FIRE STARTER!!

ゆうやけこやけ・リプレイ16『迷子の迷子の』



語り手:ここは海沿いの町、龍浦町。
 小高い山には神社があり、その真東の海にはちっちゃな祠が祀られた小さい小島。
 潮風薫る港町には、ちょっと不思議なこともたくさん……という訳で、語り手が慣れている龍浦町でやることにします。
3UT_Bomb_Kura:こんにちはー
語り手:こんにちはー!
静かなくま:こんにちは!
語り手:まずは今回はお集まり頂きましてありがとうございます。
3UT_Bomb_Kura:こちらこそ、参加させていただき、ありがとうございます(ぺこり
語り手:さきほどルールをお渡しした静かなくまさんはもちろんですが……凡蔵さんはゆうやけこやけは初めてでしょうか?
3UT_Bomb_Kura:はい、ルルブは買ったけど、まだよく分からないですね。
 今日は基本だけですか?
語り手:拙サイトで配布している内輪用テキストルールではもののけこやけもカバーしてますので、もののけこやけも採用したいと思います。
3UT_Bomb_Kura:了解しましたー。
語り手:では、キャラ作成から参りましょう。
静かなくま:ええと…キャラクターは動物とかになるって感じでしたよね?
語り手:そうですね。『変化』と呼ばれる、人間に変身できる動物や、人里に近い域で暮らす妖怪の類になる、といった感じです。
 狐、狸、犬、猫、兎、鳥といった6種類の変化と呼ばれる動物、そして、もののけ、と分類される、道怪、鬼、幽霊、河童、マレビトと呼ばれる4種類の存在から選んで頂きます。
静かなくま:キャラシーの下にある中から選ぶ感じですね…どれも面白そうです!
語り手:もののけは変化に比べてやや人とは遠い存在であるため、人にその正体を知られてしまうと『びっくり』させてしまう確率が高くなってしまいます。
3UT_Bomb_Kura:了解です
静かなくま:もののけは「ビックリ」させてしまいやすい…なるほど。あ、了解ですー
3UT_Bomb_Kura:今確認したら、マレビトは「大きな宇宙人」「雪女」「風の精」「妖精」「時の旅人」「サンタクロース」「獅子(舞)」「魔法使い」が分かりやすい例ですね
 クトゥルフ神話生物もアリかも←
静かなくま:妖精とかもマレビトになるんですね…なるほど…神話生物さんは凄そうですねw
3UT_Bomb_Kura:あと「ロボット」「(ランプの)魔神」もでした
静かなくま:ロボもマレビト扱い…おおー
語り手:説明の手間が省けて楽だなあ
3UT_Bomb_Kura:神話生物でも深きものは河童になりそうですけど(笑)
 レギュレーションを確認してはみましたけど、自分は変化の中から選ぼうと思います。
語り手:あっはっは、拙サイトのリプレイでも登場させた深海の触手王様は見事に河童でした(笑)
3UT_Bomb_Kura:(爆笑)
静かなくま:カッパ扱いなんですね!(笑)
語り手:水棲生物は河童、というのがゆうこやの基本です(笑)
静かなくま:自分はえーと、どうしようかな…幽霊が気になってしょうがないのですが難しいのかなと悩み中です
語り手:なお、妖怪や変化の類に慣れていて、びっくりしない人間も稀にいます。
今回NPCとして既に(コマとして)登場している大宮美幸さんのような巫女さんも、そんな人達の一人ですが、そんな存在は本当に稀な存在です。
3UT_Bomb_Kura:ふむふむ
語り手:マレビトはあまりお奨め出来ませんが、それ以外ならどうにかなるかなぁ、と思ってます。
静かなくま:やっぱりもののけは少し難易度が高めになる感じなんでしょうか…?
語り手:そうですね。もののけは人と接する時なんかには余計に変身コストを使ってしまうことになりますから、その分難易度は高くなりますね。
 ともあれ、まずは能力と追加能力を見比べてみて、面白そうなものを選んでみるのがいいでしょうね。
3UT_Bomb_Kura:自分は猫でいこうと思います。
静かなくま:どうも気になるので幽霊でいってみようかな、と思います。頑張ってみます。
語り手:了解です。猫と幽霊ですね。
3UT_Bomb_Kura:ココア・5歳・♀です。
 ここまで決めてます
語り手:それでは、続いて弱点と能力値を決めていきましょう。 弱点は最大3個まで、最低一つ選びましょう。弱点が多ければその分、対応した追加能力を得ることができます。
3UT_Bomb_Kura:まず、【わがまま】でもう一つ【びりびり】の計2つ取ります
語り手:了解です。
静かなくま:神社が出てきそうなので『くさり』か『さとがみ』なのかな…それかその二つか…
語り手:あ、そこまで縛る必要はないですよー。この神社には既にこの辺一帯を守ってる土地神様もいますし。

