FIRE STARTER!!

ダブルクロス・リプレイ『Fool on the Hill』


GM:がしぃーん!
 さあ、セッションの幕開けだよ!
黒宮浩貴:いえっさー!
十野深夜:わーわー!
GM:ではまず、「トレーラーの確認」「ハンドアウトの確認」「PC紹介」の順にプリプレイを進めるよ!
黒宮浩貴:はーい
十野深夜:ワンドフォー!
GM:その後、各PCのオープニングが終わってから、PC間ロイスを取得、という順番。OKね?
黒宮浩貴:OK
十野深夜:OK!

 禁断の果実を口にした時、人は知恵と罪を手に入れた。 賢きことは罪なのか、愚かなことは罰なのか。
 人を超えてなお、いまだ我々は楽園の遠く彼方にいる。
 暴走するジャームを鎮圧する。それは、いつもの任務のはずだった。
 歯車が狂い、加速し、悲劇の舞台の幕が上げる。
 果てなき欲望が目覚めた時、封印された研究が再び動き出す。
 奇跡の結晶《賢者の石》、粗悪なる模造品《愚者の黄金》――その輝きに集う愚者が、丘の上で不幸と踊る。
 ダブルクロス 3rd Edition 『Fool on the Hill(フール・オン・ザ・ヒル)』
 ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉

GM:……というわけで、Dロイス「賢者の石」と「愚者の黄金」を巡るおはなしです。
十野深夜:だぶるくろす、それはうらぎりをいみすることば!(`・ω・´)(意訳:了解ッ!)
GM:では、まずは、愚者の黄金サイド、PC1のハンドアウトを確認しておきます。

 ロイス:愚者の黄金 推奨感情 P:執着/N:侮蔑
 カヴァー/ワークス:指定なし/UGNチルドレン
キミはかつて〈禁断の果実〉計画の実験体となったが、望んだ力を手にすることができなかった。UGNチルドレンとして任務に励むことで失敗作のレッテルに抗ってきたキミの元に、かつての研究主任である石見銀山が現われた。
 石見はキミの〈愚者の黄金〉を見ると「賢者の石が欲しくないか」と言った。彼の真意を確かめなければなるまい。
 
GM:大雑把に見ての通り、昔実験で愚者の黄金持ちになったチルドレン、です。
 というわけで、十野さんのPC紹介、よろしくです!
十野深夜:はい。ではお呼びに預かりました私から自己紹介です。
十野深夜(とおの・みや)、UGNチルドレンです。街の情報を集めるために、高校生占い師などというものをやっているっぽい。
 幼少時に『禁断の果実』計画という計画に投入されて、失敗。体内に愚者の黄金が残留するという結末を見た過去を持っています。
 で、そのついでになにかいらんものでも混じっていたのか、元々はバロールのピュアブリードだったのに、ウロボロスまでも発症してしまいました。全く、余計なことをしくさってからに。
 そのためか、彼女が魔眼を発現させる際には、心臓付近に禍々しい単眼が現れます。具体的に言うと……
戦闘時にアイコンがこれに変わります
黒宮浩貴:わーお
GM:うひい!
十野深夜:なので、本人も自らの力を忌み嫌っております。そんな感じです
GM:なるほどです。
十野深夜:PLはリプレイ書きのすがたけ。このセッションの模様もありがたくリプレイ化させていただきますです。
GM:了解しました、悲劇感満載で素晴らしいでごわす。
十野深夜:という訳で、宜しくお願いします
黒宮浩貴:よろしくお願いしまーす
GM:よろしければ、リプレイにシナリオとハンドアウトも付属していただけると助かりますなう。
 ……なう?
十野深夜:なうでもうぃるでもよござんすよー
GM:では、続いてPC2!

 ▼PC2用ハンドアウト
ロイス:"イブの林檎"御影晶 推奨感情 P:遺志/N:悔悟
カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
 キミは現在、N市にいるオーヴァードとして、UGNチルドレンの御影晶とともにレネゲイド案件に当たってきた。その日も、暴走するジャームの出現受けて、キミたちはいつものように廃工場へと駆けつけた。その戦いで御影は命を失い、キミは彼女が持つ賢者の石を受け継いだ。キミは今、彼女のイシとともに戦っている。

GM:こちらはPC1枠です。 ……え?
黒宮浩貴:あれ、僕PC2だった筈じゃ
GM:いや、普通ならPC1になりそうな賢者の石を悲劇的展開で手に入れた何も知らない高校生、枠です。
十野深夜:大丈夫よ!このHOも通常ならPC1として通る設定だから!
GM:逆にPC1(十野さん)は、ラスボス枠です

十野深夜:うひひ、理性にすがってしまったラスボス枠になってくれようぞ
GM:うひひ。
黒宮浩貴:ひぃ
十野深夜:理性に縋ったラスボス=味方になったら弱体化=敵になったら途端に厄介……なんというか、鰤で言うところの
ショタ隊長ですね?「何…だと…」
 まぁ、ショタ隊長はラスボスになれそうにないですが
GM:まあねえw
黒宮浩貴:PVPは堪忍やでェ…


黒宮浩貴:な、なるほどwえーではPC1なのかPC2なのかいまいちよーわからんPC2、自己紹介参ります。
GM:よろですー
名前は黒宮浩貴(くろみやひろき)、理系の進学校に通う男子高校生にございます。当人は覚えてませんがとある人物が行った実験によりオーヴァードとして覚醒しました。
 覚醒当初はノイマン/サラマンダーと判定されたのですが晶の一件を経てサラマンダーの力はウロボロスで再現していたに過ぎないことが判明しました。
 覚醒当初からどういうわけか黒い炎or氷しか作れなかったのですがそれはウロボロスの力によるものだ、という裏事情があったり
 学校での学力競争やらエリート思考の強い両親のスパルタ教育の影響で精神はやや荒んでますが基本的には真面目なイイコです。晶の一件以来力の振るい方について深く考えるようにもなりましたが。
 継承の経緯についてはGMに委ねるとして、受け継いだ賢者の石は左手の甲に埋め込まれております。で、それを隠すために絆創膏をぺたり。学校の友人とかには「勉強のストレスでペンを刺した」ってことでごまかしてます。
 後は…意図的に亡き友の戦い方をまねてる部分がある、ってとこですかね。PLは等星シリスにございます、どうぞ良しなに。
GM:よしなでありますー。
十野深夜:よろしくおねがいしまするー
GM:あ、ということはサラマンダーぢからは炎を?
黒宮浩貴:うい、賢者の石継承後は特にその傾向が
GM:ほうほう。了解でありますー。
 あ、継承の経緯についてはオープニングのシーンでやりますので、ご安心を。
黒宮浩貴:おいっす。そう思って深くは作りこまないようにしてました。

GM:では、オープニングフェイズです。
 
 ●シーン1:コンプレックス・クリスタル(PC1)
 シーンプレイヤー:PC1

GM:まずは、PC1の導入シーン。5年前の〈禁断の果実〉計画の頃を回想する場面です。石見が去るのを見送ったところで、シーンは終了します。

――シーンの終了条件を最初から提示するやり方もあるんだなぁ。なるほど、こうやってGMごとの方法論が判るのは面白くていいな。

GM:では、まずはご登場をどうぞ!
十野深夜:では登場します
DoubleCross : (31+1D10) → 31+4[4] → 35

GM:その日もまた、UGNの秘密研究施設の一室で、キミたちは過酷を極める実験を受けていた。
 《リザレクト》の再生能力を上回る負荷に、ジャーム化の危険を帯びた薬物の過剰投与。番号で管理される実験材料扱い。
 だが、キミに禁断の果実——レネゲイドクリスタル、賢者の石が適合することはなかった。
 苦痛に呻くキミに、話しかけてきた少女があった。
十野深夜:「……ウウ……ワタ…シは……もウ、死ぬ、ノ?」絶えそうな息の下、その少女に問いかける。『魔眼』が普段とは違う場所に移動しつつあることもあってか、目は見えていないため、彼女を処理班の誰かだと思ったのだろう。
No42「ねえ、大丈夫? 痛いの?」
十野深夜:「イタ、いよ…死にタく……ナイよ」
No42「大丈夫……ほら、もう、痛くないよ……?」と、彼女は《ヒール》を使用します。フレーバー的に
十野深夜:では私はそれによって痛みが和らぎます。そして、痛みが遠ざかるとともに、痛みに支配されていた精神はじわじわと恐怖の感情に支配されていく。
「痛ク…ナい?……でも、痛くなくなっテも、わたしは……死ヌことにチがいはなイ……」

――即興で厄介かつ後ろ向きなキャラ立てをする男、すがたけ。

No42:「……あなた、名前は?」
十野深夜:「名前?……ナンバーでも呼ばれなくなった今のわたしは『失敗作(ミスクリエイション)』……失敗作は、処分されて、死ぬ。死ぬノは怖い……怖い」がたがたと震えます
No42「シッパイ……?」と不思議そうにする彼女の手には、キミが求めてやまぬ光が輝いています。
 ――賢者の石が。
十野深夜:では、その光を感じて、嫉妬するかのように胸に魔眼が開きます!
GM:おお!では、そのタイミングで。
石見銀山:「ちっ、失敗作め。暴走ならNo42のいないところでやれ」
GM:と、No42の後ろから研究主任の石見が。
十野深夜:「そのヒカリ……欲しい……欲しい!!」手を伸ばす。しかし、伸びゆく影は光に抗うことはできずに掻き消えていく。
石見銀山:「……なら、実験を受け続けるんだな。でなければ、お前に未来は無い。No42。お前は成功例なんだ。失敗作に気をかける必要などない」
十野深夜:そして、首輪から電気ショックを受けて痙攣――沈黙して、暗転。
GM:あ。では、その直前のタイミングで石見は「Eロイス:歪んだ囁き」を使用し、PC1のNo.42へのロイスの感情を「N:嫉妬」に変更させます。ロイスを取得していない場合、ロイスを取得してください。
十野深夜:了解です
GM:では、そのまま暗転でシーン終了、で大丈夫です?
十野深夜:「ホシイ……ヒカリ…」と、呟きながら暗転します。シーン終了了解です
GM:では、シーン終了時に、PC2——黒宮くんにPC間ロイスを取ってクダさい。
黒宮浩貴:どんな印象を抱かれているのやら
十野深夜:ET
DoubleCross : 感情表(99-66) → 尽力(じんりょく) - ○嫌悪(けんお)
GM:ほう。
黒宮浩貴:わーお
十野深夜:UGNのイリーガルでしたっけ?
黒宮浩貴:ですね、
十野深夜:ふむ、ならば何度か一緒に任務をこなしたという感じでしょうか。ただ、絆創膏とか何かを隠しているっぽいから『嫌悪』が出ているということで
黒宮浩貴:うひー
十野深夜:絆創膏の下の力を知っていたら嫉妬になっちゃう
黒宮浩貴:ひぎゃーwww
GM:うひひ、それは面白そうですね。
十野深夜:大丈夫よ?セッション中に感情を取り直すことはできないから!www

――正しくは、以前のロイスをタイタスにした上で新たにロイスを結び直すことで、感情を取り直すことは可能です。しかし、そのためには初期、PC間、シナリオロイスを除けば三つしかないロイススロットを一つ使い潰さなければならないため、よほどの決意がない限りはお薦めできない方法ですね?

