳部捨て身の出し物。


マガツ:第一研が開発した、最大半径10kmの全ての仙術を無効化する超広域反仙術兵器。範囲は狭いものの、特定の人間の氣を吸い上げる効果も持つ。高さにして20m以上の心臓を思わせるフォルムを有するその外装は硬いが、精密機械だけあって内部は脆く、吸氣口から炸裂弾を放り込まれて破壊された。


マガツタマ:第一研が開発した、“マガツ”のプロトタイプ。効果範囲は数mと狭いが、我也の収束爆砕であっても完全に無効化するほどの性能を誇っている。だが、暴走状態の無効化は想定されていなかったのか、我聞&國生さんの放った『ラブラブ収束爆砕』によって破壊された。


マグロの解体ショー(――・かいたい・――):我聞が提案し、いとも簡単に粉砕された文化祭の出し物候補。実際にやってる部がいた辺り、御川高校の校風の物凄さがうかがえる。つか、マグロ一本仕入れるだけで30万は軽く越えてしまうので、たとえ一位を取れたとしても赤字確定だが……。


正晴(まさはる):人名。御川高校のヤンキー。ヤンキーの中ではトップクラスの力を持っていたのだろうが、転校してきた番司にケンカを吹っかけ、いとも簡単に吹っ飛ばされた。


真芝グループ(ましば・――):世界有数の財閥でもある多国籍企業であり、裏では兵器開発を生業とする……所謂軍産複合体。どこからともなく新理論を入手し、オーバーテクノロジーを活かした兵器の開発を行っている。


まるちゃん:人名。珠ちゃんの友達。まるちゃんにたまちゃんって……『ちびまるこちゃん』か、君達は。




御川市(みかわ・し):地名。神奈川県にある架空の都市。名前のモデルは大牟田市三川町か、はたまた県を隔てて熊本県は玉名郡の三加和町か……判断に悩んでます。御川市は駅のイメージから大牟田の『三川』で、我聞曰く「福岡の下のほう」の山中にある静馬の本拠地が『三加和』+福岡の山門郡山川町(大牟田と三加和の間にある)くらいかな?と思っているけど、いかがなものか?


御川市(改訂版):藤木先生曰く、案の定『三川町』の方だと言うことらしく、一安心(管理人が)。


ミゲル:人名。タンカーをシージャックし、真芝の目掛けて特攻しようとしたテロリスト達のリーダー。真芝に人生狂わされた挙句、真芝のニセ情報に踊らされて行動してしまったその人生……哀れ以外の何物でもない。


みっちゃん:人名。紅夜叉の現斬り込み隊長。ユンボ捜索中、発見した別のユンボを見て「この際これじゃ駄目っスか?」と提案し、ほっちゃんの足刀を喰らって瞬殺された。


御剣一振(みつるぎ・いっしん):人名。真芝の各研究班の所長連中の中では2番目に若い、18歳の第7研所長。すげぇ無口っぽく、一見すると刃物扱いに長けてそうな雰囲気だったが、コミックス読み返してみたら、会議室にまで布に包んだ日本刀か何かみたいな長物を持ち込んでる辺り、やはり外見通り刃物マニアなようだ。




むしゃんよか:漢字で書くと『武者んよか』となる、(武者のように)カッコいいという意味の方言。兄ロードを目指す珠ちゃんがネタで使ってたが、管理人が初めて知ったのは熊本南部……芦北地方出身の村枝賢一先生が『RED』で使ってたもの……藤木先生の出身地である大牟田とは明らかに違う場所である。この言葉、分布は広いのだろうか?




冥土喫茶(めいど・きっさ):文化祭における卓球部の出し物の『メイド喫茶』の屋号。卓球部の情熱……というかめぐみんの富と名誉への執念というか、國生FCの欲望までもがギチギチに詰まってます。


眼鏡(めがね):工具楽屋の一大勢力。標準装備の二人&中之井さんも老眼鏡を常備しており、初期設定+表紙のネタで使用してた國生さんまでもが普段からつけてたら、それこそ我聞一人が肩身の狭い思いをせねばならなかったに違いない。とはいえ、マニアには絶大な人気を誇っている(『勝手に改蔵』より)ため、國生FCはぜひ着けて頂きたかったであろうことは想像に難くない。




モーちゃん:やはり人名?卓球部員にして我聞のクラスメート……かつ國生FC。フジイと同じく群集としてもあちこちに登場しており、フジイとともに『キング・オブ・モブ』の称号を与えたくなってしまうこと受けあい。丸い。