 ――うーん、この発言はちょっとまずかったかなぁ。縛る必要はない、と言いつつも語り手の都合でPLの選択肢を縛ってるわけだし。

語り手:なお、土地神様は『川の神様』『山の神様』『海の神様』『森の神様』といった具合に、その土地々々ごとにいっぱいいます。で、この町全体の神様を取りまとめてるのが、山にある神社に祀られている神様……という設定です。
静かなくま:なるほど…では『くさり』、『へんてこ』で取ってみます…どう使えるか怪しい部分もありますけど…
語り手:はい、了解です。では、弱点が決まりましたので、続いて能力値を決めていきましょう。
 能力値には不思議な力の強さを表す『へんげ』、肉体的な強さを表す『けもの』、相手に気を遣い、感情を隠したり気を配ったりする『おとな』、感情を表に出して子供っぽく振舞う『こども』があります。これに合計8点の値を、最大4、最低1(『おとな』は最低でもよい)の範囲で決めていきます
3UT_Bomb_Kura (以下ココア):へんげ:3、けもの:2、おとな:1、こども:2 てなところで。
語り手:わはは、もう決めてましたか。
ココア:モデルが既に存在してるので(笑)
静かなくま(以下ハジメ):うーん、へんげは幽霊さん使いそうだなあ…へんげ3、けもの2、おとな2、こども1…ですかね…
語り手:了解です。
 それでは、キャラも決まったことですし、まずは自己紹介をお願いします……あと、人間に変身した時の姿と、本当の姿がどんなものなのかも教えてください。
 まずはココアから
ココアココア:はい、N沢家の飼い猫ココア・5歳・♀のサビ猫(本当の姿)です。人間に変身した時の姿は、13歳くらいのゴスロリ少女。
 一人称「妾(わらわ)」と舌っ足らずで高飛車に喋ろうとする、ツンデレ娘です。実は怖がりなのを隠しています。
 猫の容姿はこの画像まんまです(笑)。以上ですね
語り手:ほうほう(梟)、つまり、PL氏の飼い猫そのままを持ってきたわけですね(笑)
ココア:そです(笑)
語り手:では、つづいてハジメの自己紹介をお願いします。
ハジメ:はい!神社に繋がりを持つ幽霊、ハジメ(本当の姿)です。良く神社で遊んでいたのでここに住み着いてしまったようです。
 人間の姿になると、8歳くらいの小学生になります。ただ、髪型がとても特徴的でアンテナが目立ちます。一人称は「ボク」。真面目な子で優しい子です。 こんな感じでよろしくお願いいたします。
語り手:なるほど、基本いい加減な夕月比女(龍浦神社に祀られている土地神様)といい対比が出来そうです。
それでは、簡単ではありますが、突発ゆうこやセッション『迷子の迷子の……』スタートです。
ハジメ:よろしくお願い致します!
ココア:88888 よろしくお願いします
語り手:ココアがふらりと神社に遊びにやって来たところ、巫女さんがちっちゃな女の子を前にしゃがみこんでおります。
美幸:「どうしたの?お父さんかお母さんとはぐれでもしたの?」
ココア:あらかじめ人間になってていいですか?(猫の姿でしゃべるのもあれなので
語り手:あ、その前に……忘れるところでした。『つながり』について発表しなければいけないんでした。
 まず、PC達はそれぞれにつながりを持っています。そして、住んでいる町に対してもつながりを持っています。そのつながりの強さによって、持つことが出来る『想い』と『ふしぎ』を増やすことが出来ます。
ココア:今回は町とハジメに2ずつですね
ハジメ:町と…ココアさんに持ってるってことか…後、『くさり』で+されるでしょうか…
語り手:PCは今回二人ですので、それぞれに強さ2のつながりを持つことができます。そして、町に対しても強さ2のつながりを持てます。
 つまり、この時点ではそれぞれ合計4点ずつの『想い』と『ふしぎ』を……ハジメは『くさり』によってさらに住んでいる家――この場合は神社に対しても強さ2のつながりを持っていますので、ハジメの『想い』と『ふしぎ』は合計6点ずつになります。
ハジメ:なるほど…了解です
ココア:では、龍浦町に(好意)、ハジメに(保護)でつながりを持ちます。
ハジメ:町は(好意)、ココアさんに(信頼)、神社に(保護)でお願い致します。
語り手:はい。では、町と、ハジメに対しての神社はどちらも『受容』で感情を持ちますよー。
 で、変身についてですが、現在は日曜の昼下がりということもあって、変身コストは(時間によるコストとして)最低4点が必要です。完全な人間形態になりたい場合は4点、猫耳だけなら2点、耳としっぽを生やした状態なら0点を追加消費、といった形になります。
ココア:耳としっぽは飾りと言い張ります!
語り手:言い張っちゃいますか(笑)。
ココア:はい(笑)2・2消費で変身しますね
語り手:では、そんなココアを見て巫女さんは言いますよ。
美幸:「ココアー、また耳としっぽを生やしたまんまでうろついてるの?あたしだから良かったけど、他の人に見られたらどうなってたか……前にもひと騒動あったこと、覚えてない?」

語り手:言い張る、といった時点で思いつきました。どう転がるかは考えてません(きっぱり)

ココア:「ふ、ふん!秋◯原じゃ、これで歩いてても怪しまれないんだから! 龍浦町は田舎だから最先端ファッションが分からないだけょ!(狼狽え)
語り手:「くっ……ア○バ……あたしも行ったことないってのに!?」
ココア:「(わらわもないけどね・・・うちのがTVでいっつも見てるみたいだから・・・)」しかし口には出さない(笑)
「で、美幸。その子はにゃに?」
語り手:「見てのとおり、迷子。どこから来たのかも判らないし、お父さんとお母さんがどこにいるのかを聞いても、『いない』って首を横に振ってるだけで、ちょっととほーにくれてるわけさ」
ココア:それでは…「にゃまえ(名前)は?」
語り手:迷子の娘:「……サン……あっ――――えっと、ニコ!」
ココア:「? サンとニコのどっちにゃの?(なんか隠してるわにぇ)」
ニコ:「ニコ……っていいます」
ココア:「ニコ…にぇ。じゃあわらわも自己紹介しゅるか。わらわはココア。プリンセス・ココア。姫って呼んでいいのよ?」(ひゅぅ〜〜〜〜〜(寒風)