GM:では、そういうことで、続いて、PC2のシーンに。

 ●シーン2:託す遺志、受け継ぐ石(PC2)
 シーンプレイヤー:PC2

黒宮浩貴:はいなー。色々怖いなぁ
十野深夜:うひひ
GM:PC2の導入シーン。最初に任務に赴くときの晶と会話、続けて戦闘中に倒れた晶から「賢者の石」を継承します。キミが「賢者の石」を継承したところで、シーンを終了します。
 ちうわけで、ご登場を。
黒宮浩貴:では登場
DoubleCross : (34+1D10) → 34+3[3] → 37

GM:廃工場でジャームが出現したという情報を受け、キミは御影晶とともに現場に向かっていた。
 超人的身体能力でもって街の陰を駆けるキミたち。晶は季節外れの革手袋をした右手を擦りながら、キミの顔を見つめている。
黒宮浩貴:では現場に向かいがてら晶に訊ねてみましょうかね。
「…いつもそうやって手を擦っているけど、何か意味があるの?」
御影晶:「賢者の石……レネゲイドが疼く、から」
黒宮浩貴:「賢者の石、ねぇ」名前とどういうものかはざっくりと聞いたことはあるけどいまいちぴんと来ない、という顔をしつつ
御影晶:「……あまり興味はない、といった様子だな」
黒宮浩貴:「不躾に詮索されても嫌だろう?君はそういうことを好まないことはよく知ってるしね」
御影晶:「そうだな。あまり欲しい力ではなかったよ……」
GM:と、言ってから、一度大きく息をついて。
御影晶:「任務の前に言っておくことがある……大事な話だ」
黒宮浩貴:「ん?何だい改まって」
御影晶:「キミのことを、愛してる。多分、これが初恋なんだ……」
黒宮浩貴:「えっ、なんだよいきなり…っていうかええええええ!?」突然の告白に面食らい当惑する男子高校生の図
御影晶:「どうしても言っておかないと、と思って……何があるか分からないから」
黒宮浩貴:「そんなの今じゃなくてもいいじゃないか…そんなこと言われると嫌な予感がしてならないんだけど…」
御影晶:「ノイマンの直観という奴か?」 と、小さく笑う。
黒宮浩貴:「かもしれないし、そうじゃないかもしれない。…まぁ外れてくれるのが一番だけどね」と言ったあたりで現場に到着、ですかね
GM:はい。では、現場の描写を。
 ジャームが出現したという廃工場に着いた。ジャームは無軌道に能力を行使し、暴力を撒き散らしていた。
 キミと晶は互いに背を合わせ、ジャーム達を駆逐していく。
黒宮浩貴:では黒い氷を作って投げナイフのように投擲しながらジャームを倒していきます。
御影晶:「——あと少しだ。抜かるなよ!」
黒宮浩貴:「分かってる!(氷のナイフで迎撃しつつ」
GM:その時、後ろで晶が倒れた。
御影晶:「なッ!? どこから……ぐふっ!?」
黒宮浩貴:「晶?…晶!?」振り返ってしゃがみこむ。攻撃した犯人はどこだ…!?
GM:攻撃したのは、目の前のジャームのように見えます。

十野深夜:ち、違う!わたしじゃない!わたしじゃない!登場してないから侵蝕率も上げてないし!

――そーゆー問題じゃねぇ

黒宮浩貴:うたがわねぇから安心しろwww
十野深夜:でも、登場したキャラクターの中では一番動機らしい動機はあるんだよなぁwww


黒宮浩貴:「っ…!」ほぼ反射的に氷のナイフを作って投げつけます。
GM:ジャーム「ぐぎゃぎゃ!」 爆発四散。
黒宮浩貴:火は放ってないぞ!?
GM:あ、すいませんうっかり。

十野深夜:多分ニンジャソウルめいたウイルスが爆発したんだよ!再度拡散し、できるだけ多くの人に発症させるために、宿主を爆発四散させることもある。いいね。

――いいね!じゃねぇよ!


黒宮浩貴:まぁともかく、ジャームが倒れたのを確認した後晶の肩を抱えます。
GM:彼女は息も絶え絶え、といった感じです。
黒宮浩貴:「晶、しっかりしろ晶!}
御影晶:「手、繋いで……」 と、賢者の石の埋まった右手を伸ばす。
黒宮浩貴:左手で晶の右手を取ります。
御影晶:「あったかい手……最後に、返事、聞かせ……(がく)」
黒宮浩貴:「…あんなこと言われて、「嫌だ」なんて言えるわけないだろ…晶、僕も君のことが…」返事が晶の耳に届いたかどうかは…分からない。

十野深夜:アカン。浩貴が返事を返そうとしていたところで、ちょうど親父が見てるサスペンスドラマの遮断機の警報音がwww タイムリーすぎて吹いたwwwww
黒宮浩貴:ちょwwwwwwwwwwタイムリーすぎワロタwwwwwwww
十野深夜:返事が聞き取れない、となるところだったんだよ!マジで吹いたわwwwwwww

――実を言うと「『ボーリング工事:「ガーン!ガーン!」』と言って乱入しようかな、どうしよっかな?」と逡巡したところを、おもっくそ機先を制された形になってしまったのでした。


GM:晶が力尽きると同時に、彼女の右手に宿っていた賢者の石が輝いた。
黒宮浩貴:「賢者の石が…光ってる?」
GM:——キミが賢者の石を継承したのだ。
黒宮浩貴:「っ…!」左手に一瞬痛みを感じ、それが引いた後改めて左手を見ると晶の右手にあったはずの石が自分の下にあることに気付き、驚く。
「…晶」事切れた彼女の顔と左手に宿った彼女の形見を交互に見やり、絞り出すような声で彼女の名を呟く。
 受け継いだイシの重さを強く感じながら。
GM:では、こんな悲しい宿命を負った浩貴くんにPC間ロイスを取っていただきましょう。
黒宮浩貴:et
DoubleCross : 感情表(92-27) → 有為(ゆうい) - ○不安(ふあん)
 なんというか危うい感じの子だなぁ、という印象を抱いていそうだ
GM:(お互い様だそれ……)
黒宮浩貴:(言ってやるな、GMよ…)
GM:では、お互いに物語のスタートラインに立ったところで、
GM:……休憩いる?
黒宮浩貴:こちらはダイジョウブ
十野深夜:では、5分ばかりトイレ休憩をいただきますよ。あとお茶も飲みます。スシとかも補給します
GM:では、5分後に再開いたしますん。

◆適度な休憩◆お茶やオハギ◆憩い◆

GM:では、再開したいと思いますデス。
十野深夜:Wasshoi!
黒宮浩貴:わっしょい!
GM:では、まずは実はこっそり残っていた、オープニングのマスターシーンから。

●シーン3:不滅の妄執(マスターシーン)
シーンプレイヤー:マスターシーン

十野深夜:このタイトルあかんやつや!

 暗闇の中で、培養液の入ったカプセルだけがグリーンライトに照らされている。
 その中には異形へと変貌した者達が、無表情に浮かんでいる。
?「あの結晶は、私のものだ。あの小娘のものじゃあ、ない。ククク、ついに手に入るぞ、禁断の果実が……!」
 笑いを浮かべるのは、白衣に身を包んだ男。その痩せた胸元には〈賢者の石〉が宿っている。
 〈賢者の石〉は適合せずに拒絶反応を示すが、男はその激痛にも恍惚とした表情を浮かべていた。

GM:というわけで、PCは何も見なかった。イイネ?
黒宮浩貴:OKOK
十野深夜:アッハイ。実際何も見てません。みーなかったー!
GM:というわけで、ここからミドルフェイズです。 ミドルフェイズは事件と関わりを深め、障害を突破し、最終的に敵を追い詰めるまでの展開を演出するフェイズです。
 さあ、ではミドル最初のシーン、いってみよー!
黒宮浩貴:やってみよー

●シーン4:美しい名前(PC1)
シーンプレイヤー:PC1/登場不可

GM:PC1の固定イベントシーン。石見が示した施設に潜入し、資料を入手するシーンです。
 さあ、ご登場をどうぞ!
十野深夜:イヤーッ!
DoubleCross : (35+1D10) → 35+8[8] → 43
GM:あれから5年。キミはUGNチルドレンとして数々の任務をこなしてきた。ある日、任務完了後のキミの後をつけてくる気配があった。
十野深夜:「……」では、歩くスピードを微妙に速めて路地の影に入り、アンブッシュに備えます。
GM:では、相手はいかにも無防備に路地を曲がり、キミに真横を晒します。
十野深夜:「……」では護身用のフレーバー銃を抜き「……わたしにつけられる憶えはないことはないけど、招待は断っているんです」
GM:では、それはキミも知る石見銀山だ。
石見「久しいな、No……いや、今は何と言うんだったかな」
十野深夜:では、その顔をみてドクン、と胸が締め付けられる感覚を覚え、「……もう、あの計画は終わったはずじゃあ……」唾を飲み込もうとするが、出来ない。
石見「あの時の詫びをしようと思ってね……」
十野深夜:銃口は震えている。そして、抗おうとして出来ないまま、「十野…深夜」そう返してしまう。
石見「十野深夜……賢者の石が欲しくないか?」
十野深夜:「そんなもの……」銃口と同じく声は震える。と、ちょっとここで意志判定してもいいですか?判定値は8で、失敗したら『欲しい』と言っちゃう
GM:おおw
黒宮浩貴:自分から判定をしに行くのか…
十野深夜:DoubleCross : (6R10+2[10]>=8) → 9[2,4,7,8,8,9]+2 → 11 → 成功
GM:お、抗った。
十野深夜:では、内なる声を振り切って、叫ぶように返します。「わたしは…そんなものはいらないッ!」でも、石見にはそれが無理している、というのが判るかもしれないな。
石見「……まあ、いい。今はまだ、な」 にやり、と内心を見透かすように。「だが、もし興味があるなら……この場所に潜入してみたまえ。そうすれば本物の力をあげよう……そんな紛い物ではなく、ね」
十野深夜:「興味…などッ!」と言いつつもそのメモを受け取ってしまう。それもまた、石見の計算通りなのかもしれない……って、『この場所』って言われて示されているの、メモなんだっけ?!(ダメじゃん)
GM:あ、じゃあメモで。
十野深夜:まぁ、情報チップでも良かったかもしれませんが、口に出したものが真実、ということでw

――別名『言ったもん勝ち』

GM:では、石見に渡されたのは、ビルのある場所の地図座標。
 そこは、一見するとごく普通のビルであった。だが、敷かれた警戒網の厳重さから、キミはそこが重要拠点であることを看破した。
 この中に潜入するには、この厳しい警戒網を潜り抜けなければならない。
十野深夜:PL発言ですが……この施設……実はUGNの施設と言わんだろうな?<石見
GM:調べてみますか?
十野深夜:調べていいのであれば調べてみますよぅ。
GM:調査するなら、侵蝕率+1D10して、〈情報:裏社会〉9を出してみてください。
十野深夜:では,調査してみます
DoubleCross : (43+1D10) → 43+3[3] → 46
 そして、裏社会9ですね。コンボ▼:夢現の歩み 《C:ウロボロス》《無形の影》
DoubleCross : (6R10[7]) → 10[3,9,9,10,10,10]+10[1,2,7,9,10]+10[4,8,8]+10[2,10]+2[2] → 42
黒宮浩貴:あらぶった
十野深夜:明らかに出しすぎたwww この間から、ミドルで荒ぶって仕方ないんだが
GM:わははw では、あなたはそこがUGNの中止になった研究のデータを集めておくデータバンク・倉庫であることを調べ上げた。
十野深夜:なるほど。軽々に手を出してはこちらに危険が及びそうですね。少なくとも人手が足りなさそうです
黒宮浩貴:…ちょっと待て(汗)
十野深夜:何か?(笑顔)
黒宮浩貴:不安しかない
十野深夜:ええ、不安ばかりですよ?