森永優(もりながゆう):人名。英国の大学で博士号を取得したという経歴を持つという、工具楽屋鰍フ技術部長にしてGHK参謀の陽気なマッドサイエンティスト。基本的にボケ……というか、構成要素の8割近くがボケといううっかりさんでもあるが、國生さん相手に夜通し相対性理論の矛盾点を語ったり、殺人トラップで國生さんを亡き者にしそうになったりと、その『うっかり』の犠牲は國生さんが被ることが多い。また、同じペンダントを第1研所長が持ってたり、『うっかり』がホントに『うっかり』なのかといった疑問点も数々あり、謎の多さでは辻やんとタメ張るかもしれない位に謎の人。


森永優(改訂版):先に参加した絵チャットで、優ねーさんは実は真芝第二研の研究班に所属していたことが判明。その背景にあるドラマはここに収まらないので、今度、小説にでもしよう。


モン次郎(もんじろう):猿名。哺乳類サル科のニホンザル。非常に好戦的な上、我聞と佐々やん、部長を合わせたものと同等の知恵を持つボス猿だったが、2002年に世を去った。享年15歳。






八雲四郎(やぐも・しろう):人名。バインダーや紙をペン先でトントンと叩くのが癖な第3研所長。性質は見た目通り陰湿な32歳。サディスティックな性格の持ち主であったが、我聞の暴走によって負傷の後、凪原にも見捨てられ、第三研の施設崩落に巻き込まれて、死亡した。


ヤスヒロ:人名。通称『ヤス』の、表側の工具楽屋お手伝い人の一人。ほっちゃんに惚れてるような節あり。


ヤタガラス:第7研の開発した刀。どんな性能をもっているかは結局判らずじまい(笑)。


山岡(やまおか):人名。第8研所属で十曲才蔵のボディガード兼運転手。第8研唯一の常識人……というか、ツッコミ担当であり、明らかに気苦労が多そう。胃には注意してくれたまえ。


山薙晃(やまなぎ・あきら):人名。恐らくはラスボスに最も近い実力を有する第1研所長。物静かな発言を見せたが、本質的にはどうかは不明。前述したとおり、優ねーさんと同じペンダントを胸に下げており、何らかの関係がありそうではある。なお、彼と昴真矢さんだけは明確に捕まった描写がなされてないので、彼ら二人には是非真芝の残党を率いていてもらいたいものである(笑)。




幽体離脱(ゆうたい・りだつ):中之井さんの得意技の一つ。中之井さんが元気なのも、ちょくちょく死んで身体機能をリセットしてるからだろうか?


ユンボ:建築現場や工事現場の基礎工事に欠かせない重機。ほっちゃんにとっては手足の一部であり、魂みたいなもの。良い子のみんなは盗んだりすんなよ(当然)!




溶・火炎刀(よう・かえんとう):奥津仙術の理の技。多分鉄製であろう隔壁をいとも簡単に斬り裂いたあたり、焦点温度は二千度ぐらいか、と思われる……にしても、そんな温度の炎を纏わせた後に平然とその煙管ふかしてた奥津のおいちゃん――アンタって、一体?


よろしく負けドック(――・まけどっく):佐々やんのTシャツのロゴの一つ。この後、めぐみんに片手であしらわれるわ、一撃で殴り飛ばされるわと、完膚なきまでに負けドックぶりを見せ付けてくれた佐々やんに最もよく似合うTシャツである。






ライブドア株(――・かぶ):斗馬の狙う新たな証券。確かに一株辺り400円前後と我聞の小遣いでも買えるかも知れないほどに手頃だが、連載直後に『とある事情』で高騰後、大暴落を開始。何時が斗馬の言う『買占め時』の底値になるのか全く掴めません。なお、藤木先生のブログはライブドアブログ(笑)。










ルドルフ・本条(――・ほんじょう):真芝グループ第4研所長。所長連中の中では最年長だが、それでも38歳。某『ストーカー』をモジャモジャにした感じ。


るなっち:國生さんのあだ名・めぐみん版。柱の登場人物紹介でも使用されていた辺り、担当さんのお気に入り?




冷勁(れいけい):『浸透勁』とも呼ばれる、接触状態から直接衝撃を伝える中国拳法の技法。その別名通り、衝撃を浸透させることで内部に直接伝えるその撃ち方は、たとえ相手が鎧を着ていたとしても障害にはならない。




ロシアの猟犬(――・りょうけん):中之井さんの大戦中の異名。前にも書いたが、ガダルカナルからロシアまで……守備範囲はどこまであるのか?!









若様(わかさま):第8研所長・十曲才蔵の敬称。でも、山岡さんも『若』と言っていた増刊版は兎に角、週刊版になると使ってるのは千紘ちゃんだけ……つか、『バカ様』の方が圧倒的にしっくり来るぞ。




先頭に戻る




トップへ
トップへ

戻る
戻る