ハジメ:凄くほのぼのします…これが癒しパワー…!
ココア:こういう寒い事を平気でのたまう性格ですw
ハジメ:ハジメの中の人は可愛さにやられている!w

語り手:美幸:「あーあ、ここで気軽に姫を自称しちゃったら……」
??:「あたしに断りもなく姫を自称するなんて、いい度胸じゃない?」
 と、ひゅー、どろどろ、とばかりに土地神様の夕月さんが登場しました。ハジメも登場して……このわがまま姫神様をなだめてやってください(笑)
ココア:「ギク!」

ココア:そういえば土地神様がーーーーーーw忘れてたーw

ハジメ:了解です!登場にはコストがいるんでしたよね…人間に近くするためには
語り手:変身して登場するにはコストが必要ですが、夕月さんが素で登場したように、この場にはまっとうな人間……いませんからねぇ(笑)
ハジメ:…ですねwじゃあ、とりあえずなしで登場します。寒気はしますけど…(笑)
ココア:ガクガクブルブル…
ハジメ:「今日は神社がにぎやかだなあ…あれ、なにがおこってるの?」
ココア:「地獄耳めぇ〜・・・(ボソッ)
語り手:美幸:「あ、ハジメ!いいところに来た!姫を止めてやって!」
ハジメ:「う、うん!」
語り手:という訳で、なだめて説得するには「おとな」で5を目標値として判定してください。足りない場合は想いを割り振って5以上にすることで成功させることができます。
 なお、ロールプレイ次第でこの目標値を下げたりするGMです(笑)
ハジメ:結構考えてます…少し待ってください(笑)
語り手:あ、それはそうと、ココアに姫を自称したココアの驚きっぷりと、驚きつつも、拾われるの覚悟で地獄耳発言をした勇気をたたえて、それぞれ1ずつの『夢』をプレゼント。
ハジメ:「ひめさま、ひめさま。ボクのなかで、だけどひめさまはいちばん!だよ?すっごいひめさまだよ!」
語り手:夕月比女:「む……ま、まぁお前がそう言うんだったら……お前に免じて許してやるとするか。ココア、ハジメに感謝しておくんだぞ?」
ココア:「あ、あんたこそ命拾い・・・(ムグムグ!!)←ハジメと美幸に抑えこまれた
ハジメ:「えへへ、なかなおり!よかったー!」ニコニコ
ココア:(更に美幸に頭を下げさせられる)
ハジメ:「みんななかよしがいちばん!ボクうれしいなあ」

ハジメ:小学生設定なのでどこか難しいなあw面白いですけどw
ココア:∩^ω^∩

語り手:そして、この場を収めてくれたハジメにも夢を1点ぷれぜんとふぉーゆー
ハジメ:夢が増えました!了解です!
語り手:――と、こんな感じでいいな、と思ったプレイにはバンバン夢をぶん投げてやってください。そして、この夢を使ってつながりを強めたり、新たなつながりを結んだりするのがこのゲームのメインコンセプトとなります。
ココア:はーい
ハジメ:はい、了解です!
ココア:それでは…ニコの件はどうしましょうか
語り手:さて、それでは……
美幸:「で、姫……この子なんだけど――」夕月比女が出てきたこともあって、改めて美幸がニコを指し示します。
「どうも、何かを探してるみたいなんだけど……姫、何か判る?」そう言いつつ、御神酒を捧げる美幸ですが、その杯を呷って、夕月比女は首を横に降ります。

 ――ここではじめましての方にちょっとアナウンス。夕月比女は非常に強い力をもった土地神様なのですが……いえ、非常に強い力を持つ土地神様だからこそ、その力を使ってお願いを叶えるためには、『美味しい食べ物や飲み物をお供え物に捧げる』という手順を踏まなければならない、ということを設定しています。

ハジメ:「なにかさがしてるの?…だいじなものなのかな」
語り手:ニコ:「……とってもだいじな、手紙なんです」そう言って、首を縦に振ります。
ココア:「あんた(夕月)土地神なんだから、知ってるわよにぇ?」
語り手:夕月比女:「あたしが判るのは、あくまでもこの山の中と、その麓一帯のこと。そのあたしが判らないんだから、その外にあるってこと位しか判らんぞ」
ココア:龍浦町全体ってわけではないんですね
語り手:龍浦町の全体ではありません。先程も言いましたが、川には川の土地神様が、森には森の土地神様が、街道には街道の――といった具合に、それぞれの場所にそれぞれの神様がいて、その区分ごとに持ち場を持っている、といった感じです。
 山の神様はカバーする範囲はそれなりに広いのですが、その範囲を越えたらさすがに判らない、といったところですね。
ハジメ:「だいじなおてがみ、なんだね。…みんなでさがしてあげようよ?ひめさまが分からない範囲だから不安だけど…」と提案してみます
語り手:夕月比女:「そうか……ハジメは優しいな。よし、ではハジメの言う通り、探してやるのがいいだろうな」
ココア:「フフン、ここはフットワークの軽いわらわの出番のようにぇ」
語り手:「うむ、頼んだぞ」という訳で、一旦場面を切りましょう。
ココア:はーい
ハジメ:はーい

ココア:町の名前からして、多分龍ですよね?>夕月比女
語り手:いえ、実は夕月は元は人間でした。セッションが立ち消えになったDX2のリプレイが完結してたら、その辺りも明らか出来たんですけどねぇ
ココア:おやまぁw
ハジメ:おおー、そうだったんですね!
語り手:龍浦町には他にも『浦之宮(うらのみや)』『岬城(みさき)』という地名がありまして……それと、海の彼方の蜃気楼の城、という伝説もありました
ココア:なるる
ハジメ:なるほど…
語り手:詳しくは、拙サイト内のゆうこやリプレイの他、未完のリプレイ『ダブルクロス リプレイ・番長』シリーズもご覧になっていただければ(宣伝ッ!)
ココア:了解でーす
ハジメ:読んでおきますねー