――すっげぇ怖いから巻き込もうとするPC1と、全力で危険信号を察知するPC2の図。

GM:あ、そうそう。警戒網を潜り抜ける場合、あなたは【肉体】または【感覚】で難易度9の判定に成功しなければならない。失敗した場合、侵蝕率が+2D10される。
ただし、隠密状態になるエフェクトやアイテムを使用した場合、この判定は自動成功となる。
 ……《無形の影》があったら楽勝でしたね。
十野深夜:《斥力跳躍》で突破を図る場合はどうでしょう? まぁ、普通に見咎められるか

――調査で《無形の影》を使い切っていたので、必死こいてリスクを回避しようとする姑息なプレイング。

GM:ビルを飛んで入ってもアドバンテージはないかなあ。
十野深夜:ふむ。ともあれ、このシーンはその情報を入手したという時点でこちらは手詰まりになりそうですね。というわけで、シーンを一旦切っても宜しいでしょうか?
GM:ん? あ、判定に失敗しても警戒網は潜り抜けられるデス。

――ああ、そう言えばGMは『潜入して資料を入手』と言ってたな。『1シーン1行動』というやり方で思考が固まってしまっていたから気がつかなかった。

十野深夜:潜入判定はこのラウンドに判定してOKですか?
GM:大丈夫ですよん。
十野深夜:ならば判定しましょう。《無形の影》ないけど!
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[8,9] →9
 成功!潜入に成功しました
GM:おお!
黒宮浩貴:すげー
GM:では、キミは見事潜入に成功した。
 キミは施設の内部に入り込み、石見が示したファイルを入手した。その時、キミは資料の一部を盗み見る。
 そこには、あの成功例——No.42の顔写真と「御影晶」の名前、そして彼女が暴走ジャームとの戦闘に巻き込まれて死んだという記録があった。
十野深夜:「……これは、あの時の……そして、彼女の『石』を……ということ?」と呟いてその場を後にしますよ。長居はできない
GM:はい、了解デス。では、これでシーン終了で?
十野深夜:そうですね。シーン終了します。
GM:ほい。あ、シーン終わる前に、ロイスとか取ったりします?石見とか。
十野深夜:んー、まだ保留にします。それと、前のシーンで取った『No42』へのロイスのポジの部分は『憧憬』にしているということを宣言しつつ、今度こそシーンを切ります
GM:お、了解です。では、続けてのシーン。

●シーン5:盗まれた秘密(PC2)
シーンプレイヤー:PC2/登場不可

十野深夜:ぶは!<盗まれた秘密

黒宮浩貴:わはーい。
GM:PC2の固定イベントシーン。今後の方針について、支部長の指示を受けるシーンです。
 キミが調査を開始したところでシーンを終了。以降、情報収集シーンになります。
黒宮浩貴:そういえば支部長はどんな人なんだろう
DoubleCross : (37+1D10) → 37+6[6] → 43
GM:支部長はモブ顔です。サンプルの深緑の使徒の顔をイケメン度落とした感じのお兄さんです。
 というわけで――UGNのN市支部。支部長は沈痛な面持ちのまま、キミに書類を差し出した。
黒宮浩貴:「…これは?」書類に目を通しながら支部長に尋ねる
GM:支部長「……まずは、〈イブの林檎〉の件があったばかりだというのに、悪いな」
黒宮浩貴:「…晶のことは、僕の責任でもありますから」絆創膏を貼ってた左手を右手で軽くなでつつ
GM:支部長「早速だが……中止された研究の資料を修めた施設から機密情報が盗まれた」(書類は侵入された時の状況などの調査報告書です)
黒宮浩貴:「盗まれた、って…当たり前ですけど盗まれるとまずいものが、ですよね?」
GM:支部長「ああ。盗まれたのは〈禁断の果実〉計画の資料だ。詳しい事は研究主任だった石見という男に聞いてくれ」
黒宮浩貴:「禁断の…?(首を傾げつつ)とりあえずその石見って人に話を聞けばいいんですね?」
GM:支部長「ああ、そういうことになる」……この件、内部犯の可能性もある。イリーガルであるキミが頼りだ」

十野深夜:誰だ!そんな機密を盗んだのは!←

黒宮浩貴:「外野の僕の方が当てになるってのも変な話ですけど…まぁやれるだけやってみます」と言って石見のところへ向かえば良いのかな?
GM:ですねん。
黒宮浩貴:では研究室(推定)に行ってみるとしよう
GM:はーい。
 では、シーンを終了します。ロイスの取得などは大丈夫ですか?犯人に怒りを燃やす、とか。
黒宮浩貴:ワーオ、早い。うーむ今のところは保留で。
GM:はーい。
 では、次のシーンから情報収集になります。

 PCたちが調べることができる情報項目は、以下の4つになる。情報収集の判定に失敗しても情報は入手できるが、調査したPCの侵蝕率が+2D10される。
 また、調査を行なう代わりに、他のキャラクターに会って直接話を聞いてもよい。

・石見銀山について 〈情報:噂話、学問〉7
・〈禁断の果実〉計画について 〈知識:レネゲイド〉12
・御影晶について 〈情報:UGN〉7
・暴走ジャームについて 〈情報:裏社会〉9
 
GM:というわけで、
黒宮浩貴:うーむ、計画については石見本人に効かないことにはわからなそうな予感
十野深夜:さてさて、どの項目を調べましょうかのぅ。
GM:各情報について、調査を進めていくことになります。とりあえずはPC番号順で、譲り合いなどあれば、という感じになります。
十野深夜:資料に興味を持った、ということで晶について調べてみますよー
GM:ほいほい。
十野深夜:おっと,その前に登場判定だ!
DoubleCross : (53+1D10) → 53+1[1] → 54
 そして,コネ:UGN幹部を使用しながら,情報:UGNで調べてみます
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[3,9,9]+2 → 11
 成功ですん
GM:おお。では、情報を。

 ▼御影晶について
N市を中心に活動したUGNチルドレンであり、「賢者の石」の適合者であった。〈イブの林檎〉のコードネームを持つ。飾り気なく真っ直ぐ切りそろえた前髪に、超人的知覚力を抑えるための伊達メガネで、一見真面目系。シンドロームはモルフェウス/サラマンダー。また、自身のレネゲイド特性による超回復能力によって仲間を守ってきた。
 PC2を相棒としてN市を中心に活動していたが、暴走ジャームの鎮圧任務で命を落とした。
 
GM:というわけで、彼女が賢者の石の適合者だったことや、死んだことなどが、分かりますた。そして、PC2——黒宮くんという存在も。
十野深夜:「……超回復能力……あの時の……」という感じに、そっちの方も胸に突き立ちました。
 では、「彼女のパートナー……黒宮浩貴……彼が…」と呟いたところでカメラを切り替えましょう
GM:はい。
黒宮浩貴:ではカメラ回されました、黒宮です。
DoubleCross : (43+1D10) → 43+4[4] → 47
GM:格好いい! 映画みたいだ。

――は、映画的な演出も好きなもので

黒宮浩貴:うーむ、石見について調べてみるか。人となりが分からんと信用していいかわからんだろうし。
GM:ほうほう。
黒宮浩貴:というわけで情報収集用にこさえてきた 《コンセントレイト:ノイマン》+《生き字引》のコンボをば
DoubleCross : (7R10+1[8]) → 10[1,2,3,3,4,10,10]+5[3,5]+1 → 16
 よし成功、と
GM:おみごと。

 ▼石見銀山について
UGNに所属する「賢者の石」を専攻する研究者。〈エデンの東〉のコードネームを持つ。痩せ細った針金のような容貌の持ち主で、自分の専門分野になると饒舌になるタイプ。
 かつて主任を務めた〈禁断の果実〉計画の凍結以来、以前のような情熱を見せることが減った。「賢者の石」の適合試験に成功したという試験結果も提出されたが、再試験に通らずにUGN内部でも厄介扱いされつつある。
 最近、PC1とコンタクトを取っているのを、他のエージェントが目撃している。
 ⇒ 以降、情報項目「適合試験について」を調べられるようになる。

・適合試験について 〈知識:レネゲイド〉9

黒宮浩貴:む、追加情報か。
十野深夜:わーい、見られちゃってたw
GM:石見はあんまりちゃんと隠密してなかったからねー。
十野深夜:ああ、そう言えば隠密せずにつけられてましたね。
黒宮浩貴:では深夜に対して一抹の不安を抱きつつカメラを向こうに移すとしよう。
十野深夜:という訳で、晶の資料を見たことで興味を持ったので、浩貴と話してみたいと思います。
黒宮浩貴:なんと
GM:なんと!
十野深夜:宜しいですか?<浩貴
黒宮浩貴:こっちはかまいませんぞー
GM:では、次は邂逅シーンかな。
 ……とすると、イベントが発生するでござる。

 ●シーン6:愚者と賢者の邂逅(PC2)
シーンプレイヤー:PC2/PC1登場 条件:PC1とPC2が会う。

GM:PC同士がお互いの因縁を認識した状態で合流するシーン。どちらかのPCが退場すればシーンが終了します。
黒宮浩貴:おお怖い怖い
DoubleCross : (1D10+51) → 4[4]+51 → 55
十野深夜:では登場ですん
DoubleCross : (54+1D10) → 54+4[4] → 58
GM:じゃあ、描写を。

 御影晶を通じて結ばれた奇妙な因縁によって巡り合ったキミたちは、今こうして向かい合うこととなった。
 お互いの身に「賢者の石」と「愚者の黄金」を宿した二人のオーヴァード。
 賢者と愚者は邂逅した。もうどこにもいない彼女の導きによって。