 ――龍浦町の龍宮伝説も、形や配役を変えて、ゆうやけこやけで語られていくといいなぁ。

語り手:という訳で、場面が切り替わったので、ふしぎと想いを、ハジメは6点、ココアは4点ずつそれぞれ加算してください。
ハジメ:了解です!
ココア:了解しましたー
語り手:そして、捜索シーンとなりますが、今回探しに行けるのは大きく分けて『小学校』『駅前商店街』『海辺』『森』の四つとなります。
 どこに行くのか、単独で行くのか、それともパーティで行くのか、単独で行くならば、どちらがニコを連れて行くのかも含めて教えてくださいねー

語り手:……って、まずいな。ココアの弱点には[びりびり]があった(爆笑)
ココア:しまったw
ハジメ:あっ、破いちゃう!w
ココア:(多分手紙自体を理解してない可能性大)

ココア:さて、どのように動きましょうか
ハジメ:どうしましょう…ココアさんはフックワーク軽いけどびりびりがあるんでしたよね。
ココア:単独行動又はニコだけ連れてても、破ってしまう・・・(笑)
語り手:あ、その際には『おとな』判定で我慢できるかどうかを占ってみますが……流石に難易度は高いですよ(笑顔)
ハジメ:ハジメが居ないと止められないですよね…(笑)。となると、一緒に行動でしょうか?
ココア:固まって動きましょう(笑)
ハジメ:おっけーです!…自分もへんてこ(アンテナが)で目立つんですが…頑張りますよ!
ココア:ニコも含めて3人固まって動きます
語り手:はーい。では、どこに行くかも教えてください。
ココア:では…何処から行くかですが
ハジメ:『小学校』『駅前商店街』『海辺』『森』の4つでしたね…
ココア:個人的には「駅前商店街」から当たってみたいかなと
語り手:なお、この町は田舎なので、駅前に魔法学園はありません(きっぱり)
ココア:龍浦町の皆さん、ごめんなさい!しなくていいんですねw
語り手:いいんです(どきっぱり)
ハジメ:はい、ココアさんに従って駅前から攻めてみましょうか!
ココア:ハジメくんから申告をお願いします^^
ハジメ:はーい。では「駅前商店街」から行ってみますね!
語り手:あいさー。では、駅前商店街ですね。
ココア:でーす
ハジメ:そうか、外に出るから想いを使わないといけないのですね(くさりで)
語り手:子供:「ねーねー、おとーさん。サンタさんの手紙って、今からかいてとどくのかなぁ?」
 駅前商店街のパン屋さんの入口から、そんな声が聞こえてきます。その子供の年の頃は4〜5歳くらい。きっと、ハロウィンが終わって、クリスマスの声が聞こえてきたことで思い立ったんでしょうね。

 ――なお、『ハロウィンが終わって〜』のフレーズは、BGM替わりにつけっぱなしにしていたラジオ番組から流れてきたフレーズです。このように、ゆうこやの語り手を演じる場合は特にその場の雰囲気を取り入れるスタイルがお気に入りです。

ココア:「サンタさんかぁ・・・。オジー(祖父猫)が小さい頃、サンタコスをさせられたって話してたっけ(実話)
 で、サンタってなんだっけ??」
ハジメ:「さんたさん…良い子におくりものをくれるいいひと、だったきがするよ」うーんと思い出しながら
ココア:(目をキラキラさせながら)「いつもの貧乏くさいカリカリじゃなくって、柔らかーい猫缶とかくれる人!」←
ハジメ:「ココアさんのところにもくるといいね」ニコニコ
ココア:(ヨダレじゅる〜)
語り手:ニコ:「……」にこにこと笑いながらそんな光景を眺め「……どこにあるのかなぁ」と、思い出したかのように、きょろきょろします
ハジメ:「どんなおてがみなの?えーっと、かたちとか…そういうかんじの」ニコちゃんに
語り手:「えっと……なくした手紙は、かわいい絵のシールが貼ってある、子供の書いた手紙で――――」そう返しますが、どうもさっきのパン屋さんの子供も気になって仕方ないようです
ココア:「にゃんか思い出したの、ニコ?」
語り手:ニコ:「あ……いえ、思い出したことは、別にないんですが」
 という訳で、猫缶を欲しがったココアに夢をおすそわけ
ココア:わーい、いただきまーす♪
語り手:という訳で、今の時点ではここでは何も入手できない、ということで――次の場所に行ってみましょう。
ココア:了解しましたー
ハジメ:りょうかいですー

語り手:そして、フラグが立った音が響く(ぴろりーん)
ハジメ:フラグさんが立ったー!
ココア:メタ的には結構分かりましたね。でも、核心はまだ遠目かなと
ハジメ:確かに核心が…大体は理解は出来ましたけど…

語り手:そして、続いて場所を選択しつつ、先ほどと同じく、ふしぎと想いをそれぞれゲットしてくだされ
ハジメ:あ、後移動の度に自分は想いを消費でいいんですよね?;
語り手:そうですね。ハジメは場面を移動する際には『想い』を消費することになりますね。
ハジメ:了解です、確か語り手含め物語に参加している人数分消費でしたね…
語り手:ですです。3点消費になります。

ココア:次は…小学校、海辺、森でしたね
ハジメ:子供…に関連するなら小学校ですが…
ココア:小学校に行ってみましょうか
ハジメ:ですね、いってみましょう!

ココア:それでは改めて、次は小学校に移動します。
語り手:了解です。では、日曜の小学校では、数人の子供と一匹の子犬が校庭を楽しそうに駆け回っております。
 なお、ハジメはここでは完全な人間の姿になっていないとこの子供たちをびっくりさせてしまう可能性が出てしまいます。
ハジメ:ならここでは人間にならないといけない。4点消費ですね。
語り手:昼の4点+完全な人間の4点の合計8点ですねー。
ハジメ:あ、そうだ。自分は8点ですね。消費します。
ココア:私も変化します
 今回は完全な人間なので8点でいいですか?
語り手:ですです。
 なお、ニコは『おかしなひと』の効果でそのままの姿で登場できます。なので――
眼鏡の子供:「あれ?見ない人だなぁ」――と言った具合に、子供達はニコの姿を見てちょっと首を傾げます。
ハジメ:「(なんだかなつかしいなあ、「がっこう」かあ。)」とか思っています
語り手:そして、ニコの担いでいる袋に興味を示したのか、すんすんすんすん、と仔犬が鼻を鳴らして臭いだし――驚いたニコは「きゃっ!」と思わずその袋を取り落としてしまいます。
ココア:なんとなく袋の中を覗きたくなりました(猫ゆえに)
語り手:そして溢れてしまった袋の中身……数枚の手紙が風にのって散らばっていきます。
ハジメ:「あ、ニコさんのおてがみ!」何枚かキャッチ…出来ないだろうなあ…(笑)
ココア:飛ばされなかった手紙はありますか?
語り手:眼鏡の子供:「ご、ごめんなさい!けん太のせいで!」と言って、謝ると、手紙を拾うために駆け出していきます。
 という訳で、散らばってしまった手紙を回収するには、けもので目標値4の判定をお願いします。
 判定に成功したらキャッチできますよー<ハジメ 飛ばされなかった手紙はありますよー<ココア
ココア:ここは自分が脅威のジャンプ力を見せましょうか(笑)
想い2点使えば届きますよね
語り手:届きますよー。
ハジメ:ココアさんお任せしても良いですか?申し訳ないです…。
ココア:では、想い2点消費でけもの判定4にします。
「ニャッ!」(ハシッ)
語り手:では、ココアは風に飛ばされた手紙を見事にキャッチします。
ハジメ:「わあ、すごい…!」ビックリ!
語り手:そんなココアのかっこよさに夢をプレゼント!
ココア:夢頂きましたー!
ハジメ:夢いただけるようにがんばるぞー

語り手:そして、そんなココアを見て、『忍法見ませんでした』を使う眼鏡の子供(笑)<スカート的に言って
ココア:サービスしてもいいのよ?
語り手:なお、快活そうな男の子はしっかり見ており、太めの男の子は気づいてません。
ハジメ:サービスショットだなあ…w
ココア:猫だし、間違ったア◯バ系知識があるので、「見せるもの」と思い込んでいる←
 いや、間違ってないけど恥じらいが欠如しているだけかw

語り手:そんな訳でニコはココアに「あ、ありがとうございます」と頭を下げる。
 なお、こっそりとその手紙を見ることはできますよー。
ココア:「ニコも紙をガリガリするのが好きにゃのにぇ?」(勘違い

ココア:引っ掻く前に手紙回収してーw
 このままじゃ、引っ掻いてしまいそう
ハジメ:わ、わかりましたー!

ハジメ:「…ごめんなさい、おてつだいできなくて」しょぼんと
語り手:「い、いえ……お手紙を集めるのがわたしの仕事なんです」

ココア:次は・・・森・・・かも?
ハジメ:森…了解です!
ココア:横から手紙奪って下さいw

ハジメ:一応ココアさんがびりびりする前にお手紙は渡しておきますね。
ココア:(物欲しそうな目)
語り手:ニコ:「あ、ありがとうございます」ココアの発言に、ちょっと汗を垂らしつつ
ハジメ:「てがみもニコさんも、だいじょうぶ?」心配しながら
語り手:「だ、大丈夫です……でも、わたしが落としちゃった手紙は一体どこに行ったのかなぁ?」心配そうに言いますよ。
ハジメ:「てがみ…ないかなあ…?」周りをきょろきょろ
ココア:では子供たちに「あなたたち、”かわいい絵のシールが貼ってある、子供の書いた手紙”とか落ちてにゃかった?」
語り手:快活そうな子供:「えっと……その手紙って、これのことか?」と言って、校庭の傍らに置いてあったペットボトルを重石代わりにしていた封筒を持ってきます
ハジメ:「ちょっとみせてもらってもいいかな…?てがみ」お願いしてみる
語り手:特徴はココアが言った特徴そのままで、拙い字で『サンタさんえ』と書かれています。

語り手:という訳で、“尋ねてみる”というので正解でしたーッ!
ココア:よしビンゴ!
ハジメ:おおー、すごいなあ…!

ココア:「では、確かめてみましょうか。あっ」(横取りされて
ハジメ:「ごめんね…ココアさん。ニコさんこれかな…てがみ」
ココア:(再び物欲しそうな目)
語り手:ニコ:「こ…これです!これです!ありがとうございます!」そう言って、ぴょんぴょんと飛び跳ねて喜びます。袋落としそうで危ない(笑)
 という訳で、子供たちに尋ねてみたココアは夢をどうぞー!
ハジメ:「ココアさん、ニコさんやったね!ココアさんのおかげだよ!…って危ないよ、ニコさん!」
ココア:いただきまーす!
語り手:ニコ:「あ、ありがとう!」そう言って、ニコは子供達にも丁寧に頭を下げる。
 そして、この場は一旦場面を切りましょう。
ハジメ:了解ですー!
ココア:はーい
語り手:さて、このまま最後のシーンに行きましょうか?それとも、何かやっておきたいことはありますでしょうか?