十野深夜:「……確か、黒宮…浩貴くんだったかな?」支部の一角で、声を掛けてみましょう。
黒宮浩貴:「…そうだけど、君は?」
十野深夜:「十野……深夜、この支部のチルドレン」
黒宮浩貴:「(チルドレン、ということは晶と同じ…)」と思ったところで左手の賢者の石が疼くことに気づきます
十野深夜:「御影晶って子のこと、知ってる?」
GM:あ。
黒宮浩貴:お?
GM:話し合いの中で御影晶の名前を出した時点で、あなたたちに「Eロイス:衝動侵蝕(衝動:憎悪)」が使用され、疑念と憎悪が湧き上がる。
 十野さんには、「あいつがお前の欲しいものを全部持っていったんだ。ネガイもチカラも、全部。あいつさえいなければ」
 黒宮さんには「あいつがFHと内通する裏切り者(ダブルクロス)なんじゃないか? 彼女の死もアイツの所為じゃないのか?」
 難易度6の衝動判定に失敗した場合、晶への渦巻く感情から、相手を憎悪し、PCへのロイスがタイタスになった上で戦闘になります。
 (やったね、PC間戦闘だ)
黒宮浩貴:「よく知っているよ。けれどそれを聞いてどうする?」疑念の憎悪の衝動に蝕まれつつも訊ね返します。
 うひいいい
十野深夜:ふはははは、ものの見事に地雷原に突っ込んで行っちゃいましたー!
「過去に世話になったことがあっただけのことよ」急に冷淡になりながら、返します。
 衝動判定ですね!(嬉々
GM:です。
黒宮浩貴:「…そうか」とだけ答えます うわー振らなきゃー
GM:難易度は6だから、ワリと大丈夫かもですね?
黒宮浩貴:DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[1,2,3,5,7,9]+1 → 10
 ほいセーフ
十野深夜:DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[1,4,5,6,8,9]+2 → 11
 なんかダイス目が9を覚え込んでいる感
GM:おお。
十野深夜:そして侵蝕率上昇
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19
 そ、そこまで覚え込まんでもええんやで(しろめ
GM:わははw
黒宮浩貴:DoubleCross : (55+2D10) → 55+6[5,1] → 61
 しかしまぁ大人しいもんだ
GM:では、キミたちは何者かの悪意ある囁きによる憎しみを、堪えることができた。
黒宮浩貴:衝動を押さえ込んだ後、無意識に左手を押さえていたことに気付き慌てて後ろに隠します。
十野深夜:『ドクン!』鼓動とともに巻き起こった黒い衝動を抑え込み、胸を押さえて倒れる!
黒宮浩貴:「お、おい!大丈夫かしっかりしろ!」慌てて駆け寄り、深夜の様子を見ようとします
十野深夜:「……かっ!はっ……はぁ……はぁ……ッ!」そして、跪いたまま視線を上げる。その瞳から、先ほど生まれた憎悪の光は消えていた。
黒宮浩貴:「医務室で診てもらったほうがいいんじゃないか…?」と不安そうに尋ねます
十野深夜:浩貴の言葉を手で制して言いますよ。「……彼女のことをよく知っている、と言っていたわね。だとしたら、彼女が<禁断の果実>計画で得た賢者の石のことを知っている?
 わたしは、その計画に投入された『失敗作(ミスクリエイション)』。さっきの発作も、その時の後遺症ってわけ」
黒宮浩貴:深夜が口にした賢者の石という単語を聞いて一瞬黙り込んだ後「…これのこと、か?」と言って絆創膏を剥がして賢者の石を見せます。
十野深夜:ぐはぁ!そんなのを見せられたら、思わず衝動判定したくなってしまいたくなるではないですかっ!w
GM:うおおいw
黒宮浩貴:だってこうするしかないじゃない!?
十野深夜:いや、しちゃまずいけど!まずいけど!
黒宮浩貴:もう怖いよこの娘!
十野深夜:まぁ、先程の憎悪を押さえ込んだ時とセットということでw
「……ど、どうして?どうして彼女の……!?」と、動揺します。
 賢者の石を、と言わなかったのは、せめてもの理性ということで(笑)
黒宮浩貴:「…託された、って言えばいいのかな」他の言葉が思いつかず、ただそう一言呟く。
十野深夜:「……託された?」と、経緯を説明してもらいつつ、情報を交換しましょう。こちらも石見に接触された際に「賢者の石が欲しくないか?」と言われたことを明かしますよ
黒宮浩貴:ではかくかくしかじかと説明し禁断の果実関連の資料が盗まれたことを話します。
十野深夜:ヘイ!GMゥ! わたしは秘匿資料を見ただけで、別に盗んだわけではないですよね?((((;゚Д゚))))
GM:そうですね。機密情報がある組織に潜入しただけですね。
黒宮浩貴:ふむ、となると盗んだ犯人は別にいると
GM:あ、いや。情報が盗まれてるので、大丈夫ですよ。十野さんが犯人です

――悪あがきの終了の瞬間であった

黒宮浩貴:おうふ
「…つまりこのまま十野を支部長のところへ突き出せば犯人逮捕で一件落着、と」
十野深夜:あ、大切なことを確認してませんでした。浩貴が賢者の石を得たのは何時ごろのことでしょうか
GM:「それほど時間は経っていない」ぐらいを想定です。1週間ぐらい?
十野深夜:「ええ。それで事件は解決するわ――表面上は」
黒宮浩貴:「氷山の一角を崩すだけで根本的な解決には至らない…と(ふむ、と考え込む」
十野深夜:で、わたしが得た情報に浩貴が賢者の石を得た、という情報はありましたか?
GM:ないですね。
黒宮浩貴:つまり今こっちがカミングアウトしたタイミングで初めて知った、と。
十野深夜:「利用されたこと自体はわたしのミス。だから、その分の処分は甘んじて受けるわ。でも、それではキミは――キミに託された彼女は狙われたまま」
黒宮浩貴:「…確か、十野に資料を盗むよう指示したのは石見って人…だったよな?」
十野深夜:的外れだったらごめんなさいですが、凍結・放棄された計画の資料をまとめておいた場所に、計画の顛末である賢者の石のレポートなり何なりが入ってないということは、あらかじめ抜き取られていたのではないかなぁ、とも思えるんですよねぇ
GM:ん?
黒宮浩貴:つまり「晶の賢者の石が浩貴に渡った」という情報がないことが不自然、だと?
十野深夜:『あの時の賢者の石だけど、御影晶から黒宮浩貴に受け継がれたよ』という追記情報が入っていてもいいのに、なかったということは、わたしが情報を得るより前に何者かに意図的に抜き取られていたのでは、と。 そうそう、それです<浩貴
黒宮浩貴:いくらごく最近のこととはいえ割と重要な筈の情報がないのはどういうことだ…?
十野深夜:まぁ、PC視点で考えて、そう思えてしまったので。考えまとまらずに時間食ってしまって申し訳ないです。
GM:ああ、それはとっくに凍結されてるからです。
黒宮浩貴:ああ、つまり単に情報が更新されていなかった、と
GM:禁断の果実計画としては、「賢者の石は御影晶が持っている」でおしまいですので、賢者の石の管理はまた別の問題でして。詳しくは禁断の果実計画をクリック!
黒宮浩貴:「…何はともかく、情報を集めるしかなさそう、かな」流石にこのシーンで調べるのは無理ですよな?
GM:次に改めて、かな。
黒宮浩貴:うい、では次から情報収集を再開するとしますかね。
「僕はもう少し情報を集めようと思うけど…十野はどうする?医務室で休んでる?」
十野深夜:「そうね。わたしも過去にケリをつけたいし、彼女が狙われたままというのは、寝覚めが悪い」
黒宮浩貴:「…って、愚問だったみたいだね」と言って肩をすくめる
十野深夜:「だから……手を貸して」
黒宮浩貴:「まさかこっちが言おうと思ったことをそっくり言われるなんてなぁ」と苦笑しつつ承諾します
十野深夜:「彼女には貸しがあるのよ。彼女に痛みを取り除いてもらったから、わたしは眠れた――その恩がね」
黒宮浩貴:「ふぅん…?よくわからないけど、まぁとりあえずお互い晶のためにがんばろう、ってことで良いのかな?」
十野深夜:「そういうこと」そして、右手を差し出す
黒宮浩貴:一瞬?を飛ばしつつも自分の右手を出し、握手をします。…これでいいのかな?
十野深夜:「そう、晶のために」…と言いつつシーンを切りますが、宜しいですか
黒宮浩貴:こちらはOKです。
GM:ほい。
十野深夜:では続いて情報収集の続きですね。『禁断の果実』についてはわたしが開けたいです
GM:ほうほう。であ、ご登場を?
十野深夜:あ,忘れてました
DoubleCross : (77+1D10) → 77+6[6] → 83
 では開けるぞー! ▼:夢現の歩み 《C:ウロボロス》《無形の影》
DoubleCross : (6R10[7]) → 10[3,4,4,8,8,9]+10[2,2,8]+2[2] → 22
 (侵食ボーナス入れ忘れたっ面
GM:うわーいw
黒宮浩貴:毎度のことながらすげぇ

 ▼〈禁断の果実〉計画について
かつてUGNで行なわれていた、「賢者の石」の適合率を人為的に高めるための人体実験計画。多数のUGNチルドレンが犠牲になったが、成功例は1件のみであった。現在、計画は凍結されているが、そのデータは貴重な臨床データとして研究施設内に残されていた。

十野深夜:研究施設内に残されていた、ということは、その研究施設はやはり今も石見が握っているということでよろしくて?
GM:石見銀山についてをクリック!……しても描いてないね。そのデータは石見は一応、触れなくなってます。
黒宮浩貴:ではこちらが調べよう。適合試験辺りが怪しいかな?
DoubleCross : (61+1D10) → 61+7[7] → 68
 さて登場は済ませて、と…適合試験を調べますかね
GM:ほい。
黒宮浩貴:《コンセントレイト:ノイマン》+《生き字引》
DoubleCross : (8R10+1[8]) → 10[3,4,4,6,8,8,9,9]+10[1,5,6,8]+6[6]+1 → 27
GM:わー、もうすごいなー。
十野深夜:そちらもじゅーぶんに大人気ないですw
黒宮浩貴:ノイマン的には割りと普通のコンボだと思うのですが…どういうことだ。

 ▼適合試験について
石見が〈禁断の果実〉計画の再開を訴えるため、UGNに提出した「賢者の石」の人為的な適合のための試験。試験内容に不正は見られなかったが、再現できなかったために却下された。
 再試が通らなかったのは、適合した試験結果が、石見自身のEロイス「不滅の妄執」によって拒絶反応を抑えていたものだったためである。この「不滅の妄執」は「賢者の石」の高濃度レネゲイドによるものであり、不純なレネゲイドの影響によって無効化することができる。