語り手:フラグ回収して欲しいなぁ(チラッチラッ
ハジメ:フラグは商店街で出ていたような気がする…行くと何かあるのかな…
ココア:あー、しかし、子供はネタバレ的展開を喜ぶのでしょうかw なんか喜ぶっぽいですけ

ココア:進んでしまっても良さそうですね
ハジメ:進んで良いと思います

ココア:でも商店街は、自分は出ない方がいいかも。あの子の件はお任せしようかなと。
ハジメ:了解です!…うーん、自分の察しが悪いせいかなんか繋がらないな…?
ココア:いや、自分ばかり動きましょう動いて夢を貰いすぎていて、申し訳なくてw
ハジメ:大丈夫です、自分勝手が分からなくてやってるので…wお気になさらないで下さいw
語り手:唐突に「セッションやりませんか」ですからねぇ、その辺りは語り手の責任でもありますよ
ハジメ:でもお陰でゆうやけこやけがやりたくなりましたよー!
ココア:あと、こちらからも夢は配れるんですね。逆にそのタイミングを測れなくて、次はやってみようかなと。
り手:そうです。PL側からもどんどん夢を投げることができますよー
ハジメ:こういう雰囲気のTRPG良いです、本当に癒されます

ココア:いや、森にちょっと行ってもいいですか?
語り手:む、森で一体何を?――ともあれ、場面を森に切り替えましょう。ふしぎと想いをそれぞれゲットしてください。
ココア:はい
ハジメ:そして自分は動いたので消費しておきます!
語り手:では、鬱蒼とした森に行きますと……小さな祠の前で時代がかった服装の狐の変化と出会います。
ココア:この狐さんは、どなたでしょうか?
語り手:鈴音:「なんじゃ?神社のハジメではないか?」

 ――という訳で、ルールブックを持っている方にはお待ちかね。半ばオフィシャルNPCに近いサンプルキャラ、八幡鈴音嬢でございます。

ハジメ:鈴音さんは知ってる設定で良いですか?
語り手:そうですね。それなりに古株の変化ですし、神社とも繋がりがある設定ですから、ハジメのことも知ってていいかな、と思いました。事後承諾で申し訳ありません。
ハジメ:なら…「こんにちは、鈴音さん。ちょっと今日はひさしぶりにおでかけなんです」と。鈴音さんの件、了解です!
語り手:「たまには外に出るのも悪くはなかろう?お主が姫を慕っておるのは判ってはおるが、だからと言って外に出なさすぎるのは姫も望んではおらぬだろう」
ハジメ:「はい、たまにはそとにでるのもおもしろかったです。…ちょっとなつかしいばしょにもいけたので…」学校のことを思いながら
語り手:「うむ、姫もお主が見聞きしたことを肴にして楽しめるじゃろうて」では、ちょっとセンチになったハジメに「元気を出せ」と言わんばかりに夢を投げてやろうぞ!
ハジメ:「えへへ、いろいろおはなし、できるとおもいます。おみやげ、です!」ニコニコ
語り手:「うむ、その笑顔こそが姫にとって何よりの肴になるじゃろう」そして、その笑顔にも夢を!

語り手:あー、久々にゆうこややったけど、やっぱり鈴音はやりやすいわー(満足)
ココア:こちらから夢を投げる場合、自分の夢を消費するのではなくて、湧いて出るって処理ですか?
語り手:そうですね。自分の心から無尽に湧いて溢れる想いを夢として分け与える、といったところですね

ココア:では、【ものかげ】でハジメを見ながら
「姫姫姫姫って・・・わらわだって、N沢家では”姫”って呼ばれてるんだから〜(ヤキモチ)
 更に、夢を1投げます
語り手:ニコ:「まぁまぁ」よしよし、とばかりに頭を撫でながら、なだめてあげましょう。そしてココアに夢をプレゼントです。
ハジメ:「…ボク、えがおでいます。ここのみんなだいすきですから」夢を有難く頂きます!

ハジメ:ココアさんの優しさに…お礼をしたい…!夢でお礼になるかなあ…

ココア:わーい、いただきますーすw
 それではハジメへのつながりを3にします。
語り手:はい、了解です。それでは、次の場面になったらココアはふしぎを、ハジメは想いをそれぞれ+1で得ることが出来ますよー!
ココア:了解でーす
ハジメ:は、はい!了解です!
語り手:鈴音:「して、あの娘は何者じゃ?この町のものではなさそうじゃが?」
ハジメ:「えっと…ニコさんっていうひとです。あ、よかったらこっちにきてください」二人に手招き
ココア:では一緒にそちらに行きます
語り手:ニコ「は…はい」そう言って、おずおずと向かいます
ハジメ:「袋をもったほうがニコさんです。そしてココアさんです」鈴音さんに紹介します!
ココア:「プリンセス・ココアにゃ!・・・(夕月の事を思い出してピクッとなる)「こ、ココアでいいからにぇ!」
語り手:「ふむ、にこ、に、ここあ、か――面白い名じゃな」
ハジメ:「今日はニコさんのだいじなおてがみをさがしていたんです、ココアさんのおかげでみつかりましたよ!」
語り手:「……手紙か。そして、その袋……お主、郵便配達員というやつじゃな」その言葉と共に、ニコをびしぃ、と指さします。
 そして、指さされたニコはちょっと当惑します。
ココア:「うちの飼い主も、オークションとかでよく利用してるわにぇ(エッヘン)
ハジメ:「ニコさんはゆーびんやさんなの?」
語り手:ニコ:「え……えっと、あはは」問われたニコは、そうやって、ちょっと笑ってお茶を濁します。
ココア:「郵便屋さんじゃなければ、”さがわ”にぇ?」(ぉぃ
語り手:「ま、まぁ……似たようなものです」
ハジメ:「"さがわ"ってなに?ココアさん」多分知らないのであえて聞いちゃいます
ココア:「わらわもよく知らないけど、うちの飼い主が買い物をするとうちに来るにゃ!”Amazaon”って書かれた箱をビリビリするのが大好きにゃ」
ハジメ:「かいものをするとくる…ボクのしらないことばっかりだなあ」うんうんと