黒宮浩貴:うへー、中々に面倒なことをしてくれる
十野深夜:ほうほう。ならば、どうやれば不純物が影響を与えることが出来るのかを計る必要があるわけですにゃ
GM:あ、ゲーム的には[Dロイス「愚者の黄金」を使用した攻撃でダメージを与えると、「不滅の妄執」は解除される]です。
十野深夜:なるなる。では、先制攻撃はこちらから行く、ということで<浩貴
黒宮浩貴:了解了解。あとは…暴走ジャームについてか。侵食率的にこっちが行ったほうがよさそうだ。
 というわけで再登場
DoubleCross : (72+1D10) → 72+5[5] → 77
十野深夜:ですね。こっちにはちょっと重すぎる
黒宮浩貴:というわけでもう一度《コンセントレイト:ノイマン》+《生き字引》のコンボ
DoubleCross : (8R10+1[8]) → 10[5,6,7,7,8,8,9,10]+10[3,8,9,10]+10[4,5,8]+6[6]+1 → 37
十野深夜:シリスさんもミドルの出目が大人気なさ過ぎるんですがそれは(しろめ
黒宮浩貴:お、おかしいな普段こんなアラブらないのに

 ▼ 暴走ジャームについて
N市の廃工場周辺で大量発生した、正体不明のジャームたちのこと。PC2のオープニング参照。ジャームの発生が局所的であったことから、何者かが人為的にジャーム化を引き起こしていたものと思われる。また、彼らはいずれも極めて出来の悪い「賢者の石」の紛い物、すなわち「愚者の黄金」を宿していた。(これはフレーバーであり、データには反映されない)

GM:なかまができたよ、やったねみやちゃん。
黒宮浩貴:嬉しくない仲間だな
十野深夜:しかし、わたしはたえちゃんにひっかかるのはフラグだということを知っている!<それあんたGMのセッションや

――というわけで、ステマ乙

十野深夜:「……どうやら、わたしが牙を突き立てる理由がまた増えたみたいね」
黒宮浩貴:「…石見さんに色々聞かないといけないみたいだな」
十野深夜:「……(あれからまだ生み出され続けた、『わたし達』を……わたしは止めるッ!)」と、そんな誓いを立てておりますよー
GM:おー。
黒宮浩貴:ではこちらは右手で左手を覆いながら石見がいるであろう場所に向かいます。ってとこでシーンエンドかと
GM:はーい。
 では、次は石見に会いに行くシーンかしら?
黒宮浩貴:ですかねー
GM:ひとりで? ふたりで?
十野深夜:ですねー。ここは二人でいきましょうか。というか、ここで侵蝕優先して浩貴一人だとシチュエーション的にまずい

 ●シーン7:裏切りを意味する言葉(PC2)
 シーンプレイヤー:PC2/登場可能 条件:石見に会いに行く

GM:では、ご登場どうぞ。
黒宮浩貴:はいな
DoubleCross : (81+1D10) → 81+2[2] → 83
十野深夜:登場〜
DoubleCross : (90+1D10) → 90+7[7] → 97
GM:石見はUGNの研究施設の地下研究室にいる。
 さまざまな実験器具が置かれたその一室にある机で、石見はノートパソコンと向かい合っていた。
石見「何か用事かな? 窓際の私でできることなら協力するが……」
黒宮浩貴:「色々と聞きたいことがあるんですが、少しお時間いいですか?」と切り出す
石見「ああ、なにかな?」
黒宮浩貴:「賢者の石…特にあなたが研究していた〈禁断の果実〉について」とポツリと呟く
GM:石見「ああ、あれは残念だったね……まだ研究が続けられれば計画は成就したのだが――だが、諦めたつもりはないよ。再開を既に申請してるんだ……」(目ぐるぐる
黒宮浩貴:「その研究のために、今度はどれだけの命を犠牲にするつもりなんですか?」冷たい目で睨み付ける
石見「……ここで立ち止まったら、彼らの犠牲が……!?」
十野深夜:「個人的な妄執で研究を続けた結果、徒に犠牲を出し続けることに、何の意味があるというんです?」と、扉の影からぬるりと登場します
石見「……何をしに来た、ミス……いや、十野深夜」
十野深夜:「連鎖を断ち切らない限り、永劫に犠牲は出続ける――『失敗作(ミスクリエイション)』と切り捨てられたわたしや、擦り切れるまで使い潰され、彼女を殺したジャームと同じ存在がッ!!お前が断じた、わたしのような存在(ミスクリエイション)がッ!!」
石見「……まあ、そうだね。で、その計画が打ち切られてしまった私に、追い打ちをかけに来たのかな?」
黒宮浩貴:「…まるで自分が被害者だといわんばかりの口ぶりですね」
石見「……キミたちは何を聞きたいのかな?」
黒宮浩貴:「だったらはっきり言ってあげますよ。—石見銀山、僕は御影晶の仇を討つためにここへ来た」
石見「……君のような勘のいいガキは嫌いだよ」
十野深夜:「――――そうまでして求めた『黄金』がお前の手に入らないことを、教えに来た。それが、彼女の『イシ』を護る最善の手段だと信じたから」
石見「そのために自分の望みは叶わなくていいと言うのか? 理解できないな」
十野深夜:「わたしの想いに擬態した、お前の望みは――ね」
石見「……それがお前の結論か。やはり、お前は失敗作だよ
GM:ここで石見銀山は「Eロイス:悪意の伝染」を使用する。これで、このシーン(及び次シーン)の間、UGNの増援が来ることはない。
十野深夜:「知っていたわ、愚物」
石見「UGNの上層部に報告して処断するかね? ……させると思うかね!」
黒宮浩貴:「…何と言うか、僕は完全に外野だなぁ(頭ぽりぽり」
十野深夜:「大丈夫。彼女にとっては、キミは最高のヒーローだったはずよ。だから、彼女は自分のイシをキミに託した」
黒宮浩貴:「…だったら、いいんだけどね(左手の賢者の石を見つめつつ」
石見「ふふふ、賢者の石か……最早「賢者の石」を手にした私に不可能はない!」
十野深夜:「順序は変わるわ。『裏切り者(ダブルクロス)』を処断した上で、報告する。そして、その上でわたしも処分してもらう」
GM:石見の胸には鈍く輝く「賢者の石」。その石の鼓動に反応するように、培養液に浸されたカプセルから飛び出てきた被検体たちがジャーム化する。
石見「いいや、違うね! お前はここで処分される! お前らクズの命でできたチカラだ、ありがたく拝んで死んでいけッ!」
 地下室は戦場となった。
黒宮浩貴:「…晶、僕に力を貸してくれ。彼らを救うための力を…!」
GM:(次、クライマックスになるよー)
黒宮浩貴:はーい
十野深夜:「だからお前は――――愚者でしかない。『わたし達』の屍の丘で……踊れッ!」りょうかーい
GM:タイトルに引っかけたかこいーフレーズが出たところで、クライマックスのシーンをはじめてしまいまそう。

――ドーモ、かっこいいタイトルがあると、それに見合った台詞を逆算して吐いてしまう病の患者です

 ●シーン8:愚か者は宴に集う(PC1)
 シーンプレイヤー:PC1/全員登場

GM:石見と決着をつけるシーンです。 戦闘が終わると、シーンが終了します。
黒宮浩貴:DoubleCross : (83+1D10) → 83+3[3] → 86
十野深夜:クライマックス登場
DoubleCross : (97+1D10) → 97+4[4] → 101
 『泥なんてなんだい!』よ!
GM:おばけはいないし、高層ビルでもないです。

十野深夜:高貴なまんが家はいませんかー?
 
GM:というわけで、石見が「賢者の石」を晒し、レネゲイドを活性化させる。 呼応して研究室で眠っていたジャームも暴走を始める。この場で迎え撃たなければ!
 石見銀山は「Eロイス:さらなる絶望」を使用。暴走ジャームが石見とPCたちの間に登場する。
暴走ジャーム:ぐぎゃー!
十野深夜:エンゲージは別なんですね
黒宮浩貴:まぁ範囲攻撃できないんですがね、僕
十野深夜:できますよ?範囲攻撃
GM:[PC<5m>暴走ジャーム<5m>石見]でごわす。
黒宮浩貴:衝動判定は?
GM:はい、ありますよー! というわけで、戦闘を始める前に、再度格好いい事を言わなくても大丈夫?

――クレアさんのマスタリングはドラマチックな演出を引き出すタイプ!覚えたぜ。

黒宮浩貴:大丈夫でございー
十野深夜:あ、今更ながら質問。シナリオロイスの『愚者の黄金』をタイタスにしてもDロイスの『愚者の黄金』は一緒に昇華されたりはしませんか?
GM:それは大丈夫ですよー。(というか、Dロイスって「昇華」できるんかな)
十野深夜:よしよし。ならば、ひとついいセリフを捻り出してみましょうぞ
 そりはそーと、Dロイスも昇華することはできますよー。ただ、通常のロイスの昇華と違って、劇的な効果は起こさないってだけで。

――複製体であることを受け入れたり、戦闘用人格を自らの人格の一部であることを認めるという、演出的に美味しいロールプレイができるのですよッ!

GM:では衝動判定は難易度9! 石見の賢者の石から放たれる衝動が、キミたちを掻き立てる。
黒宮浩貴:DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,1,4,6,7,10,10]+7[2,7]+1 → 18
 成功だー
十野深夜:「お前の研究で残されたこの『黄金』に浮かされて、私の生は狂わされてきた。その精算をさせてもらうッ!」ここでロイスの愚者の黄金をタイタス化!「そして、お前こそが愚かだったと、証明してみせるッ!!!」
 衝動判定〜
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 9[2,2,4,4,6,6,8,9,9]+2 → 11
GM:おー、どちらも成功。クール。
十野深夜:成功!しかしここからが正念場!
DoubleCross : (2D10+101) → 13[9,4]+101 → 114
黒宮浩貴:DoubleCross : (86+2D10) → 86+16[10,6] → 102
 流石に100%越えたか
GM:さて、ではセットアップ。
十野深夜:ナッシン!
黒宮浩貴:なっしーん
石見銀山:▼《ヴァイタルアップ》(セットアップ) HPと最大HPを50点上昇させる。
 というわけで、石見の肉体が活性化します。
GM:で、イニシアチブ。
黒宮浩貴:石見が一番早いんだよな…
GM:初手は石見だね。
石見銀山:▼《絶対の空間》2+《氷の加護》2(マイナー)ダイス+2個、攻撃力+6
 室内の温度が急激に下がっていく。
 ▼《雨粒の矢》2+《完全なる世界》2+《焦熱の弾丸》2+《マインドエンハンス》4+賢者の石(メジャー)
GM:部屋に殺人雨が降るよ!
黒宮浩貴:いきなりか!?
十野深夜:あー、その効果、打ち消しちゃってもいい?
GM:お!
十野深夜:《時の棺》!
石見「ははは、この全方位攻撃を避けられるまい!」――って言ったら、雨が制止してしまいました。空中でただの雨粒になって、そのままびしゃーっと。
十野深夜:ぐもぅ、と胸元が開き、巨大な魔眼が解放される。
「これが……お前の作った『失敗作』の忌まわしき姿……報いを……呪いを、受けろ」
石見「ば、ばかな……!」
十野深夜:では、続いてはこちらの番で宜しいでしょうか?
GM:はいな。
十野深夜:マイナーで10m下がり、メジャーでコンボ▼:堕天の羽根 《C:ウロボロス》《無形の影》《インビジブルハンド》
 対象は暴走ジャーム!
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[2,5,6,6,7,9,9,10,10]+10[3,5,5,5,7]+10[9]+10[9]+10[8]+5[5]+4 → 59
暴走ジャーム:ドッジ
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[2,4,4,5,6,7,8,8,9,10]+6[6]+2 → 18
 ぐぎゃー!
十野深夜:装甲有効!
DoubleCross : (6D10+3) → 30[1,10,2,9,5,3]+3 → 33
GM:装甲7点減らして……26点!半分以上!
黒宮浩貴:結構しぶといな
十野深夜:では、お任せいたす!
黒宮浩貴:任せられた!
十野深夜:あ、その前に《背徳の理》!
GM:おお!
十野深夜:以降の判定に+6dだ!
黒宮浩貴:ではこちらの手番。マイナーで《影の武具:氷炎の剣》+《原初の青:氷の回廊》で暴走ジャームにエンゲージ、手には黒い炎の剣を携えます。
 そしてメジャー、コンボ:偽黒・火炎斬(《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート:白兵》+《スキルフォーカス:白兵》)
GM:か、かこいい!
黒宮浩貴:DoubleCross : (9R10+8[7]) → 10[2,2,3,4,7,8,8,9,9]+10[6,7,8,9,10]+10[8,9,9,10]+10[2,4,5,9]+1[1]+8 → 49
暴走ジャーム:ドッジ
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,1,1,5,6,6,7,9,9,10]+7[7]+2 → 19
GM:さあこい!
黒宮浩貴:DoubleCross : (5D10+8) → 23[2,8,9,3,1]+8 → 31
 いうて火力はそこまで補填してなかったり
GM:7点減らして24点……計50点
暴走ジャーム:ぎゃわー!
十野深夜:くっ…届かなんだか
GM:爆発四散!
十野深夜:届いた!
黒宮浩貴:しとめた!「(ギリ、と黒い炎の剣を構え直し)次はお前だ、石見銀山!」
石見銀山:「ちっ、1ミリも役に立たなかったな」
GM:では、格好よく剣を構え直したところで2ラウンド目!また石見から、ですね。
石見銀山:▼《絶対の空間》2+《氷の加護》2(マイナー) ダイス+2個、攻撃力+6
▼《雨粒の矢》2+《完全なる世界》2+《焦熱の弾丸》2+《マインドエンハンス》4(メジャー)
「今度こそ!」 場面(選択)/視界]に攻:16の射撃攻撃。リアクションのクリティカル値+1。
DoubleCross : (16R10+4[9]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,4,6,7,8,9,9,10,10]+6[2,3,4,6]+4 → 20
 さらに! ▼《妖精の手》4(オート:判定直後)判定の出目ひとつを「10」にする。1シナリオに4回まで使用できる。
DoubleCross : (1R10+24[9]) → 4[4]+24 → 28
 達成値28!
十野深夜:ドッジの意味がない!素ガード!
黒宮浩貴:同じくガードで!
石見銀山:DoubleCross : (3D10+16) → 25[8,10,7]+16 → 41
 では、41点ダメージを!
黒宮浩貴:6点防いでも35も食らうから…石見のロイスを取って即タイタスにして昇華、復帰します!
十野深夜:タイタス化していた『愚者の黄金』を昇華して蘇生!そして、耳元にピアス状に露出した愚者の黄金に手を当てる。
石見銀山:「まだ立つか! 悪あがきを」
十野深夜:「こんなものに引き摺られて、わたしの生は狂い続けた。だけど――――私の中に息づいた彼女の思い出は、それを由としなかった!彼女のためにも、私は生きるッ!!」 耳元に露出した愚者の黄金の残骸が崩れ、砂になる。そして、その砂は瞬間、晶の姿を模した砂人形と姿を変え、二人に一瞬の邂逅をもたらす。「そう……今はもういない、あなたのために」
 という訳で御影晶にロイスを結びます。『○遺志/嫉妬』で
GM:では、十野さんが超格好いいロイスの結び方をしたところから!あとちょっとアルシャードガイアっぽい奴!

――や、随所に『今はもういないキミのために』というキーワードが出てきていたもので、つい。

GM:というわけで、どちらから?
黒宮浩貴:深夜いく?
十野深夜:では、わたしはそんな感じでタイタス昇華とロイス取得を同時にこなしたところで、体内に宿した愚者の黄金を活性化させる。
石見銀山:「何をする気だ? そんな出来損ないの力が、この私に通じるものか!」
十野深夜:そして、双眸と胸の魔眼が黄金に輝く!「ならば、受けてみろ!失敗作の……残り糟の力を!」Dロイス『愚者の黄金』発動……コンボに組み合わせたエフェクトのエフェクトLVがすべて+1ですん。
 コンボ▼:堕ちたる翼 《C:ウロボロス》《無形の影》《インビジブルハンド》《覇皇幻魔眼》(+《背徳の理》) ダメージ24 対象の飛行状態解除
DoubleCross : (18R10+4[7]) → 10[2,2,2,2,2,4,5,5,5,6,7,7,7,8,8,8,10,10]+10[3,5,5,7,7,9,9,10]+4[2,3,3,4,4]+4 → 28
GM:ほう。では。
石見銀山:▼素手+《氷盾》3+《蒼き悪魔》4(リアクション:ガード時) ガードする。ガード値+15、攻撃者に12点ダメージ。
 「この氷の盾は、キミの攻撃を防ぐぞ」

――想像していなかった所からの反撃が来ただと!?タイタス昇華で+1d10点の出目ブーストをしようとしていたけど、これは……

十野深夜:いかん、この出目ではタイタスを出目ブーストに切れん……という訳で、ここは甘んじてこの出目で!
DoubleCross : (3D10+24) → 20[9,6,5]+24 → 44
 44点、装甲有効で!
石見銀山:「ば、ばかな! 私の不死身の肉体が……や、やめろ!」(不滅の妄執がログアウトしました
GM:装甲3点だから……26点通り!そして、12点のダメージが。
十野深夜:その前に愚者の黄金のバックラッシュが!
DoubleCross : (2D10) → 10[6,4] → 10
GM:い、生きてた。
十野深夜:よし!1点残った時点で12点受ける!
GM:ほい。
十野深夜:そして残してて良かった!No42へのロイスをタイタスにして昇華!「彼女を、御影晶を、番号なんかで呼ばせはしないッ!!

――番号で呼ぶ相手に対して、古典的名作『プリズナーNo6』へのオマージュで返す、典型的な老害的なリアクションが発生。

石見銀山:「あれは唯一の成功例! それを、勝手な名前で呼ぶなど!」(ぎりり
黒宮浩貴:「晶のことを…あれなんて呼ぶな!」
十野深夜:という訳で、あとはお願いします!
黒宮浩貴:では参ります!マイナー《原初の青:氷の回廊》メジャー、コンボ:偽黒・火炎斬!
 さらに賢者の石の力を発動!
GM:おお!
黒宮浩貴:DoubleCross : (9R10+8[5]) → 10[1,2,2,4,7,8,9,10,10]+10[2,6,6,8,10]+10[1,5,6,6]+10[1,1,6]+10[8]+3[3]+8 → 61
 想像以上に大盤振る舞いでござる
石見銀山:▼素手+《氷盾》3+《蒼き悪魔》4(リアクション:ガード時) ガードする。ガード値+15、攻撃者に12点ダメージ。
黒宮浩貴:DoubleCross : (7D10+8) → 36[5,5,4,6,3,3,10]+8 → 44
 むぅ、しょぼいか?
GM:では、18点止めて、26点通します。
黒宮浩貴:っとそうだ,賢者の石のバックファイア。
DoubleCross : (122+1D10) → 122+8[8] → 130
GM:HPは半減以上になりました。あと、12点、青き悪魔分をどぞー。
黒宮浩貴:で、このままだときっかり0になって倒れるから両親のロイスって復帰、と
石見銀山:「ふ、ふふ。いいだろう。お前の賢者の石を、私の研究材料にしてやる……!」
十野深夜:ではクリンナップは何もなしです
GM:はい。 では、3ラウンド目です。
黒宮浩貴:これバックトラックが怖いな…
石見銀山:「そろそろ、限界ではないかな? 私に服従を誓うなら、見逃してやろう」
GM:投票を開始しました:服従を誓う?(え
十野深夜:反対。(1/2)
黒宮浩貴:反対。(2/2)
投票結果 賛成:0、反対:2
十野深夜:即時廃案になりました
GM:デスヨネー。というわけで、石見から。
黒宮浩貴:まさに愚問
石見銀山:▼《絶対の空間》2+《氷の加護》2(マイナー) ダイス+2個、攻撃力+6
 ▼《雨粒の矢》2+《完全なる世界》2+《焦熱の弾丸》2+《マインドエンハンス》4(メジャー) [場面(選択)/視界]に攻:16の射撃攻撃。リアクションのクリティカル値+1。
DoubleCross : (16R10+4[9]) → 8[2,3,3,4,4,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8]+4 → 12
 さらに!▼《妖精の手》4(オート:判定直後) 判定の出目ひとつを「10」にする。1シナリオに4回まで使用できる。
DoubleCross : (1R10+14[10]) → 5[5]+14 → 19
 達成値19!
黒宮浩貴:振りようがない以上食らうしかないのか…
十野深夜:ガードする以外ない!
石見銀山:DoubleCross : (2D10+16) → 11[10,1]+16 → 27
黒宮浩貴:無理!コードウェル博士のロイス切って復帰だ!
十野深夜:くっ…出目腐れ音頭を踊っても固定値で無理だったか! 藤崎弦一のロイスを切って蘇生!
GM:なにその面白いダンス!
十野深夜:ともあれ、ここは全力で行くより他ない! コンボ▼:堕ちたる翼 《C:ウロボロス》《無形の影》《インビジブルハンド》《覇皇幻魔眼》(+《背徳の理》) ダメージ18 対象の飛行状態解除
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,3,3,3,3,3,4,6,6,7,7,8,10,10,10]+10[1,2,2,6,10,10]+6[1,6]+4 → 30
石見銀山:▼素手+《氷盾》3+《蒼き悪魔》4(リアクション:ガード時) ガードする。ガード値+15、攻撃者に12点ダメージ。
十野深夜:装甲有効……これで倒せないなら,タイタスも切れない!
DoubleCross : (4D10+18) → 19[4,2,8,5]+18 → 37
GM:18点止めて……19点通し?
十野深夜:装甲とガード値抜いて、19点!
GM:だとまだ立ってるですねー。
十野深夜:では、反撃の炎で吹っ飛ばされる!そのまま起き上がれない
GM:……あれ?ちょっとごめんなさい。氷盾3LV? えー、と。(汗
黒宮浩貴:どうした、GM
GMごめんなさい、これ2LVです(汗
十野深夜:ぶふぅ!?
黒宮浩貴:つまり5余分に高かった、と…?
GM:ってことは、これまでのダメージが全部5点ずつ多くて……?
GM:つまり、ダメージさらに+15点?
黒宮浩貴:15点ぐらい削れることになるね
十野深夜:だ、大丈夫よ?遡及はしないのが基本だから!
GM:では、累計ダメージが86点……最大HPが82だから、倒れましたーん。
黒宮浩貴:あ、死んだw
十野深夜:ピンチだと思ったが、向こうもピンチだったぜ
石見銀山:▼《燃える魂》2(オート:戦闘不能時) HPを20点まで回復する。シナリオ1回
「ふっ、どうやら自分の盾の力を過信していたようだ・・・・・おのれ」
黒宮浩貴:後20点…削りきれるか?
GM:……Sロイス使う?(悪魔の囁き
黒宮浩貴:それは出来れば頼りたくない。マイナーなし。メジャー、コンボ:偽黒・火炎斬
DoubleCross : (10R10+8[7]) → 10[3,3,4,6,6,7,8,8,8,8]+10[1,1,3,7,10]+6[3,6]+8 → 34
 うっわ不安しかない…
石見銀山:▼素手+《氷盾》2+《蒼き悪魔》4(リアクション:ガード時) ガードする。ガード値+10、攻撃者に12点ダメージ。
GM:これでダメージが、33点未満だと、立ってます。
黒宮浩貴:DoubleCross : (4R10+8[10]) → 10[3,5,9,10]+9[9]+8 → 27
 足りねぇ!!!
GM:あ、それ判定になってますよ。
黒宮浩貴:あ、(あせ)
DoubleCross : (4D10+8) → 20[5,2,9,4]+8 → 28
 どっちにしろ足りてねぇじゃねぇか!?
GM:……ですねー(汗 残りHP5点で、立ってます。
黒宮浩貴:他にダメージソースもない以上、これはまずい。加えてロイスは復活のために深夜のをきらなきゃならない
石見銀山:「ふ、はは! 耐え切ったぞ!」
GM:というわけで、どう、します?
黒宮浩貴:「届かない、のか…?」
黒宮浩貴:どうしよう…?このままだとこっち死亡なんだが…
十野深夜:こちらも死亡確定です
GM:じゃあ、このまま逃げます?
黒宮浩貴:うーむ……他に突破口もないしなぁ…
十野深夜:浩貴だけなら生存の道はありますよー。倒れて、Sロイスで蘇生→完全回復の末に、石見のダメージロールの際に出目腐れ音頭を踊る。