ココア:(Amazon段ボールをボロボロになるまで引っ掻くのは実話です)

語り手:鈴音:「ふむ……じゃったら」言って、祠に飛び込むと、「わしからも頼むが、これを届けてはくれぬか!?」折り畳んだ半紙をニコに渡します。
「母上宛の手紙じゃ。町の外から来たお主であれば、届けることが出来るじゃろうて」
 しかし、ハジメは知っていますが、鈴音の母は既にこの世にはいません。先の戦争の頃に命を落としております。郵便配達員へのちょっとした勘違いがあるようですが――この勘違いを質すかどうかは、お任せします。
ハジメ:「…(ボクは知ってる…鈴音さんのおかあさんは…。でも…ボクからは…いえない…いえないよ…)」ちょっと涙目になるのを隠す。

ハジメ:こういう場面って…心にくるなあ…。

語り手:その気遣いに夢を<ハジメ
ココア:「ママにお手紙とか、親孝行にゃ」語り手さんに夢を。
語り手:わーい(笑)
 ともあれ、ニコは当惑しながらも鈴音からの手紙を受け取り、この場面は終了となります。
ハジメ:「(ごめんなさい…ほんとうのこと、いえなくて…ごめんなさい)」隠してるけどちょっと泣いてる
語り手:そして、最後の場面にするか、それともまだ別の場所に行くか――どうしましょうか?

ココア:商店街に戻るか、最後の場面に行くか・・・ですが
語り手:そうそう、そんな感じです
ハジメ:ですね…せっかくのフラグなので回収したいですね!
ココア:では、商店街に行きましょうか

語り手:では、夕焼け空の商店街に向かいましょう。時間による変身コストは0になりますよー
ココア:ヒャッホウ!
ハジメ:おおー、なら変身しておきます!そして想いを3pt消費!
ココア:付け耳つけ尻尾を主張しつつ変身(笑)
語り手:という訳で、完全な人間の姿になる場合に4点、第二段階で2点、第一段階なら0点ですね。
ハジメ:自分は完全な人間の姿になっておきます(4点消費です)。
ココア:自分は0点消費です。
 あ、そうだ。場面変わったのでふしぎと想いは増えるんでしたね
語り手:そうですね。増えますよ
 では、コロッケの揚がる匂いや魚屋や八百屋の活気に溢れた声が響く商店街――先程通り掛かったパン屋でも、家族総出でお客さんを捌いております
ココア:ふしぎ5、想い4でしたね
ハジメ:自分はふしぎ6の想い7です
語り手:そうです。ココアはふしぎ5、想い4で、ハジメはふしぎ6、想い7になります
ココア:でも飾りは主張してます(笑)
ハジメ:亡くなる前そのままで。アンテナが目立つ…(笑)
語り手:先程手紙を書いていた男の子もまた、忙しそうに家を手伝っています。そして時々、クリスマスケーキの予約受け付けのポスターに目をやっては目を輝かせています。
ハジメ:「…あの子が見てるボスター…クリスマスケーキ、ってかいてある…。そっか、もうすぐクリスマスなんだね」
語り手:ニコ:「ええ、もうすぐです。」ぐっ、と握り拳を作ります。