――とは言え、浩貴の最大HPは30。ガード値が3あるとはいえ、固定値16、《妖精の手》の効果もあってかなりの確率で達成値が20を超え、ダメージダイスが3d10になることが予測できる石見の攻撃を耐えきれるかどうかは分の悪い賭けと言えるものです。

GM:あ、逃げるなら二人共でOKすよ。
黒宮浩貴:うーむ…どうしよう?
十野深夜:ちくしょう。完全回復に気づくべきだった
黒宮浩貴:Sロイスに頼らざるを得ない、か。ぐむむ。
GM:あるいは悲劇の実験生物ENDでもいいですが。
黒宮浩貴:ってかちょっとまった。ロイスの数大丈夫なのかこれ(滝汗)
十野深夜:Eロイスもあるし、倍振りならいけるいける(無責任
黒宮浩貴:…とりあえずあと一発、それを耐えないといけない、か。
十野深夜:というか、浩貴、1枠余ってない?
黒宮浩貴:うむ。そうなんだよ。だから今これ取得できないかなって…あははw
GM:いや、できますよ?
黒宮浩貴:おおうっふ、それならまだ生きる目がある!
GM:(BBTとは違うのだよ、BBTとは!)
黒宮浩貴:じゃあちょっと取り急ぎロイスを一つ取得します。対象は晶から受け継いだ賢者の石—"禁断の果実"
GM:おお!
十野深夜:『戦略ミスって起き上がらなかったわたしについては仕方ない。でも、キミは……生きて還って』

――と言いつつ、『《蒼き悪魔》って白兵専用じゃなかったっけ?いや、それは《暗黒螺旋》だったかな?』と思いつつルールブック2を開く深夜PL。そして、恐るべき事実に気づく。

十野深夜:あ、GMちょっとまって!
GM:?
十野深夜:今気づいたんやけど、《蒼き悪魔》って、1R1回だけや(滝汗
GM:あ(汗 えー。
黒宮浩貴:あれ?もしかして数回無駄死に?
GM:2回分、かな?
黒宮浩貴:確か2回目食らってるのって大体こっち-・
GM:殴られたのは2R4回だから。
十野深夜:うん。無駄死に
GM:じゃあまあ、各1回分、タイタスひとつ復活してつかーさい(汗
黒宮浩貴:2回ほど無駄死に…w
GM:各PC、1つずつ、ですね。
黒宮浩貴:じゃあ深夜のタイタス復活で
GM:あーもーボロボロだー(汗
十野深夜:あわわ、でしたらわたしも復活させてもらえないでしょうか(いそいそ
GM:どーぞどーぞ。
十野深夜:いや、なんというかホントごめん。もーちょっと早く気づくべきでした
GM:いや、こちらこそ(汗
黒宮浩貴:「(何か一瞬時空が歪んだ気がするけど気にしないことにしよう)」
十野深夜:日頃サラマンダーDFを使わないというのがよくわかったね!
GM:——その時、奇跡が起こった!
GM:(ということにしておこう)
十野深夜:時空を歪めるのはバロールの十八番ですよ?
黒宮浩貴:「えーとまぁそういうわけで仕切り直しを一つ(メタ」
GM:では。
GM:……4ラウンド目、どうしましょうか!
黒宮浩貴:と、とりあえず殴れよ!(汗)
GM:はい!
十野深夜:ともあれ、さっきのぐでぐでで結べなかったロイスを改めて結んでください<浩貴
黒宮浩貴:あい、では禁断の果実に対してロイスを結びます
石見銀山:▼《絶対の空間》2+《氷の加護》2(マイナー) ダイス+2個、攻撃力+6
▼《雨粒の矢》2+《完全なる世界》2+《焦熱の弾丸》2+《マインドエンハンス》4(メジャー) 場面(選択)/視界]に攻:16の射撃攻撃。リアクションのクリティカル値+1。
DoubleCross : (16R10+4[9]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,6,6,7,8,8,8,10,10,10]+7[3,5,7]+4 → 21
 ▼《妖精の手》4(オート:判定直後) 判定の出目ひとつを「10」にする。1シナリオに4回まで使用できる。
DoubleCross : (1R10+24[9]) → 7[7]+24 → 31
 だ、ダメージいきます。
黒宮浩貴:ガードしかないんだよな…
石見銀山:DoubleCross : (4D10+16) → 28[7,8,4,9]+16 → 44

――Sロイスで完全回復をしてもこの走りまくったダイス目だと無理でしたね!いやはや、結果オーライ!

黒宮浩貴:改めて深夜のタイタスを昇華して復帰、と。
十野深夜:では、改めて、託す!(あえて寝る、と言い切る炎尾燃っ面
 ……と思ったけど、蒼き悪魔で浩貴が死んだら一緒だから起きてないといけないんだ!ローザさんをタイタスにして昇華!
 あっぶねー
黒宮浩貴:とはいえあと一撃叩き込むのはきついんじゃないか?
十野深夜:という訳で、今度は浩貴が先に攻撃お願いします。もっと早く気づいていたらこれでダメージコントロール出来たんだよ、ジーザス!

――なお、GMの希望により、辻褄合わせの改変はなしで編集させて頂きました。GMことクレア555さんの潔さに乾杯!

黒宮浩貴:了解、いきまっせー! マイナーなし、メジャーはコンボ:偽黒・火炎斬
DoubleCross : (10R10+8[7]) → 10[1,3,4,7,7,9,9,10,10,10]+6[2,2,3,3,5,6,6]+8 → 24
石見銀山:▼素手+《氷盾》2+《蒼き悪魔》4(リアクション:ガード時) ガードする。ガード値+10、攻撃者に12点ダメージ。
十野深夜:残りは…5点!
黒宮浩貴:DoubleCross : (3D10+8) → 21[9,9,3]+8 → 29
GM:なので、倒れます!
 12点のダメージは行くけど……戦闘終わるしねー。
黒宮浩貴:えーとではですね、左手に宿る賢者の石を光らせながら黒い炎の剣を振り下ろします。
 剣が氷の盾を砕いたその刹那、ほんのわずかな間だけ晶の姿が浩貴と重なったように見えた—そんな描写を挟みつつ
GM:おお……では、それで、石見は倒れ——戦いは終わります。

[バックトラック]

GM:では、バックトラックの時間でございます。もう、これは、是非とも帰ってきていただきたい!
十野深夜:では、相打ちで倒れた浩貴の元に駆け寄ります。石見に対しては、侮蔑の表情を一瞬浮かべただけで、頭の片隅に追いやる。
黒宮浩貴:ぜーぜー
GM:石見は6つのEロイスを所持している。バックトラックの前に侵蝕率を6D10点減らすことができる。
黒宮浩貴:ふりましょう
DoubleCross : (142-6D10) → 142-30[8,3,2,10,4,3] → 112
 流石に2dじゃ帰れないな…倍ふり確定か
 倍振り
DoubleCross : (112-4D10) → 112-36[8,10,8,10] → 76
十野深夜:DoubleCross : (146-6D10) → 146-41[5,9,10,4,4,9] → 105
 1倍でいけそうなんですが,それは(しろめ
DoubleCross : (105-2D10) → 105-17[9,8] → 88
 ぶっ!
GM:おお。
十野深夜:ぜ、全体的に高めにも程があるわい(ぜーはー
黒宮浩貴:おやぁ
十野深夜:【速報】『すがたけ、ダイス目にキセル的に9を覚え込ませていた』

――サクサク終わらせたいクライマックスでは出目が腐るのにそれ以外では高い……よくあることですよね?

GM:よかったです、本当に。
 では、一気にエンディング、させてもろて、大丈夫でしょうか?
十野深夜:よろしいですよー
黒宮浩貴:よろしいですぞー
 
●シーン9:もうどこにもいないキミのために(PC2)
 シーンプレイヤー:PC2

GM:気が付くと、キミは誰もいない夕暮れの教室にいた。そこには夕陽に照らされて、窓際の席に座っている御影晶がいた。
 ——ああ、そうだ。これは彼女とはじめで出会った日の記憶だ。
 これは泡沫の夢か、あるいは「賢者の石」が見せる記憶の残響なのか。
黒宮浩貴:「(…そうか、これはあの時の…」とその当時の場面を思い出しつつ
御影晶:「……どうした、呆けた顔をして」
黒宮浩貴:「ああいや、別に」と取り繕う。あわあわと振る左手にはまだ賢者の石がない
御影晶:「大丈夫……私の代わりにキミの背中を守ってくれる人は現れる」彼女は何もかもわかっているかのように言います。
黒宮浩貴:「…晶?」少し不安げな声で彼女の名を呼ぶ。
御影晶:「私は、もういないから……でも、キミにはきっと、誰かが代わりにいるはずだ。もうどこにもいない私の代わりに」
黒宮浩貴:「代わり、だなんて薄情なことを言うんだね。君の代わりなんていないよ、この世界中のどこを探したとしても」
御影晶:「そう、か……少し、申し訳ない気持ち、かな。
 ――でも、嬉しいよ。最後に……あの時の返事、聞かせてくれるかな?」
黒宮浩貴:「何だ、聞いてなかったのかい?…今度は聞き逃さないでくれよ?…晶、僕も君のことを愛しているよ。こういう想いを抱くのはきっと君が最初で最後だと思う」
GM:晶はキミの返事を聞くと、そっと目を閉じた。そして——気付けば、そこはさっきまで戦っていた地下室だった。
 これからも、キミは生きていかなければならない。もうどこにもいない彼女のためにも。
十野深夜:わー!ええ別れやー!
黒宮浩貴:では左手の甲に宿る小さな輝きを見つめながら呟きます。
「…晶、君はもうどこにもいないけど君が生きていた証はここにある
 その証を守るのが自分の務めだ、そう心の中で呟きながら瞼を伏せたところでシーンエンドをば。あ、このタイミングで晶のロイスをSロイスにします。
GM:おおお。
 では、最後のシーンに、なります。

●シーン10:黄金のプライド(PC1)
 シーンプレイヤー:PC1

十野深夜:あいあいさー
GM:キミの足元には、石見銀山が倒れている。
 キミの人生を弄んできた男と、キミの人生を弄んできた「賢者の石」が、今キミの足許にある。石見の言葉を信じるなら、その賢者の石を手にすれば、キミはそれを手にすることができるという。
石見銀山:「その石を取れ……私の成果を……その失敗作を捨てて、賢者の石を手にするのだ!」
十野深夜:では、手に取ります。そして――――見せつけるかのように圧縮して破壊します!
GM:あ。じゃあ、念のためそのタイミングで。

 石見銀山は「Eロイス:愚者の契約」を使用する。
 叶えられる願い事は「賢者の石の適合者になる」である。PC1が契約を望んで「賢者の石」の適合者となった場合、Dロイスを「賢者の石」に変更できる。
 「賢者の石を選ぶことでジャーム化するなどのペナルティは無い」ことをあらかじめ宣言しておく。ここは、PC1がどのような生き様を貫くかを演出するシーンだからである。

――うぉっ!?予想外の演出にちょっと驚いたけど……なるほど、こういうEロイスの使い方もありだなぁ。いやはや、GMごとにやり方がそれぞれ違うのがわかるのって、本当に面白いなぁ。

GM:というわけで、どうぞ!
十野深夜:変更はしませんよ。破砕できるかどうかは微妙ですが、出来るならしてやります。
GM:できちゃうべきでしょう!
石見銀山:「何故! お前は、誰よりそのチカラを……!?」
十野深夜:「残念。これは確かに賢者の石だったかもしれないけれど……お前という愚物によって、完全性は失われ――――この通り、わたし程度のチカラでも容易く砕けた」
石見銀山:「ば、ばかな、あ、あば……(事切れる)」
十野深夜:「後悔しなさい。お前はただ、完全に憧れ、そして、その完全性を損なうだけの愚物に過ぎなかったのだ、と思い知って。
 そして、後悔しながら……愚か者はそこで死んでいけ

十野深夜:実を言うと、「お前はそこでかわいてゆけ」とやりそうだったのは秘密だ!
GM:だ れ が な ま は げ だ
十野深夜:幼女「お ま え な ん か、な ま は げ じ ゃ な い !」既にクライマックスシーンがヘビとガマだったし!

――漫画史に残る珠玉の名作『うしおととら』……小学館より好評発売中!


GM:では、キミは愚者の黄金を抱えて、これからずっと生きていく、というワケであります。
十野深夜:そして踵を返しつつ「そして、わたしはこの愚かさ故に、わたしの生き様に縛られ続けて……生きていく。それが、わたしの誇りであり、彼女との思い出の証なのだから」そして、御影晶へのロイスをSロイスに変えます!
GM:カコイイ!
黒宮浩貴:カコイイ!
十野深夜:そして、扉は閉じられ――地下室は闇に呑まれた(おつかれさまです)
GM:というわけで、Fool on the Hill、これにてセッション終了でございます。
 ありがとうございましたー!
十野深夜:お疲れ様でしたー!そしてありがとうございましたー!
GM:いや、本当に申し訳ない。(汗
黒宮浩貴:お疲れ様でしたー!いやはや2PCは中々大変ですな
十野深夜:ルールを適当にやってたのがよくわかったね!(汗 今までそれなりにDXのGMやってたと思ってたのに、偏りがあるというのもよく判りました
GM:あと、直前まで石見がオルクス/ソラリス/ノイマンだった弊害もよく出てたね!(サラマンダー周りのデータが……(汗))
黒宮浩貴:正直ウロボロスをまともに運用したのはこれが初ですよ…w

――あ、おいらもおいらも。何気にこれがPCとしての初ウロボロスだったりします……どれだけウロボロスへのイメージが敵で固定されてたんだよ!?

GM:で、それはそれといたしまして!アフタープレイ、経験点の算出を、しておこうと思うデスよ。

 [アフタープレイ]

・ セッションに最後まで参加した:1点
・ シナリオの目的を達成した
・石見銀山を倒した:5点
・Eロイス:6点
 歪んだ囁き(シーン1)
 衝動侵蝕(シーン6)
 悪意の伝染(シーン8:戦闘前)
 さらなる絶望(シーン8:戦闘前)
 愚者の契約(シーン8:戦闘後)
 不滅の妄執(情報項目:適合試験について)
 Dロイス:1点
 賢者の石
・ 最終侵食率による経験点:各自
・ Sロイスがタイタスにならなかった:5点
・ よいロールプレイをした:1点
・ 他のプレイヤーを助ける発言、行動:1点
・ セッションの進行を助けた:1点
・ 場所の手配、提供、連絡、スケジュール調整:1点

GM:よいロールプレイ、他PLを助ける言動、セッションの進行、いずれも1点ずつどうぞ!
黒宮浩貴:21+3で24かな?
GM:そして、手配提供は、今回はホストしてくれたすがたけさんに!
 (格差をつけて、ホストをしたがる人を増やす計画!)
黒宮浩貴:あ、23だ間違えた
十野深夜:では、わたしは22+5で27点ですね
GM:というころで、経験点も受け取っていただいたところで、セッション、コンプリートでございます。
 改めてありがとーございましたー!(そしてジャンピング土下座
黒宮浩貴:お疲れ様でしたー!
十野深夜:ありがとうございました!日ごろヌルいセッションしてたのがよくわかりました!
GM:いや、ちょっとデータ周りは、間違え気味でした、実際。
十野深夜:現在転がしているキャンペーンの敵が『プロフェッサー』だからといってヌル、というのは頂けないな、と<そのボケは90年代のサンデー読者にしかわかんないよ!
GM:「単体高火力」と「全体低火力」のどっちにするか決める過程で迷ったまま、全体高火力になってた、とか。青き悪魔は、多分歪みの領域か、3LVかのどっちかが適性だとか。(最新版が何故か4LVになってるからそーしてるけど
十野深夜:(実は全体低火力だったよな、という高ダメージ帯のGMの顔
黒宮浩貴:ガード反撃が正直きつかったなぁ…ガーブレ形でも入れるべきだっただろうか
GM:情報収集に経験点と侵蝕率を使わせ過ぎたとか。
 あと、そもそもプレイヤー人数が少ないとリカバー効かないから、いつも以上に甘めに見積もらなきゃいけない、とか。単純に、4人を3人に減らすのと同じバランスで数字弄ってるから……。
十野深夜:ですねー。二人PTで《燃える魂》はちょっと絶望感が半端なかった。で、PLのダメージダイスが空気を読まないのが絶望感に輪をかけて、拍車をかけて、鞭も入れてたりもしてw
 愚者の黄金使ったのに無茶苦茶ダイス目腐ったりしやがったのがひどかったですw
GM:色々と申し訳なかったデス。Sロイスの取得を勧めるのを忘れる、みたいなマスタリングのミスもあったし。
 この時間を、ドブに捨てたなあ、と思わないで貰えれば幸いであります。 というぐらいの感じです。(汗
黒宮浩貴:賢者の石もあんまり運用したことのないデータだったので中々勉強になりましたw
十野深夜:ともあれ、リプレイではその辺りも反省込み込みで収録しますよぅ
GM:ぎゃー!
黒宮浩貴:うおー
十野深夜:こーいった失敗もあるからセッションというのは心に刻まれていくもんですからね

――拙サイトのリプレイを見ている方には判ると思いますが、失敗したセッションのリプレイだろーと載せているのはそういう理由からです。そして、今回のセッションは多少のルーリングミスがあったとはいえ、『プレイヤーに逃げられている』という結果も出ている拙サイトに掲載されている数々の失敗セッションに比べたら遥かに楽しいセッションでした。

GM:あと、情報収集で侵蝕率が上がった分も、大きいと思うの! の!
黒宮浩貴:こっちは全体的に低かったような気がしないでもないような(汗)
GM:あとは、賢者の石と愚者の黄金にまつわる葛藤とか、その辺を楽しんでさえもらえれば……。
十野深夜:あとは、傲慢にプライド高く終わりながらも、全てが済んでから涙を浮かべて始末書書いてるチルドレンの姿も思い浮かべてくれれば!
黒宮浩貴:ちょwww
十野深夜:機密の漏洩で十分に懲罰モンではありますしw
黒宮浩貴:まぁ冗談とはいえ突き出そうとしましたしね、こっちw
十野深夜:それに、UGNへの忠誠心も高いから、そーいった所は絶対に緩めないだろうし(笑)
 ともあれ、面白かったです!
黒宮浩貴:同じく!
GM:それがきければ、はい。 幸いです。
十野深夜:いやはや、刺激とか勉強とかになりました。
黒宮浩貴:ですです。さて私はこれにて失礼しようと思います。
GM:あ、はい。
黒宮浩貴:お疲れ様でしたー、またの機会がありましたらそのときに。
GM:是非、ちゃんとデータ周り直したら、GMやってみてつかーさい(汗
黒宮浩貴:き、機会がありましたらでw では
GM:あーもー、本当はここですぐおねがいしゃーっす、ってなる予定だったのに(汗
 では、ありしたー!

――どうしよう……反省しまくってるクレアさんには悪いけど、『このパワでも存外PT生き残れる!』『よし!チキンレースだ!』と思うのが先に来てしまう!

十野深夜:お疲れ様でしたー

 ――という訳で、GMに送って頂いた修正後のシナリオがこちら。是非読み比べたりセッションしたりしてみてください。