語り手:GM:「クリスマス?なんですかそれは?12/24、25日は当然仕事ですよ?平日ですし――だから、クリスマスなんてイベントはありませんって」

 ――舞台裏で何言ってやがるんだ語り手

ココア:「でっかいAmazon箱が欲しいにゃ」
語り手:「皆さんは、クリスマスに何か欲しいと思っていますか?どんなクリスマスを過ごしたいですか?」
ココア:「っていうか、飼い主がそういう時期に買い物するから届くにゃ」
ハジメ:「ボクは…クリスマスをあんまりしらないんだ。でも…たのしそうだなっていつもおもってるよ…?」ニコニコと
語り手:「ココアさんは、大切な人と一緒にいるクリスマスなんですね。そして、ハジメさんも」
ココア:「でも、箱をわらわの傍に置いたら、パソコンで何かやってるからにぇ〜。”クリスマス中止のお知らせとかニャンとか”」
語り手:(´;ω;`)ブワッ
ココア:「飼い主はどうでもいいけど、うちはオジーとオバーとパパ、ママの大家族にゃ。(本当) 帰ればみんないるから、いつもと変わらにゃいし」
ハジメ:「…ボクは、神社でいつも通りあそびながらみんなを見てる。…しあわせなみんなをみるのがボクのしあわせ」」
ココア:「幸せが一番にゃ」ハジメに夢〜
語り手:「わたしも……喜んでいる人達を見るのが好き。だから、クリスマスは……大好き!」そう言ってハジメに夢を渡します。
 そして、その手に何時の間にか色鉛筆の彩りも鮮やかな手紙を握ったニコは、皆さんに対して印象判定を行いますよ。
ハジメ:「ボクはユウレイだけど…ココアさんとニコさんのしあわせもねがうよ!…ありがとう」お礼の夢!ココアさんと語り手さんに!
ココア:ありがとー!そだそだ、私からも語り手さんに夢!
語り手:ありがとうございますー♪
ハジメ:そしてココアさんのつながりを3にしたいです!
ココア:ありがとうございますー!
ハジメ:まだお礼し足りないほどですが…!とにかくお礼出来て良かった
語り手:ココアにはその強い意志に対する憧れで、ハジメにはその優しさに対する信頼で、それぞれ強さ2のつながりを持ちます
ココア:では、こちらからは保護で強さ2にします(想い6消費)
ハジメ:自分は…尊敬で。沢山想いがあるので3まで上げたいのですが…出来るのでしょうか…?
語り手:あ、印象判定で持つことが出来るのは、強さ2までのつながりですね
ハジメ:了解です、では2で!想いは6消費で大丈夫ですかね…
語り手:大丈夫ですよー<ハジメ
ハジメ:ありがとうございます!
語り手:そして、二人に対してつながりを持ったニコは「ありがとう、ございました」と頭をぺこりと下げると、唐突に鳴り出した鈴の音と共にやってきた一頭立てのソリに乗ります。
 そして、季節外れの雪一粒と共に、『とおくかなた』を使ってニコは去っていきます。
ハジメ:「…ニコさん、またきてね!またあおうね!」手を振る。
語り手:街の人達にそれを認識は出来なかった――しかし、しっかりと二人にはそれを認識することは出来ました。そして、そのつながりはしっかりと胸に残るのでした――といったところで、場面を切り、最後の場面へと向いたいと思います。
ココア:「いつでも歓迎するにゃよー!」
語り手:そして、『とおくかなた』の効果で、二人にそれぞれ10点の夢をプレゼントです
ココア:わーい♪
ハジメ:わー!ありがとうございます!

 ――という訳で、少し種明かし。フラグとなるパン屋さんの新しい手紙を得たことで、お別れの場面でニコは『とおくかなた』を使いましたが、もしそのままスルーしていたならば、ニコが使っていたのは『とおくかなた』ではなく、同じ場面から退場する能力であっても、ニコのことを忘れてしまう可能性がある『さようなら』になるところでした。二人の気持ちがニコに伝わり、深く刻まれた――その現れが、『とおくかなた』なのでした。

語り手:と、言う訳で、最後の場面は――時も過ぎ去り、クリスマスの朝。手紙を書いた人達の枕元にはそれぞれの望んだプレゼント。
 鈴音も久しぶりに夢枕に立った母親との再開を楽しんだ事でしょう。
 ココアの前には、いつもより豪華な猫缶と巨大なAmazon箱が、そして、ハジメの前では、いつもと同じ、大好きな人たちが、迫り来る大晦日、そしてお正月に向けて修羅場モードに入りつつも充実した日々を過ごしています。
ココア:N沢「猫缶で、こんな過剰包装するのかよ、Amazon・・・(汗)
 N沢「で、誰からのギフトだ? 宛名がないけど、Amazonだからまあいいか」
ハジメ:神社ではハジメくんがにこやかに皆さんを見て幸せを感じているのでした…
語り手:そして、龍浦町の空にはあの可愛らしいサンタの『おとしもの』を思わせる雪の欠片が降ってくるのでした。
 という訳で――長々となってしまいましたが、ゆうやけこやけ突発セッション『迷子の迷子の』……これにて終了です!皆様、お疲れ様でしたー!
ココア:888888
ハジメ:お疲れ様でした!88888888
語り手:うぉー!決めてたのは僅かなイベントだけやったけど、なんとかまとまったぞー!gdgdやったけどなー!(←まとまってねぇ
ココア:PC作成も1時間でやれるってすごい!
ハジメ:初めてのシステムでどうなるかなと思っていたんですが、何ていうんでしょう…心がとても暖かいです。楽しかった…
語り手:実は、出かけてる最中に思いついたのは、水揚げされた秋刀魚をどうやって平和裏にゲッツするか、というシナリオだったんですが……どうしてこうなった(笑)
 それもこれも、コマ作ろうとした時に目についたサンタコスのおキヌちゃん(@GS美神極楽大作戦)のせいです。かわいすぎるぜこんちくしょう!
 ――なお、アイコン製作者は拙サイトのゆうこやリプレイで某120歳の犬妖を演じた方だったり(てへり)。
ココア:秋刀魚をちらつかせたら、自分が暴走してたと思います(笑)
語り手:ええ、間違いなくそうなったでしょうね。しかも、こっちも暴走系の猫娘がNPCとして用意されていたので、カオスになったことでしょう
ハジメ:ハジメくんは振り回されてただろうなあwそれも楽しそうですけど!(笑)
語り手:うむ、それもまた楽しいでしょうね。
ココア:今度また時間が合えばやりましょう。本当に楽しかったです。
語り手:ゆうこやはダイスロールがない分、ロールプレイで楽しむという部分がダイレクトに出てくるシステムですからねぇ……一見すると初心者向けに見えて、実は相当に奥深いシステムです
ハジメ:また是非やりたいですね…楽しかったです。ロールプレイを本当に楽しめますね、奥深くて好きです。
語り手:次はお正月ネタでもやりたいですねぇ。お正月近辺のネタは脳内にストック2本ありますし

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